タイ・チェンマイ在住者おすすめ、サステナブルスポット【建築・場編】
旅は感情を豊かにする。驚き、畏敬の念、喜び、切なさ、そうした感情をあわせもつ自分への気づき。旅や、旅から得られる気づきを、こよなく愛しているからこそ、「人類がこの先も、旅ができる世の中であればいいな」と心から思う。筆者に…
旅は感情を豊かにする。驚き、畏敬の念、喜び、切なさ、そうした感情をあわせもつ自分への気づき。旅や、旅から得られる気づきを、こよなく愛しているからこそ、「人類がこの先も、旅ができる世の中であればいいな」と心から思う。筆者に…
2022年、世界中で巻き起こった新型コロナウイルスのパンデミック。目に見えない未知のウイルスが、人々を恐怖と不安に陥らせた。そんなときに生まれたのが、「いのちをつなぐ学校」。感染症から命を守る知恵から、生命科学の歴史や最…
旅は感情を豊かにする。驚き、畏敬の念、喜び、切なさ、そうした感情をあわせもつ自分への気づき。旅や、旅から得られる気づきを、こよなく愛しているからこそ、「人類がこの先も、旅ができる世の中であればいいな」と心から思う。筆者に…
「美しいものを見つけてください」 ボルネオ島での旅の始まり、「いのちをつなぐ学校」の校長であり、生物学者の福岡伸一先生(以下、フクオカハカセ)は私たちにそう言った。それから、こう続けた。 「何を感じたかを心に刻んでくださ…
沈みゆく太陽が靄に包まれた空に重なり、映し出された薄桃色の世界。ある夕暮れ時、熱帯雨林で見舞われたスコールの合間に現れた景色だ。 小さな頃、図鑑で見たウツボカズラ、恐竜の世界にタイムスリップしたかのような巨大なシダ、葉の…
旅行のあり方は、時代とともに変化する。今、ただ「人気だから」「ガイドブックで見たから」という理由ではない、新たな旅のきっかけや観光に着目する人が増えているようだ。 コロナ禍を経て18~29歳のいわゆるZ世代の間では、地域…
画像引用:八ヶ岳サステナブル・フォレストツアー 公式HP 人生でいつかしてみたいことに、「桜前線を追いかける旅」がある。はかなく散ってしまう桜を、もっともっと長く見ていたいのだ。ソメイヨシノの桜前線とともに北上すれば、3…
2024年11月28(木)、29(金)、30(土)の3日間、京都・梅小路にてカンファレンス&フェスティバル『都市と循環』が開催される。 『都市と循環』は、「都市と循環」実行委員会(窓口/R不動産株式会社)が手掛け、「循環…
本が好きな人にとって、本屋は癒しの空間だ。数多く並んださまざまな本にワクワクし、一日中いろんな本を手にして過ごしていたいと思う人もいれば、本好きが高じて、小さくてもいいから本屋をオープンさせたいという夢を持っている人もい…
何年か前からずっと、訪れてみたいと思いながら叶っていなかった場所があった。 「雲ノ平」 名を聞いてその地の美しさが目に浮かぶ人は、山登りがお好きな方だろうか。風景写真がお好きな方だろうか。 地上に存在する、楽園のような景…
最近耳にするようになった「二拠点居住」というキーワード。何となく気になっているけど、どこで、そしてどうやって始めたらいいのだろう? そんな悩みを持つ方には最適なイベントがこの秋、古くから保養地としての歴史を持つ茨城県大洗…
森林が織りなす豊かな景観を体全体で味わいながら、日本の美しい村の未舗装の林道を自転車で駆け抜ける。 そんな体験を満喫できるイベントが、10月27日に長野県中川村にて開催される。一般社団法人国際自転車協会が主催するこのイベ…
埼玉県小川町は、東武東上線で池袋駅から1時間あまりの場所に位置する。外秩父の山々に囲まれた盆地に位置しており、「武蔵の小京都」の別名で呼ばれることもある。約1300年前より作られてきた名産の小川和紙は国の重要文化財で、2…
青空の下で色とりどりの花々を咲かす木々、あたたかな風が運んでくるプルメリアの甘い香り、きらきらと輝く寺院でのんびりと寝ている猫。 タイ北部にある都市・チェンマイは、山々に囲まれたのんびりとしたタイの第二の都市。最近ではデ…
現代社会は、忙しさとストレスで満ち溢れている。職場や家庭での役目を果たすべく日々奔走し、パソコンやスマホを開けば、SNSやネットニュースから流れる情報の波に圧倒され、心身ともに疲れ果てている人も多いだろう。しかし「休んだ…
都内の渋滞を抜け出すのに時間がかかり、気づいたら辺りは真っ暗に。街灯すらない夜の道を走らせていくと、白線状に何かが“ある”のに気づく。生き物?それとも物?スピードを落としてゆっくり近づくと、二つの目が光った。 フクロウ……
心が揺さぶられ、日々のなかで無意識に抑圧していた、切なさや恋しさが湧いてくるような、いわゆる“エモい”旅をしたくなることがある。 筆者の場合、その感情は、心の引き出しの奥にしまっていた過去のできごとを、ふと何かの拍子に思…
旅行需要の拡大と旅行業の健全な発展などを目的に活動する一般社団法人日本旅行業協会は、2023年より「JATA SDGsアワード」を開催している。 JATA SDGsアワードは、旅行業界におけるSDGs達成を促進するための…
「ようこそ!さあ家の中に入って。早く早く!」 ローマ郊外のとあるマンションの一室。下半身を扉で隠しながら私とパートナーを出迎えてくれたのは、素っ裸のおじさんだった。 文字通り素っ裸。その身に纏っていたものは眼鏡だけだった…
南米、ペルーの歴史的首都であるクスコ、その意味は「へその緒」、または「世界の中心」であり、インカ帝国の首都であると同時に、当時のアンデスの世界の最も重要な聖なる都市である。こんな歴史的な聖地でもあるクスコの街に着いて、ま…
徳島県・三好市。日本三大秘境である祖谷渓谷があるまちに、この春から1ヶ月ほど滞在している。人が住めないような険しい山奥にひっそりとたたずむ集落、桃源郷かと錯覚するほど透きとおった川、手付かずの大自然。ここではどこを見渡し…
「秘境」-外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域。 日本を旅していると、まさにここは秘境なのでは?と感じる場所にたくさん巡り合う。森、川、山、渓谷といった四季折々で表情を変化させていく自…
千葉県のとある場所に、牛と人と自然が穏やかに交差する施設がある。人に対しても自然や動物に対してもやさしく、あたたかな気持ちになれる、そんな場所だ。 2020年、キャンプ場やマルシェ、イベントスペースなどの機能を備えた新た…
※本ツアーはお申込みを締め切りました。 いま世界中の有名観光地が、軒並み「オーバーツーリズム」と呼ばれる現象に喘いでいる。 「オーバーツーリズム」とは、日本では「観光公害」とも言われ、特定の観光地において、訪問客の増加が…
滋賀県高島市は、琵琶湖の北側に位置し、森林が70%以上を占める、昔ながらの原風景が広がる山、川、湖のめぐみ豊かな田舎まち。 わたしがこの地をはじめて訪れたのは、数年前のあるゴールデンウィークの日だった。びわこ箱館山に日帰…
ウズベキスタンの首都、タシケントの穏やかな住宅街で私とパートナーを出迎えてくれたのは、パートナーが大学時代を共にした友人とその家族たち。ご両親や弟家族など、総勢十数人が私たちを歓迎してくれた。 「いらっしゃい!今はラマダ…
晴れの国、おかやま。 瀬戸内の温暖な気候にめぐまれ、穏やかに吹く風で深いブルーの海はきらめき、晴天の空では野鳥たちが自由気ままに飛び交う。瀬戸内海を背に内陸へ30分ほど車を走らせれば、歴史ある倉敷の古い街なみが広がる。柳…
アマゾンでは今でも毎日のように新種の動植物が見つかっている。考えるだけでワクワクし、熱帯雨林を探検してみたいと思う人もいるだろう。 一方で現在、人間活動に起因した種の絶滅は、過去とは比較にならない速度で進行しており、ネイ…
「世界一周してみて、どの国が1番良かった?」 かつて世界一周旅行を経験した友人に聞いてみたことがある。 「イランだね!間違いなく。あんなに優しく親切な国は見たことがないよ」 イランといえばアメリカと仲が悪く、謎に包まれた…
雨が降るとジメジメ。なんだか憂鬱な気分になる。 朝起きても「今日も雨か、はぁ…。外に出たくないな」 何となく身体が重たい、心が晴れない、そんな気分になる梅雨。 梅雨の不調は「湿邪」が原因? 梅雨は体調不良になりやすい、そ…
富山県南砺市(なんとし)は、2024年11月に発足20年を迎える自治体だ。山間部の世界遺産「五箇山の合掌造り集落」には、国内外からたくさんの人が訪れている。田んぼにポツポツと民家が点在する散居村(さんきょそん)も約700…
「インドに行って本格的なヨガ修行をしたい!」 ヨガやインドに多少興味がある人なら一度はそう考えたことがあるかもしれない。 私もコロナ禍でYoutubeを観ながらヨガを始め、コロナが明けて世界一周旅に出ると決めた時にその考…
誰かが話し始めた、旅先での何気ないエピソード。以前に同じ場所を訪れたはずなのに、人から話を聞くとまったく違う印象だった経験はないだろうか? 「あの商店街にそんな定食屋あったんだ…」「あの山、そんな絶景ルートあった?」「あ…
今日、街中を歩いていた道や、運転中に通っていた道を思い出してほしい。その足元には、おそらくアスファルトが敷かれていたのではないだろうか。その固く均一な道路は、安全で快適な移動を可能にした一方で、その土地の地形や土壌の特徴…
北アルプスの最奥部、中部山岳国立公園内、黒部源流域の標高2,600メートル付近に位置する溶岩台地、雲ノ平(くものだいら)。 どこから歩いても、たどり着くまでに1日半を要するというアプローチの長さ、そして北アルプスの中でも…
よく晴れた空、風に揺れる草木、オシャレなカフェ。 私たちは日々、スマホで写真を撮る。 そのうちのいくつかは加工されてInstagramにアップされ、自分という存在を飾る。あまり上手く撮れなかったものはスマホのなかでただた…
世界を旅していると、その国の魅力を発見するとともに、母国である日本の良さにも気付かされる。 秒速5センチメートルで桜が舞ううらうらとした春、すいかに風鈴、線香花火が心をくすぶる夏、月明かりのもと紅に輝く葉がみのる秋、雪の…
空港から一歩出ると、少しひんやりとした澄んだ空気が私を包んだ。太陽の優しい日差しのおかげで、寒さは感じない。まずは深く深呼吸をしてみる。 私が直近3週間滞在していたのは、大気汚染が酷いと言われるインド。肺いっぱいに澄んだ…
魯肉飯、小籠包、熱々の豆乳スープ鹹豆漿に揚げパン……。 日本でも台湾料理専門店が各所にオープンするようになり、台湾に行かずとも湯気とともにある美味しい台湾料理にありつける機会が増えた。それでもまだまだ台湾の食の、奥は深い…
「朝ごはんほど大切なものはない。良い朝は良い一日だから」 あるゲストハウスの小さなキッチンでエスプレッソを一杯、バゲットに生ハムとチーズを頬張りながら彼は言った。静かなのに独りではない空気を持つ人だと思ったのをよく覚えて…