「これが凶悪都市ナイロビ…?」私はアフリカ・ケニアで4度も裏切られる【キベラスラム】
「アフリカは発展していない場所だから、十分気をつけて行ってきてね…」 今年90になる祖父が、旅立つ孫を心配して弱々しい声でこんなことを言った。 孫である私は自信満々にこう答えた。 「大丈夫!最近はアフリカもす…
「アフリカは発展していない場所だから、十分気をつけて行ってきてね…」 今年90になる祖父が、旅立つ孫を心配して弱々しい声でこんなことを言った。 孫である私は自信満々にこう答えた。 「大丈夫!最近はアフリカもす…
バスに揺られながら外の景色を眺めたり、知らない道を気まぐれにドライブしたり。目的地に着くまでの移動は、旅の醍醐味だ。車やバス、電車、時には船など、旅の移動手段にはいろいろな選択肢がある。 なかでも、筆者が特に好きなのが飛…
筆者は母国の日本と同じくらい、または時に上回るほどイギリスが好きだ。 きっかけは今から約9年前、英語習得の為に初めて単身イギリスへ渡航し約1ヶ月間を過ごした際に遡る。 当時は特にイギリスにこだわりがあった訳ではなく、単に…
「この国の人たちを幸せにしているのはコーヒーとアルコール、そして自然じゃないかな」 「きのこ狩りは自然と触れ合う文化の象徴とも言えるね」 北欧といえば幸福度ランキングの常連国。そんな国に移住した友人がこんなことを言ってい…
タイ・チェンマイの市内からそう遠くない郊外に見つけた、一風変わった宿泊施設「Leafy Greens Chiangmain」。チェンマイのニマンヘミンにある高級感あふれる巨大ショッピングモールより、タクシーで10分もから…
動物園、水族館、サファリ、サーカス。タイでゾウ乗り、エジプトでラクダ移動など、旅先で何らかの方法で動物とふれあう「アニマルツーリズム」は、多くの人が経験したことがある旅中の体験の一つだろう。悠然とした動物たちの姿は目にす…
爽やかな朝。鳥のさえずりを聞きながら、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、ビーチを目指して草原を軽やかに走り抜ける。 大自然の中で思い切り体を動かし、湧き上がる自然への敬愛と多幸感を存分に味わいながら、自分自身の心と体を満…
日本における持続可能な観光を浸透させることを目的として、観光庁が主催で「サステナブルな旅AWARD」が2023年創設され、アワードの受賞作品が10月27日に行われた「ツーリズムEXPOジャパン2023」(大阪)にて発表さ…
北欧デンマークの首都コペンハーゲン。 小さなこの国の中心に「クリスチャニア」と呼ばれる自治区がある。 2023年10月、私はとある好奇心に突き動かされ、少し歳の離れた友人を訪ねにクリスチャニアに足を運んだ。 幸福の国の楽…
タイ・チェンマイの中心地、旧市街やニマンヘミンから車で30~40分ほどかけてたどり着くビストロ「Saiun Bistro Sake & Wine」。観光スポットとして訪れるには少し遠いものの、チェンマイらしい風景…
東北地方の島にかつて縄文人が約4000年以上も生活を営み、愛した土地がある。 宮城県東松島市の「宮戸島(みやとしま)」は、縄文時代に人々が生活していた痕跡が多数発見されている希少な場所の1つ。島内の中でも特に暮らしの基盤…
ヨーロッパでは昨今クリーンでスローな鉄道の旅が改めて注目されている。そんななか、欧州旅行委員会(ETC)とEurail(ユーレイル)が開催する、ヨーロッパを鉄道で旅するスリル、自由、そして持続可能性を紹介する優れた旅キャンペーンを讃える賞「Rail Tourism Awards」の2023年受賞者が発表された。
滋賀県大津市は、1350年前、天智天皇により遷都された古都であり、日本最大の湖びわ湖に沿うように南北に広がる、豊かな自然と歴史のある町だ。 そんな大津市に、昭和8年に建てられた米穀商の建物を改修し、ゲストハウスとして旅人…
世界地図で見ると日本は小さな島国だが、その島国のなかに多様な文化や風習、景色、気候が存在する。北海道といえば雪景色、京都といえば神社仏閣、沖縄といえば美しい海など、人によってそれぞれの都道府県にイメージするものは違うだろ…
旅先の文化や生活を身近に感じる一つの方法は「買い物」だ。 大型ショッピングモールやスーパーではなく、その土地のローカルに長く愛される場所を訪れると、土地固有の食文化や自然環境に対する考え方などに触れられる機会も多い。 ま…
ポストラグジュアリーとは何なのでしょうか。これからの豊かさ、これからの良きお金の使い方を体現したようなマレーシアのエコリゾートホテルを紹介します。
「あなたも踊りなさい!さあこっちに来て!」 見知らぬ女性に手を引かれ、私は踊りの輪に飛び込んだ。 お腹の底に深く響く太鼓の音。 全身を使い何かを表現する激しいダンス。 色とりどりのアフリカ布を身に纏った人々。 一面の笑顔…
2023年を通して、タイ北部の都市チェンマイに半年滞在する私がタイ語を学びたいと思った理由。
色々な店に一度ずつ訪れるよりも、旅先でも日常でも、同じ店に日々通い続けることに魅力を感じる。カフェやレストランなど、毎日同じ人と顔を合わせるうち、その人の日常に私が居ることが徐々に普通になり、その人も私の日常の一部になっ…
宮城県石巻市の中心エリアには、江戸時代からの名残で現在もいくつもの小さな商店街があります。今回はそのなかでもとりわけ大きな通り「立町大通り」の商店街をブラリと訪れてみました。
日本三大祭りのうちの一つ、天神祭にて行われたごみを減らすための取り組み「ごみゼロ大作戦」を見てきました。その様子をレポートします!
「その地にいる人と交流できる宿に泊まりたい」 「暮らすように旅したい」 そうした旅人のニーズに応えてくれるのが、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム「Airbnb」だ。彼らはこれまで、世界中のほぼすべての国と地域…
年単位で一ヶ所に滞在してリモートワークをしたいなら、「ノマドビザ」という選択肢を検討してみては?この記事ではノマドビザ取得時の心得や、タイやスペインなど数カ国のノマドビザについて解説する。
日本三景の一つ、宮城県松島町。伊達政宗ゆかりの地でもあり、俳人の松尾芭蕉も松島湾の景観の美しさに句を詠んだというのは有名な話だ。その美しい景色に溶け込むようにして、各所には日本が誇る文化遺産が存在し、国内だけでなく世界中…
「旅は自分だけでなく訪れる場所や人々、そして地球にとっても良いものであるべき」という考えを広めようと2011年から活動してきたレスポンシブルトラベルのパイオニア「Responsible Travel」を紹介します。
「旅」という言葉を聞いて、イメージするものは人それぞれだ。 アジアの繁華街を歩くバックパッカーを想像する人もいれば、パリやニューヨークなど大都会のカフェでパソコンを広げるノマドワーカーを想像する人もいるかもしれない。 筆…
初めて海外に行ったとき、どんなワクワク感があっただろう。 言語が違うのはもちろんだけど、日本とは文化も慣習も街の様子も、違う。 ただ電車に乗るだけでワクワクして、日本と同じコンビニエンスストアがあるのに、そこに並んでいる…
もし次の旅行をサステナブルにするとしたら、どんなホテルを選び、どんなレストランで食事をして、どんな店を訪れるだろう? まだ訪れたことのない場所で、サステナブルな選択肢をみつけることは簡単ではない。そもそも、どんなスポット…
戦争や災害、社会差別など人類の悲しく重い歴史と対峙する「ダークツーリズム」と呼ばれる観光のあり方が世界で注目されている。 2011年の東日本大震災で、地震・津波・原子力災害という世界でも類を見ない複合災害を経験した福島県…
4年ぶりに、ほんの少し、たった数ヶ月だけ日本を出て海外(タイとベトナム)に滞在した。たったそれだけと思っていたけれど、久しぶりに戻った日本で改めて思い知ったことがたくさんあったのでここに記そうと思う。 まず感じたのは、「…
スマホなんてない時代に世界中を「旅」してきた。グーグルマップも検索エンジンもない旅は、まさにカオス。目的地に辿り着けず彷徨うことも日常茶飯事。カオスのなかを日々驚きながらどうやってサバイブするか、それは旅の醍醐味でもある…
暑くなってきた…。40度にも到達しそうな外で暑さに身体がグダっとして室内に逃げ込むと、冷房がガンガンにききすぎていて風邪を引きそうなほど寒い。一年を通して私たちはこうした寒暖差に悩まされている。これでは、自分の力で体の内…
心地よく晴れた日。長野駅から1時間弱、窓を開けて風を感じながら車を走らせ、やってきたのは信濃町。田植えを終えたばかりの田んぼに、大きな山と空が映る初夏の景色を通り過ぎ、山道へ。都市部にあるザワザワとした感じは一切なく、一…
旅とカルチャーは切っても切り離せない。衣食住をはじめとするその土地だけのリアルな文化を、異国情緒として自己の文化と比較しながら一つ一つ味わうことが旅の醍醐味でもある。 イギリス発の「TRIPPIN」は、世界中の文化とクリ…
「海外に住むのが夢」「今しかできないことがしたい」など、日本を飛び出して新しい経験を積みたいと考える人たちに人気のワーキングホリデー制度。今回は、ワーキングホリデーに関してよくある10個の質問とその回答をまとめました。
誰もが訪れる観光地を素通りし、オーセンティックでローカルな場所へ向かい、地元のコミュニティと直接触れ合い、現地の伝統や生活を肌で感じる。 「着地型観光」とも呼ばれるコミュニティツーリズムは、”そこでしかできな…
「来週どこかでワーケーションできるとしたら、どこがいい?」と言われた時、どんな場所が思い浮かぶだろうか? 海が見えるホテルの一室だろうか? それともサウナやキャンプ場が整ったグランピングリゾート? もしくは有名な観光名所…
※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「IDEAS FOR GOOD」からの転載記事となります。 西荻窪のまちを歩いているとき、なんだか妙に惹かれる雰囲気の古民家があった。個人が住む一軒家のようでもあり、整えられた庭に開か…
カラッと晴れた夏のヨーロッパ、乾季の東南アジアなど、その土地のベストシーズンを味わう旅はもちろん格別だ。しかしオフシーズンにはまた、その時期ならではの魅力が人知れず眠っている。 イギリスとオーストラリアに拠点を置く「Lo…
旅でもノマドライフでも日常生活でも、私がいつもするのは「同じ場所に通う」こと。 同じ店に通い、「馴染みの客」になることで、気づけば彼らのオフの時間を一緒に過ごしたり、おうちにお邪魔したりと、客と店員という垣根を超えた付き…