気候危機から冬を守る。環境団体POW JAPANが “グリーンなスキー場” を増やすためのハンドブックを公開
冬が近づくと、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむ準備をはじめる人も多いだろう。しかし、近年は気候変動の影響により、「雪が降らずスキー場をオープンできない」といった話をよく耳にするようになった。 2023年…
冬が近づくと、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむ準備をはじめる人も多いだろう。しかし、近年は気候変動の影響により、「雪が降らずスキー場をオープンできない」といった話をよく耳にするようになった。 2023年…
別荘サブスクリプションサービス「OURoom」を展開するわづくる株式会社と、ログハウストップシェアを誇る「BESS」が連携し、BESSで別荘を建てた個人所有のログハウスを利活用するビジネスモデルを開発。有効活用がされていない別荘を活用して住宅のサステナビリティ向上や複数拠点居住など新しいライフスタイルの提案を目指す。
旅は、楽しいものだ。旅は、ワクワクするものだ。 しかし、その旅に「サステナブルな」という言葉がつくとどうだろう。途端にどこか後ろ向きな、重責感や足かせをかけられたような感覚を感じる人も多いのではないだろうか。 とはいえ、…
宮城県角田市へ地域おこし協力隊として東京から移住した伊藤由紀さんは、今年の春に協力隊の任期満了となり、角田市へ定住。現在は「移住コーディネーター」として道の駅かくだを拠点に活動している。角田市に来て感じたこと、今後角田市にどんなことを期待するのか、移住者視点の考えを伺った。
「食べることは生きること」 人は水を飲み、食べ物を口にすることで生きることができている。人間にとって食は人の体をつくり、心を育む大切な営み。しかし、ふと考える。 当たり前のように口にしている食材はどこからやってきているの…
「日常を取り巻くあらゆることから解放されたい」 「日々の喧騒から遠く離れた空間に身を置きたい」 多くの人々がストレスからの解放を渇望している現代。 2023年に行われた旅の目的に関する消費者調査では、旅の目的として家族旅…
現代社会は、忙しさとストレスで満ち溢れている。職場や家庭での役目を果たすべく日々奔走し、パソコンやスマホを開けば、SNSやネットニュースから流れる情報の波に圧倒され、心身ともに疲れ果てている人も多いだろう。しかし「休んだ…
都内の渋滞を抜け出すのに時間がかかり、気づいたら辺りは真っ暗に。街灯すらない夜の道を走らせていくと、白線状に何かが“ある”のに気づく。生き物?それとも物?スピードを落としてゆっくり近づくと、二つの目が光った。 フクロウ……
長年にわたり日本の持続可能な取り組みを世界に向けて発信しているメディア「Zenbird(ゼンバード)」はこの度、活気あふれる東京での環境にやさしい旅行を促進することを目的とした英語のデジタルガイドブック「Sustaina…
パチパチパチッ……鳥たちのさえずりと共に聞こえてくる、薪が燃える音。 誰もいない森に包まれた空間で味わう、自分だけのヒーリングタイム。 静寂な森の中で、前へ進み踏みゆく足元から聞こえる葉の音。 そしてどこまでも続く地平線…
心が揺さぶられ、日々のなかで無意識に抑圧していた、切なさや恋しさが湧いてくるような、いわゆる“エモい”旅をしたくなることがある。 筆者の場合、その感情は、心の引き出しの奥にしまっていた過去のできごとを、ふと何かの拍子に思…
島国に住む私たちは、日本国外に出るためには飛行機という移動手段を取らざるを得ない。船という選択肢もなくはないが、飛行機の価格と利便性を考えると、その選択を取れる人はまだ多くないだろう。しかし、気候変動の問題が加速する現代…
「みんなもっと迷惑を掛け合って生きたらいいと思うんです」 気仙沼にあるゲストハウス「SLOW HOUSE @kesennuma」のオーナー・杉浦恵一さんは、そう言った。 東日本大震災の後、地元である愛知県から宮城県気仙沼…
旅行需要の拡大と旅行業の健全な発展などを目的に活動する一般社団法人日本旅行業協会は、2023年より「JATA SDGsアワード」を開催している。 JATA SDGsアワードは、旅行業界におけるSDGs達成を促進するための…
クラブツーリズム株式会社は、長野県生坂村および連携各社と共に新たな観光事業の一環として、いくさか『創造の森』を舞台とした「リジェネラティブ・ツーリズム」に取り組むことを発表。いくさか『創造の森』を舞台に、全6回のツアーを通じて参加者を「生坂村公式研究員(ネイチャーフェロー)」として認定する本プログラムは、生物多様性に関心のある方々に向けた新たな可能性を提供する。
「ようこそ!さあ家の中に入って。早く早く!」 ローマ郊外のとあるマンションの一室。下半身を扉で隠しながら私とパートナーを出迎えてくれたのは、素っ裸のおじさんだった。 文字通り素っ裸。その身に纏っていたものは眼鏡だけだった…
夏の海。キラキラと輝く青い海は、どこまでも透き通っている。波の音に耳を傾け、砂浜を裸足で歩く感触、海の透明な水に飛び込む瞬間は、日常の疲れを一気に洗い流してくれるだろう。 しかし、海を眺めて心に豊かさを感じる一方、人間が…
東京から気軽に行ける観光地として人気の高い、箱根。 温泉は然り、美術館や景勝地など四季を通じて魅力的なスポットが満載だ。 しかし一方で、現在懸念されているのが観光客の多さ。 観光事業を営む人たちにとってはありがたいことで…
貧困状態の人ほどコンビニで食事を済ませる、かつてそんな話がインターネットをにぎわせた。コンビニは便利だが、ほとんどの商品が定価販売だ。弁当類も決して低価格とはいえず、自炊をしたほうが安くすむはずだが、貧困に苦しむ人は疲弊…
南米、ペルーの歴史的首都であるクスコ、その意味は「へその緒」、または「世界の中心」であり、インカ帝国の首都であると同時に、当時のアンデスの世界の最も重要な聖なる都市である。こんな歴史的な聖地でもあるクスコの街に着いて、ま…
株式会社Luupは、バス・タクシー運転手の不足やオーバーツーリズム等に起因して発生する、地域住民の移動および観光客の二次交通の課題を電動マイクロモビリティによって解決し、まちや事業の価値向上に貢献する「LUUP for Community(ループ・フォー・コミュニティ)」の本格提供および申し込み受付を開始した。
徳島県・三好市。日本三大秘境である祖谷渓谷があるまちに、この春から1ヶ月ほど滞在している。人が住めないような険しい山奥にひっそりとたたずむ集落、桃源郷かと錯覚するほど透きとおった川、手付かずの大自然。ここではどこを見渡し…
「秘境」-外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域。 日本を旅していると、まさにここは秘境なのでは?と感じる場所にたくさん巡り合う。森、川、山、渓谷といった四季折々で表情を変化させていく自…
晴れた空に伸びる飛行機雲。見つけると嬉しくなる景色だったはずが、ある事実を知ってから残念ながら見え方が変わってしまった。 2022年のIPCC報告書(※1)では、航空による地球温暖化への影響の約35%は飛行機雲が原因であ…
千葉県のとある場所に、牛と人と自然が穏やかに交差する施設がある。人に対しても自然や動物に対してもやさしく、あたたかな気持ちになれる、そんな場所だ。 2020年、キャンプ場やマルシェ、イベントスペースなどの機能を備えた新た…
幼い頃、我が家にはゴールデンウイークに必ず箱根へ旅行するという習慣があった。 ロープウェイから見下ろす大涌谷のダイナミックな景観や、芦ノ湖のきらめきは今も忘れられない。帰りのロマンスカーで、車内販売にありがちなカチカチの…
奄美大島の北部エリアにある、奄美の豊かな大自然に包まれ、森と共生する環境共生型リゾート「MIRU AMAMI」。株式会社ADXと株式会社ネストアット奄美が共同で進めてきたこのプロジェクトにおいて、14室の新宿泊棟が202…
※本ツアーはお申込みを締め切りました。 いま世界中の有名観光地が、軒並み「オーバーツーリズム」と呼ばれる現象に喘いでいる。 「オーバーツーリズム」とは、日本では「観光公害」とも言われ、特定の観光地において、訪問客の増加が…
沖縄県恩納村の瀬良垣島にある「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」のレストラン、シラカチ 日本料理で「琉球和会席~TEEDA~」が2024年6月1日より提供開始。沖縄の食文化に触れ、ウェルネスな状態を体感頂けるサービスだ。
気仙沼駅を降り、バスに乗り換え、南気仙沼駅から徒歩10分。なだらかな坂の途中に、明るいオレンジと青の旗が見えてきた。ここは、宮城県気仙沼市にあるゲストハウス「SLOW HOUSE@kesennuma」だ。 のれんをくぐり…
「旅先で、サステナブルな行動を取りたいですか?」 何かの調査でこう質問されたら、あなたはどう答えるだろう。悩みつつも多くの人がおそらく「はい」と答えるのではないだろうか。実際の調査結果においても、この質問に対し、82%が…
滋賀県高島市は、琵琶湖の北側に位置し、森林が70%以上を占める、昔ながらの原風景が広がる山、川、湖のめぐみ豊かな田舎まち。 わたしがこの地をはじめて訪れたのは、数年前のあるゴールデンウィークの日だった。びわこ箱館山に日帰…
ウズベキスタンの首都、タシケントの穏やかな住宅街で私とパートナーを出迎えてくれたのは、パートナーが大学時代を共にした友人とその家族たち。ご両親や弟家族など、総勢十数人が私たちを歓迎してくれた。 「いらっしゃい!今はラマダ…
星野リゾートリゾナーレ熱海では、2024年7月22日~8月26日の毎週月曜日から1泊2日で漁師の仕事を本格的な体験を通して学ぶ「Fisherman’s Academy ~夏休みの自由研究~」を開催する。地元漁師や市場の協力のもと、漁に出て魚を獲り、獲った魚を市場に卸し、学んだことをワークシートにまとめ、自由研究を完成させることができるプログラムだ。5回目の開催となる今回は市場に出回らない未利用魚の活用方法を学ぶ体験が加わる。
長崎市は、日常の中に異文化が溶け込む街だ。 その背景には、江戸時代初期まで貿易港として、ポルトガル、オランダ、イギリス、現・中国など、世界中と交易が行われ、鎖国時代においても長崎だけはオランダと中国との交易が許可されてい…
晴れの国、おかやま。 瀬戸内の温暖な気候にめぐまれ、穏やかに吹く風で深いブルーの海はきらめき、晴天の空では野鳥たちが自由気ままに飛び交う。瀬戸内海を背に内陸へ30分ほど車を走らせれば、歴史ある倉敷の古い街なみが広がる。柳…
旅好きの人にとって、好きな場所を移動しながら仕事ができる環境は理想だろう。しかし子どもができて親になると、家庭内外での仕事に忙殺され、気軽に旅をするのが難しくなる。 デンマークの起業家であり、働きながら中国、フランス、ス…
私たちが、木に温もりを感じるのはなぜだろう。実際に木は熱伝導率が低く、金属を触ったときのようにひんやりすることもない。木製の家具や雑貨、ログハウスなどに抱くあのホッとしたような感覚は、温度だけのものではなさそうだ。 不規…
公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは、マンガ家やマンガに通じた研究者、編集者、アーティスト、書店員など計12名が、それぞれの視点で、生物多様性について描かれたマンガを選書し、その理由や選書した想いをエッセイとして書き下ろす「コミック・ダイバース(COMIC DIVERSE)」を開始した。
「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されている島根県・隠岐諸島。4つの有人島のひとつ、隠岐郡海士町(あまちょう)は人口約2,300人、1島1町の自治体だ。海に囲まれた豊かな自然は多くの人を魅了するが、交通や生活インフラなどに…