時空を超えた歴史体験。お城や文化財に泊まって建造物の未来をつなぐ「VMG HOTELS OWNERSHIP KEY」

旅の目的の1つになる歴史的建造物。
実は、持続的に活用していくために大きな費用がかかっている。
お城や歴史的邸宅に宿泊をし、非日常を体験しながら建物の未来を守る旅はいかがだろうか。

バリューマネジメント株式会社が運営する、歴史的建造物活用に特化したホテルとバンケットビジネスのブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES(以下、)」は城泊、ヴィラ、分散型ホテルでの宿泊を対象とした、VMG HOTELS宿泊会員権「VMG HOTELS OWNERSHIP KEY」を2024年11月15日(金)より公式サイトにて受付開始した。

これは、歴史的資源を後世に残し、地域社会の未来を支援することにつながる取り組みだ。歴史的建物物が人々に必要とされ、利用されることが持続的な保存と継承につながる1つの手段になる。

歴史的体験を社会貢献に

今回の新サービス「VMG HOTELS OWNERSHIP KEY」には、歴史的資源の保護が税収のみでは難しくなっていることが背景にある。人口減少や地方の過疎化・高齢化、若年層の労働人口流出など全国各地で起きている問題が歴史的建造物にも大きな影響を与えているのだ。

VMGではこの課題に対応するため、日本各地の城や文化財、名勝、自然公園などの歴史的建造物を活用し、観光まちづくりを推進する事業を展開。民間企業として収益化を図りながら、歴史的資源が持続的に活用される環境を創出し、その価値を次世代へと伝えることを目指している。

そして、VMGは長期的な支援を目的にしており、歴史的建造物や地域資産を「権利の分散所有」によって資産化し、多くの方に利用いただける機会を提供することで、共有・保護する仕組みだ。このアプローチにより、お客様は自分の都合に合わせてお得に宿泊を楽しむだけでなく、地域の歴史的資源を次世代に継承する社会貢献にもつながると考えている。

「VMG HOTELS OWNERSHIP KEY」3タイプの会員権

新サービスの会員権は、3タイプを用意。旅のスタイルによって選べるのでさまざまなシーンで活用できるだろう。

① 本物の城を貸切宿泊「キャッスルステイ」

2024年現在、日本全国に3つの城泊を実現。国が城泊を推進していることから、今後も拡大が予定されている。現在名城である、福山城(広島県福山市)、丸亀城(香川県丸亀市)、大洲城(愛媛県大洲市)に城泊が可能だ。

② 家族やグループで楽しむ一棟貸切「ヴィラステイ」

家族や仲間でのグループ利用におすすめ。歴史的建造物を一棟貸切することで、プライベートを大切にした宿泊が可能。伊賀上野の城下町や京都東山、大洲の城下町など周辺の見どころも多く観光にもぴったりだ。

③まちを巡り文化に触れる「分散型ホテルステイ」

まち全体がホテルというコンセプトで、まちに点在する歴史的建造物を活用し「暮らすように泊まる」体験を楽しんでいただけるホテルスタイルだ。

歴史に想いを馳せながら、未来への支援もできる特別な旅を体験してみよう。

【参照サイト】VMG HOTELS NFT OWNERSHIP KEY 公式サイト
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