タイの伝統カキ養殖をデザインとエコツーリズムで蘇らせるAngsila Oyster Scaffolding Pavilion
タイ・バンコクから60kmほど離れたチョンブリー市の沿岸地域に位置する、歴史的な漁村アンシラ。約1世紀前の街並みが残るこの小さな町の沖合に浮かぶ、あるものが今世界から注目を集めている。 赤い屋根と巨大で繊細な竹の足場が特…
タイ・バンコクから60kmほど離れたチョンブリー市の沿岸地域に位置する、歴史的な漁村アンシラ。約1世紀前の街並みが残るこの小さな町の沖合に浮かぶ、あるものが今世界から注目を集めている。 赤い屋根と巨大で繊細な竹の足場が特…
ロンドンからローカル線で南へ1時間ほど行った場所に、「Lewes(ルイス)」という地域がある。人口は埼玉県と同等で、5つの町と2つの村で構成されている。 そのなかで庁舎がある比較的大きな町が「ルイス」だ。地域の名前にもな…
「今日はここに宿泊してもらいます。ベッドは1つ。狭いけど、仲良く寝てね。」 2023年7月。とある知り合いの紹介で、ケニアに住むマサイ族の家に1週間ホームステイをさせてもらうことになった。参加したのは、7日間でマサイ族の…
「泊まるだけで社会貢献ができる次世代のエシカルホテル」があると知り、どうしても実際に泊まってみたくなった。 Livhubで以前も「バリ島ウブドに旅立とう。心で ”良さ” を感じるエシカルホテル「Mana Earthly …
イングランドの首都ロンドン中心部にある「大英博物館」や「ビック・ベン」からほんの少し東側に行くと、テムズ川沿いに「Temple(テンプル)」という小さな地下鉄の駅がある。 テンプルは司法機関が集まる歴史ある司法地区。なか…
「アフリカは発展していない場所だから、十分気をつけて行ってきてね…」 今年90になる祖父が、旅立つ孫を心配して弱々しい声でこんなことを言った。 孫である私は自信満々にこう答えた。 「大丈夫!最近はアフリカもす…
筆者は母国の日本と同じくらい、または時に上回るほどイギリスが好きだ。 きっかけは今から約9年前、英語習得の為に初めて単身イギリスへ渡航し約1ヶ月間を過ごした際に遡る。 当時は特にイギリスにこだわりがあった訳ではなく、単に…
私たちはなぜ旅を求めるのだろう。 これまで絶えることのなかった観光の波がコロナ禍で突然ストップし、そこから再びゆっくりと動き出したこの一年。これまでの旅を振り返り、これからの旅について考えた人も多いのではないだろうか。 …
日本でサーキュラーエコノミーの実装を目指す「Meguriwa(めぐりわ)」とバングラデシュで文化遺産の保全活動を行う「Huda Mohammed Faisal(フダ・ムハマド・ファイサル」が互いの感性と技術を交換しながら共同で行う2国間のプロジェクトブランド「Revival(リバイバル)」をスタート。ファッション産業の健全化、消えゆく伝統産業の保全、作り手である女性の自立を支援していく。
「この国の人たちを幸せにしているのはコーヒーとアルコール、そして自然じゃないかな」 「きのこ狩りは自然と触れ合う文化の象徴とも言えるね」 北欧といえば幸福度ランキングの常連国。そんな国に移住した友人がこんなことを言ってい…
タイ・チェンマイの市内からそう遠くない郊外に見つけた、一風変わった宿泊施設「Leafy Greens Chiangmain」。チェンマイのニマンヘミンにある高級感あふれる巨大ショッピングモールより、タクシーで10分もから…
動物園、水族館、サファリ、サーカス。タイでゾウ乗り、エジプトでラクダ移動など、旅先で何らかの方法で動物とふれあう「アニマルツーリズム」は、多くの人が経験したことがある旅中の体験の一つだろう。悠然とした動物たちの姿は目にす…
日本ではデジタル庁が発足し行政手続のオンライン化が進められており、2023年にはパスポートの更新申請がオンラインで出来るようになった。海外に目を向けてみると、やはりパスポートのDX(デジタルトランスフォーメーション)が進…
爽やかな朝。鳥のさえずりを聞きながら、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、ビーチを目指して草原を軽やかに走り抜ける。 大自然の中で思い切り体を動かし、湧き上がる自然への敬愛と多幸感を存分に味わいながら、自分自身の心と体を満…
北欧デンマークの首都コペンハーゲン。 小さなこの国の中心に「クリスチャニア」と呼ばれる自治区がある。 2023年10月、私はとある好奇心に突き動かされ、少し歳の離れた友人を訪ねにクリスチャニアに足を運んだ。 幸福の国の楽…
タイ・チェンマイの中心地、旧市街やニマンヘミンから車で30~40分ほどかけてたどり着くビストロ「Saiun Bistro Sake & Wine」。観光スポットとして訪れるには少し遠いものの、チェンマイらしい風景…
2023年8月、西アフリカの国ガーナの首都アクラを訪れた。 現地に着き、一息ついてから、近くの海岸を少し歩いてみることにした。波の寄せる音が響く。 足を進めるとすぐに異様な物体が目についた。これまで一度も目にしたことのな…
ポストラグジュアリーとは何なのでしょうか。これからの豊かさ、これからの良きお金の使い方を体現したようなマレーシアのエコリゾートホテルを紹介します。
「あなたも踊りなさい!さあこっちに来て!」 見知らぬ女性に手を引かれ、私は踊りの輪に飛び込んだ。 お腹の底に深く響く太鼓の音。 全身を使い何かを表現する激しいダンス。 色とりどりのアフリカ布を身に纏った人々。 一面の笑顔…
2023年を通して、タイ北部の都市チェンマイに半年滞在する私がタイ語を学びたいと思った理由。
色々な店に一度ずつ訪れるよりも、旅先でも日常でも、同じ店に日々通い続けることに魅力を感じる。カフェやレストランなど、毎日同じ人と顔を合わせるうち、その人の日常に私が居ることが徐々に普通になり、その人も私の日常の一部になっ…
年単位で一ヶ所に滞在してリモートワークをしたいなら、「ノマドビザ」という選択肢を検討してみては?この記事ではノマドビザ取得時の心得や、タイやスペインなど数カ国のノマドビザについて解説する。
「旅は自分だけでなく訪れる場所や人々、そして地球にとっても良いものであるべき」という考えを広めようと2011年から活動してきたレスポンシブルトラベルのパイオニア「Responsible Travel」を紹介します。
2023年8月、ハワイ州マウイ島で大規模な山火事が発生した影響で、島西部のラハイナが壊滅的な被害を受けた。山火事被害からの復興に向けた支援プロジェクトが広がりを見せている。遠くからでも私たちがマウイ島を応援できる手段の1つとしてご紹介する。マウイ島への旅行延期を呼びかけられている今こそ、日本からマウイ島を支援してみてはいかがだろうか。
「旅」という言葉を聞いて、イメージするものは人それぞれだ。 アジアの繁華街を歩くバックパッカーを想像する人もいれば、パリやニューヨークなど大都会のカフェでパソコンを広げるノマドワーカーを想像する人もいるかもしれない。 筆…
世界最高峰ヒマラヤの山麓に、現代の生活に疲弊した人々が羨望のまなざしを向ける天空の秘境がある。 ブータン王国はコロナ禍に伴う外国人旅行客の制限を2022年9月に解禁。それに伴い一人一泊65米ドルだった観光税を200米ドル…
もし次の旅行をサステナブルにするとしたら、どんなホテルを選び、どんなレストランで食事をして、どんな店を訪れるだろう? まだ訪れたことのない場所で、サステナブルな選択肢をみつけることは簡単ではない。そもそも、どんなスポット…
4年ぶりに、ほんの少し、たった数ヶ月だけ日本を出て海外(タイとベトナム)に滞在した。たったそれだけと思っていたけれど、久しぶりに戻った日本で改めて思い知ったことがたくさんあったのでここに記そうと思う。 まず感じたのは、「…
旅とカルチャーは切っても切り離せない。衣食住をはじめとするその土地だけのリアルな文化を、異国情緒として自己の文化と比較しながら一つ一つ味わうことが旅の醍醐味でもある。 イギリス発の「TRIPPIN」は、世界中の文化とクリ…
「海外に住むのが夢」「今しかできないことがしたい」など、日本を飛び出して新しい経験を積みたいと考える人たちに人気のワーキングホリデー制度。今回は、ワーキングホリデーに関してよくある10個の質問とその回答をまとめました。
米国ニューヨーク市のブルックリン区にある「Wythe Hotel(ワイスホテル)」は、同市初となる「Regenerative Travel(リジェネラティブ・トラベル)」に加盟する宿泊施設となった。Regenerativ…
誰もが訪れる観光地を素通りし、オーセンティックでローカルな場所へ向かい、地元のコミュニティと直接触れ合い、現地の伝統や生活を肌で感じる。 「着地型観光」とも呼ばれるコミュニティツーリズムは、”そこでしかできな…
カラッと晴れた夏のヨーロッパ、乾季の東南アジアなど、その土地のベストシーズンを味わう旅はもちろん格別だ。しかしオフシーズンにはまた、その時期ならではの魅力が人知れず眠っている。 イギリスとオーストラリアに拠点を置く「Lo…
旅でもノマドライフでも日常生活でも、私がいつもするのは「同じ場所に通う」こと。 同じ店に通い、「馴染みの客」になることで、気づけば彼らのオフの時間を一緒に過ごしたり、おうちにお邪魔したりと、客と店員という垣根を超えた付き…
多拠点生活やノマド暮らし、ワーケーションなど、自宅やオフィスに縛られず移動しながら暮らすスタイルを選ぶ人が、政府による働き方改革の推進や、コロナ禍で働き方の見直しなどにより増えてきています。 前回執筆の記事「海外ノマド」…
アフリカ地域への旅行というと、どんなイメージが浮かぶだろうか。大自然や野生動物との触れ合いをイメージする人もいるかもしれない。もし、ホテルにいながら野生動物を間近で見れたら、楽しそうだ。 イタリアとトルコに拠点を置く建築…
タイの北にある古都・チェンマイは2023年3月半ばから4月にかけて、不名誉な世界一を更新していた。 それは、野畑焼きや山火事により発生する微小粒子状物質PM2.5に起因した大気汚染である。チェンマイは大気汚染がひどいこと…
透明感のある風が流れ木々を揺らし、柔らかく砕けるような音色を奏でながら、首元に触れる。 緑の中に佇み、自然と目を閉じて深呼吸をしていると、胸の鼓動が一定のリズムでゆっくりと身体全体に響くのを感じる。 コロナ禍では、感染が…
普段見ない景色、会わない人、聞かない言語。 海外に旅に出ると、こういった非日常が楽しめるのはもちろん、時には価値観や人生観をも揺るがされることがある。それゆえ、旅行中はできる限り多くのことがしたいと思うのは自然なことだ。…
「ノマド」という言葉を聞いて、どんな情景を思い浮かべるでしょうか? もともとノマドとは放浪する人、という意味合いの言葉ですが、今では、場所を選ばない働き方をする人、つまり身軽に拠点を移しながら働く人たちを称して「ノマド」…