
街のリビングルーム「SOIL Setoda」で味わう、旅と暮らしの間の時間
旅先で目に映る、ふだんの日常とは違った風景。きっと山の近くに住んでいる人とっては、青い海と白い砂浜は非日常だし、海の近くに住んでいる人にとっては山々が織りなす美しい稜線は非日常なはず。 ただ非日常に見える旅で訪れた先にも…
旅先で目に映る、ふだんの日常とは違った風景。きっと山の近くに住んでいる人とっては、青い海と白い砂浜は非日常だし、海の近くに住んでいる人にとっては山々が織りなす美しい稜線は非日常なはず。 ただ非日常に見える旅で訪れた先にも…
所狭しと積み重なる鍋。皮が剥かれた山盛りのレモン。暗がりのなかの小さな一台のガスコンロ。大きな包丁に洗ったばかりの数本のごぼう。食器棚のうえの1本の真っ赤な薔薇。
言葉も文化も異なる行ったこともない世界の国々のキッチンには、今日もそれぞれ湯気がのぼる。
ある家では冷たい空気のなかでりんごが煮立ち、ある家では薪のうえの大きな鍋でパエリアが焼かれ、ある家では見たこともないような大きな平鍋でさつまいもが茹で上がる。
見覚えのない異国の台所にいつもあるのは、優しく力強い手。
世界のキッチンからお母さんが私に語りかける。
「毎日いろいろあるよね。でも、美味しいもの作って食べて、今日も生きましょうよ」
北アルプス乗鞍岳の麓に位置するリゾートホテル「休暇村乗鞍高原」は、乗鞍・上高地を中心に活動しているアウトドアスクール「ノーススター」とタイアップして、E-MTBを使ったツアーをセットにした宿泊プランを販売。乗鞍高原の絶景スポットまで国立公園初のオフロードサイクリング。他では味わえないアドベンチャーが体験できるプランとなっている。
カラッと晴れた夏のヨーロッパ、乾季の東南アジアなど、その土地のベストシーズンを味わう旅はもちろん格別だ。しかしオフシーズンにはまた、その時期ならではの魅力が人知れず眠っている。 イギリスとオーストラリアに拠点を置く「Lo…
合同会社Areteは、山梨県都留市に宿泊施設『郷音〜G.O.A.T〜(ゴート)』を2023年3月にグランドオープン。コンテナ型の一棟貸切プライベートヴィラになっており、予約からチェックインまで非接触で利用できる。また、全施設が太陽光パネルで自家発電した電気を使用し、サウナは薪ストーブを使用することでカーボンニュートラルを実現している環境にやさしい宿だ。
旅でもノマドライフでも日常生活でも、私がいつもするのは「同じ場所に通う」こと。 同じ店に通い、「馴染みの客」になることで、気づけば彼らのオフの時間を一緒に過ごしたり、おうちにお邪魔したりと、客と店員という垣根を超えた付き…
旅は人を豊かにする。 あらゆる国へ出かけると、その地その地で見える景色や現地の人の慣習など、さまざまなコトが異なる。あまりにも違いすぎてカルチャーショックを受けることもあるだろう。しかし一方で、そうした刺激が凝り固まって…
ひとりが好きだ。 ご飯を食べているときに、ふとアイデアを思いついたり、 散歩をしているときに、偶然見つけたお店にふらっと入ったり、 旅をしているときに、初めましての人と意気投合したり。 ひとりだと誰かといては気付けないこ…
梅田スカイビル地下1階「新梅田シティ・中自然の森」で2023年5月26日(金)~6月4日(日)の期間中、ゲンジボタルの放流を行う。今年で27回目を迎える「ホタルの放流」は、新梅田シティの初夏の風物詩として親しまれているものだ。生命の尊さと美しさを同時に儚さを教えてくれる蛍の淡い光。都会のど真ん中にある森で、自然の光に癒されてみてはいかがだろうか。
株式会社Ako internationalは、アコウの木を救い、素晴らしい自然体験と、英語学習を一緒にできるグローバル・ゲストハウスをつくるクラウドファンディングに挑戦中。五島市大浜の集落を見守ってきた「アコウの大樹」を守り、地域の活性に繋げる移住者の取り組みが注目されている。
多拠点生活やノマド暮らし、ワーケーションなど、自宅やオフィスに縛られず移動しながら暮らすスタイルを選ぶ人が、政府による働き方改革の推進や、コロナ禍で働き方の見直しなどにより増えてきています。 前回執筆の記事「海外ノマド」…
生きることは、食べること。 食べることは、生きること。 現代社会において、「命の尊さ」を学ぶ機会はなかなか少なく、普段何気なく口にしている肉や魚に命があることを日常的に考えている人は、果たしてどれくらいいるのだろうか。「…
カラッと晴れた夏のヨーロッパ、乾季の東南アジアなど、その土地のベストシーズンを味わう旅はもちろん格別だ。しかしオフシーズンにはまた、その時期ならではの魅力が人知れず眠っている。 イギリスとオーストラリアに拠点を置く「Lo…
旅でもノマドライフでも日常生活でも、私がいつもするのは「同じ場所に通う」こと。 同じ店に通い、「馴染みの客」になることで、気づけば彼らのオフの時間を一緒に過ごしたり、おうちにお邪魔したりと、客と店員という垣根を超えた付き…
ひとりが好きだ。 ご飯を食べているときに、ふとアイデアを思いついたり、 散歩をしているときに、偶然見つけたお店にふらっと入ったり、 旅をしているときに、初めましての人と意気投合したり。 ひとりだと誰かといては気付けないこ…
多拠点生活やノマド暮らし、ワーケーションなど、自宅やオフィスに縛られず移動しながら暮らすスタイルを選ぶ人が、政府による働き方改革の推進や、コロナ禍で働き方の見直しなどにより増えてきています。 前回執筆の記事「海外ノマド」…
未知の世界に触れるのは、少し億劫だけどわくわくするもの。新たな世界へ勇気を出して踏み出せば、世界が広がったり、思いがけない出会いがあったりする。 筆者にとって、この未知の世界は「インドネシア語」だったかもしれない。日本語…
タイの北にある古都・チェンマイは2023年3月半ばから4月にかけて、不名誉な世界一を更新していた。 それは、野畑焼きや山火事により発生する微小粒子状物質PM2.5に起因した大気汚染である。チェンマイは大気汚染がひどいこと…
透明感のある風が流れ木々を揺らし、柔らかく砕けるような音色を奏でながら、首元に触れる。 緑の中に佇み、自然と目を閉じて深呼吸をしていると、胸の鼓動が一定のリズムでゆっくりと身体全体に響くのを感じる。 コロナ禍では、感染が…
普段見ない景色、会わない人、聞かない言語。 海外に旅に出ると、こういった非日常が楽しめるのはもちろん、時には価値観や人生観をも揺るがされることがある。それゆえ、旅行中はできる限り多くのことがしたいと思うのは自然なことだ。…
「ノマド」という言葉を聞いて、どんな情景を思い浮かべるでしょうか? もともとノマドとは放浪する人、という意味合いの言葉ですが、今では、場所を選ばない働き方をする人、つまり身軽に拠点を移しながら働く人たちを称して「ノマド」…
働く人の42%が燃え尽き症候群に陥っている(※1)。そんな調査結果がある今日この頃。中国では近年、仕事に疲れた若者の間で、寺に泊まることが人気を博しているという。 同国メディアのチャイナ・デイリーによると、若者はお寺で禅…
今、タイの南にある観光が主産業だけれど騒がしくはなく、とてものどかな町「クラビ」にいる。 私にとっては2019年のニューヨーク以来、4年ぶりの海外となった。 実はクラビには過去に世界一周をした時と、その5年後に二度訪れた…
外国人を見かけることすらない日本の田舎で生まれ育った筆者は、周囲の人たちがみな日本人であること、耳に入る言語が日本語であることが当たり前だった。 全員同じような肌の色をしていて、同じ日本語を話す。そのような環境で、「多様…
旅先で目に映る、ふだんの日常とは違った風景。きっと山の近くに住んでいる人とっては、青い海と白い砂浜は非日常だし、海の近くに住んでいる人にとっては山々が織りなす美しい稜線は非日常なはず。 ただ非日常に見える旅で訪れた先にも…
所狭しと積み重なる鍋。皮が剥かれた山盛りのレモン。暗がりのなかの小さな一台のガスコンロ。大きな包丁に洗ったばかりの数本のごぼう。食器棚のうえの1本の真っ赤な薔薇。
言葉も文化も異なる行ったこともない世界の国々のキッチンには、今日もそれぞれ湯気がのぼる。
ある家では冷たい空気のなかでりんごが煮立ち、ある家では薪のうえの大きな鍋でパエリアが焼かれ、ある家では見たこともないような大きな平鍋でさつまいもが茹で上がる。
見覚えのない異国の台所にいつもあるのは、優しく力強い手。
世界のキッチンからお母さんが私に語りかける。
「毎日いろいろあるよね。でも、美味しいもの作って食べて、今日も生きましょうよ」
2023年4月、日本で初めて「サステイナビリティ」という言葉を冠した学部「サステイナビリティ観光学部」が、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(以下APU)内に誕生する。 APUは、世界100以上の国・地域から集まる…
沖縄、宮古島、石垣島、西表島、奄美大島。 これらの島々を想像したとき、どんな情景を頭に思い浮かべるだろう。 青い空、青い海、陽気な音楽に、美味しいご飯。嗚呼、今すぐ飛んでいきたい… そんな楽園のようなイメージとともにある…
その神秘的な絶景から、「まるでウユニ塩湖のようだ」とSNSでも話題になった父母ヶ浜(ちちぶがはま)を擁する香川県三豊市。人口6万弱の街だが、その地には年間約50万人の観光客が訪れる。さらに注目すべきは地域外からの移住者の…
東京都民が東京の新たな魅力を体感・発掘して、都民みんなであしたの東京をつくっていくために、2022年度に東京都が行った参加型プロジェクト「あしたの東京プロジェクト」。 本プロジェクトでは、2022年9月に奥多摩町外にて「…