キャンプを始めて以来、日々増えていくキャンプ道具。最近では整理や持ち運びが大変。道具をたくさん積めるキャンピングカーにも憧れるけど、毎月の駐車場代と維持費を考えると躊躇してしまう。
そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、シェアプラットフォームやサブスクのサービスをうまく活用すること。
今回の記事では、キャンプ道具やカーシェアを中心に、モノを購入しなくても便利にキャンプライフが満喫できるサービスをご紹介します。
キャンプ道具のシェア&レンタル
無数にあるアウトドアブランドとキャンプ道具の種類。購入の際には道具選びに悩みがちですが、レンタルなら気軽にチョイスできます。そして道具を整理したり、運んだりする手間も要らない道具レンタルやストレージサービスをご紹介します。
野遊びキャンプストレージ
「限られた自宅スペースをもっと有効に。キャンプを、もっと自由に」
国内人気アウトドアブランドのSnowPeak(スノーピーク)と、お手軽なトランクルームアプリを運用するSumally Pocket(サマリーポケット)が共同で開発したアウトドア製品の保管サービス。必要なときに取り出して、使わないときには預ける。しかもスマホ1つで簡単に管理ができます。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 1,320円/1ヶ月 |
利用料金 | 880円〜 |
公式サイト | 野遊びキャンプストレージ |
hinata レンタル(ヒナタ レンタル)
「必要なものをまとめてレンタル!手軽にキャンプを始めよう!」
国内最大級のキャンプメディア「hinata」が運営する、キャンプ用品レンタルサービス。初心者セットが充実していて、キャンプ場で受取、返却が可能です。法人利用も可。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 0円 |
利用料金 | 800円〜 |
公式サイト | hinata レンタル |
SOTOLIST(ソトリスト)
最短で前日まで予約ができるキャンプ用品専門のレンタルサービス。国内最大級の品揃えで1点からでもレンタルできます。また預け主が道具の貸出側となり、オーナー収益を得る仕組みもあります。レンタル用品として貸し出し、オーナー収益を得る。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 0円 |
利用料金 | 800円〜 |
公式サイト | ソトリスト |
キャンピングカーのカーシェア
最近では一般のキャンピングカーオーナーとユーザーをつなぐカーシェアサービスも増えてきました。サービスそれぞれに万が一の事故の際の自動車保険も用意されていて安心です。また一緒にキャンプ道具をレンタルできる車両もある為、使い方によっては道具を送付する手間が省けて便利。利用料金は各オーナーや車両によりそれぞれ価格帯が違うので、各公式サイトをご確認ください。
Carstay(カーステイ)
Carstayは、個人間のキャンピングカーのレンタル・カーシェアだけでなく、車中泊スポット・キャンプ場の予約やスペースシェアも可能。誰でもかんたんに、キャンプやVANLIFEを楽しむための車と場所を予約・登録することができます。キャンピングカーなどの車中泊/バンライフ仕様に特化したレンタル・カーシェアの車両登録台数が300台を突破(2022年7月時点)。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
最低利用単位 | 24時間 |
保険内容 | 予約と連動して、三井住友海上が提供の自動車保険が自動で付保詳細はこちら |
公式サイト | Carstay |
Anyca(エニカ)
「”乗ってみたいに出会える”カーシェアアプリ」
個人オーナーやディーラーとカーシェアが可能。SUV、オープンカー、ミニバン、キャンピングカー、トラックまで多種多様で幅広いバリエーションのクルマを、好みやシチュエーションに合わせて乗ることができるサービス。累計登録台数は20,000台以上(1,000車種以上)、累計登録会員数は50万人以上(数値は全て2021年6月末時点)。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
最低利用単位 | 24時間 |
保険内容 | 時間単位型自動車保険またはドライバー自身の保険(他車運転特約)に加入。詳細はこちら |
公式サイト | Anyca |
STORYCA(ストリカ)
STORYCAは、運営会社が個人に対して車両貸出を行うカーシェアサービス。目的に合わせてストーリーを選ぶだけの簡単な車選びが特徴。車に道具も装備も揃っているので、キャンプに行こうと思い立ったらすぐに手ぶらでアクティビティを体験可能。カー用品のアルパインマーケティング株式会社が運営会社ということもあり、カーナビやサウンドシステムが充実しています。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
最低利用単位 | 12時間 |
保険内容 | 全車両が自動車損害保険に加入、保険料は利用料に含む。詳細はこちら |
公式サイト | STORYCA |
普通車中心のカーシェア
それほど道具を持たないキャンプスタイルなら、車は普通車でも十分。そんな場合は普通車中心のカーシェアを利用してキャンプしてみよう。キャンピングカーやバンよりも車の運転や駐車がかなり楽になります。サービスによっては、比較的環境に対するインパクトが少ないEV(電気自動車)を借りることも可能です。
Times Car(タイムズカー)
タイムズカーのカーシェアは、初期費用が発生しますがステーションの数が圧倒的に多いためどこに住んでいても借りやすいサービスです。会員は利用金額によって貯まる「タイムズポイント」と、大事にご利用いただくと貯まる「カーシェアポイント(cp)」の2種類のポイントをためることが可能。
初期費用 | 1,650円(カード発行料金) |
月額料金 | 880円(個人会員・家族会員) |
利用料金 | 220円/15分(税込)~ |
距離料金 | 16円/km〜 |
公式サイト | タイムズカー |
Careco(カレコ)
三井不動産リアルティ株式会社が運営するカーシェアリングサービス。カレコ会員になると、提携の宿泊施設やレジャー施設を優待料金で利用できたり、駐車料金が無料になる特典も。またTポイントが貯まるカーシェアはカレコだけとなっています。
初期費用 | 0円~ |
月額料金 | 0円~ |
利用料金 | 150円/10分(税込)~ |
距離料金 | 18円/km〜 |
公式サイト | カレコ |
Orix CarShare(オリックスカーシェア)
オリックスグループのオリックス自動車株式会社が運営するカーシェアサービスで、全国約1,700拠点のステーションを利用可能(2021年3月末時点)。6時間以内の予約・利用なら距離料金0円なので、あまり乗らない方でもお得な仕組みになっています。
初期費用 | 1,050円(税込) |
月額料金 | 880円(税込)~ |
利用料金 | 220円/15分(税込)~ |
距離料金 | 18円/km〜 |
公式サイト | オリックスカーシェア |
TOYOTA SHARE(トヨタ シェア)
スマホひとつでかんたんに使用できるトヨタのカーシェアサービス。トヨタの安全・安心と快適なサービス内容で移動をサポートしてくれます。Basicクラスの車両には、バックモニター付カーナビや衝突回避支援パッケージ(Toyota Safety Sense)などを搭載するものもあり。初期費用 | 0円(税込)*2022年9月現在キャンペーン中 |
月額料金 | 0円(税込)*2022年9月現在キャンペーン中 |
利用料金 | 150円/15分(税込)~ |
距離料金 | 11円/km〜 |
公式サイト | TOYOTA SHARE |
NISSAN eシェアモビ(ニッサン イーシェアモビ)
日本でもカーボンニュートラルの実現に向けてEVに注目が集まる中、日産自動車が2018年から全国で展開する日産のEVやハイブリッドカーがシェアできるカーシェアサービス。電気のみで滑らかな走りと静寂性を実現した日産リーフなど、先進技術を搭載したクルマを気軽に楽しめます。初期費用 | 0円(税込) |
月額料金 | 0円(税込)〜 |
利用料金 | 200円/15分(税込)~ |
距離料金 | 0円/km〜 |
公式サイト | NISSAN eシェアモビ |
シェアとサブスクでスマートなキャンプライフを
無駄にキャンプ道具を増やさないキャンプスタイルは、手間を省くだけでなく、自宅の省スペースにも繋がります。そして車のシェアが広まり、多くの人が車を共有して使う社会になれば、交通渋滞の緩和や駐車場問題の解消などの社会課題の緩和にもつながります。
これからはシェアサービスやレンタル、サブスクなどをうまく使いこなして、よりスマートなキャンプライフを楽しんでみては?
【関連ページ】ミニマリストな旅をしよう。バックパッカー直伝、旅の荷物を減らす工夫
いしづか かずと
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