和歌山県のサステナブルなおすすめ宿・ホテル8選(和歌山市・白浜町・田辺市)

「旅にでよう!」そう思い立ち、なんとなく行き先を決めた後についてくるのが「どこに泊まろう?」という問題だろう。

アクセス、値段、部屋のタイプ、周辺のお店や体験、ご飯、お風呂、空間や建築の心地よさ、評価、サステナビリティに対する取り組み。検討すべき項目が多すぎて検索を始めてから予約まで気づくと1〜2時間経っているなんていうこともよくある。

そんな数多ある宿・ホテルのなかから、旅の力を信じるトラベルライフスタイルマガジン「Livhubでは今回、「サステナブル」という言葉に関連するようなおすすめの宿やホテルを選定した。今後47都道府県のおすすめな宿を選定し記事にしていく予定だ。

今回紹介するのは和歌山県のLivhubおすすめの宿8つ。それぞれ紹介していく。

1. ホテルグランヴィア和歌山(和歌山市友田町)

ホテルグランヴィア和歌山

引用元:ホテルグランヴィア和歌山

伝統と歴史を紡ぐ和歌山の旅の拠点として、訪れる人々の快適な旅をサポートする「ホテルグランヴィア和歌山」。和歌山の旅の玄関口、JR和歌山駅より徒歩2分という立地の良さから、観光だけでなくビジネスシーンでの利用にも最適な宿だ。

「ホテルグランヴィア和歌山」が最も大切にしているのは、和歌山を心ゆくまで楽しんでいただくためのおもてなしの心。観光タクシーの手配や観光マップの配布などの旅のサポートから、夜食のいこらカレー(いこらは和歌山便で「行こう!」の意)のふるまいまで、無料で受けられるサービスが充実している。

さらに、ホテルスタッフがおすすめする「和歌の浦クルージング」「磯の浦サーフィンスクール」「南高梅の梅酒・梅シロップ作り」といった和歌山ならではのアクティビティの手配を受けられるのも魅力的である。

「和み」をテーマとする睡眠環境にこだわった部屋で体を休めた翌朝は、ぜひ、紀州の味満載の朝食ビュッフェを。ホテルをあとにするその瞬間まで、温かいおもてなしと癒やしの空間を堪能してほしい。

住所 和歌山県和歌山市友田町5丁目18番地
HP https://www.granvia-wakayama.co.jp/
各種予約サイト

※下記リンク経由で予約した場合、当メディアに紹介手数料が入ります。予約者の方に追加の費用負担は発生致しません。本手数料は、社会を良くするメディア運営を持続的に行うための資金として大切に活用させていただきます。

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2. 南紀白浜マリオットホテル(西牟婁郡白浜町)

 
南紀白浜マリオットホテル

引用元:南紀白浜マリオットホテル

きめ細やかな白良浜と透き通る海で知られる和歌山の人気観光スポット、南紀白浜。「南紀白浜マリオットホテル」のいちばんの魅力は、その美しい白浜を望む絶景のロケーションにあるといっても過言ではないだろう。

木のぬくもりが全身を包み込む高級感溢れる客室から見えるのは、日常の喧噪を忘れさせてくれる白い砂浜と青い海。最上階には、日本書紀にも登場する日本三古湯「南紀白浜温泉」を引いた温泉大浴場や露天風呂、さらには家族や恋人と楽しめる貸切風呂も用意されている。

景色と温泉に加え、和歌山を堪能するのに欠かせないのが「食」。醤油発祥の地とされる和歌山のひしお(醤)と和歌山県産食材を掛け合わせた地産地消ディナー付きプランや、地元のチョコレート工場「K型 chocolate company」のチョコレートをふんだんに使用したイブニングハイティー付きプランで、ホテルに滞在しながら和歌山を味わい尽くすのもおすすめだ。

世界中でさまざまなブランドのホテル運営を手掛けるマリオットグループは、事業を展開するあらゆる場所で、サステナブルな影響力を生み出すための取り組みを積極的に行っている。※1

「南紀白浜マリオットホテル」での滞在を通して、その取り組みの一端が垣間見えることを期待したい。

住所 和歌山県西牟婁郡白浜町2428
HP https://www.shirahama-marriott.com/index.html
各種予約サイト

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3. guest house ikkyu(新宮市熊野川町)

guest house ikkyu

引用元:guest house ikkyu

「世界中の人々が日本人と同じ暮らしをした場合、地球が2.9個必要になる」※2

SDGs達成度が世界21位と決して高くはない日本の現状に立ち向かうかのように、「地球1個分の暮らし」をコンセプトに掲げる「guest house ikkyu」。築70年の古民家を改装したレトロな空間で、エネルギーの自給自足にこだわった生活を体験できる宿だ。

宿内の電気には電力会社の供給電力を使用しないオフグリッド自家発電、トイレには微生物のはたらきで排泄物を分解して堆肥にするコンポストトイレを採用。薪スト―ブや釜戸、薪の風呂、手作りの野生サウナなど、自然の恵みを肌で感じる設備も充実している。希望すれば、ここでの暮らしに欠かせない薪割りも体験できるそうだ。

宿から世界遺産「熊野本宮大社」までは、車でおよそ15分。滞在を通して自然の偉大さを実感したあと、地球への感謝の気持ちをお参りで示すのもよいのではないだろうか。

エネルギーの自給自足を実現するオフグリッドな宿については、こちらの記事「電気や水を自給する「オフグリッド」な日本の宿11選」をご覧いただきたい。

住所 和歌山県新宮市熊野川町宮井437
HP https://epin1984.wixsite.com/my-site-2
各種予約サイト

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4. 霧の郷たかはら(田辺市中辺路町)

霧の郷たかはら

引用元:霧の郷たかはら

標高320mの里山にひっそりと佇む熊野古道の宿「霧の郷たかはら」。オーナーのグローバルなセンスがインテリアや料理、居心地の良い雰囲気づくりに生かされた空間には、最高のホスピタリティを求めて、国内外から多くのゲストが集まってくる。

オーガニックへの強いこだわりをみせるこちらの宿では、建材や食事、飲み物すべてにオーガニック素材を使用。料理には、朝摘み野菜や川魚などの地元の新鮮素材が使われている。車が行き交う街中、添加物を含む食事が当たり前の現代人にとって、ここでの滞在は、身体の中から浄化されていく感覚をおぼえる貴重な経験となるだろう。

さらに、「霧の郷たかはら」では、海外経験豊富なオーナーの方針で、労働力と引き換えに食事・宿泊場所を提供する仕組み「WWOOF(ウーフ)」を採用。ウーファー(手伝いをする宿泊者)たちは、オーナー自ら土嚢を積み上げて築いた宿泊小屋に寝泊まりし、自然との触れ合いや地元の人々との交流を楽しんでいる。

かつて「木の国」と呼ばれた紀州の木材を使用した木の香り漂う空間と、世界遺産熊野古道の神聖な空気、そして言語を超えたコミュニケーションを求めて、訪れてみてはいかがだろうか。

住所 和歌山県田辺市中辺路町高原826
HP https://kirinosato-takahara.com/
各種予約サイト

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5. 風の古民家うえみなみ(海草郡紀美野町)

風の古民家うえみなみ

引用元:風の古民家うえみなみ

築300年の登録有形文化財を改装した、一日一組限定の古民家宿「風の古民家うえみなみ」。標高300mの地に佇むこちらの宿では、鳥の声や風の音、焚き火のはぜる音を耳で、爽やかな空気を肌で感じながら、大自然の中で昔の暮らしを体験できる。

季節ごとに変わる体験メニューは、流しそうめんやそば打ち、苔玉作り、茶摘み・茶もみなど。虫取りややまびこ、野菜収穫、山菜採り、星空観察といった、自然に抱かれたこの地ならではの素朴な遊びも魅力的だ。

予約制の食事は、郷土食の茶粥に地元名産の金山寺味噌や手作りの梅干しが添えられた「茶粥朝食」や、和歌山の食材を使った家庭料理「おまかせ田舎料理」など。古き良き時代の風合いを残しつつ、現代人の生活になじむスタイルに生まれ変わった趣のある空間で、和歌山の地が育んだ地元食材をふんだんに使用した料理をじっくり味わうのもよいだろう。

備え付けのアメニティは、シャンプー・リンス・ボディソープタオルと必要最低限のもののみ。歯ブラシやタオル、寝間着などを持参して快適な滞在を楽しもう。

住所 和歌山県海草郡紀美野町谷667
HP https://ueminamihp.wixsite.com/my-site
6. もんぺとくわ(田辺市龍神村)

もんぺとくわ

引用元:もんぺとくわ

春は満開の桜、夏はひんやり心地よい日高川、秋は高野・龍神スカイラインの紅葉、冬は三大美人の湯・龍神温泉。カフェ併設のドミトリースタイルの農家民泊「もんぺとくわ」は、四季折々の自然や名湯を堪能できる最高のロケーションが自慢の宿だ。

仲睦まじい夫婦が運営するこちらの宿では、カフェや農家民泊で使用する新鮮野菜を自家農園「もんぺファーム」で育てている。「家族で食べるものを自分たちで作りたい」という思いで始めた畑では、無農薬で愛情を込めて育てられた野菜が、青々と葉っぱを茂らせている。

さらに「もんぺとくわ」では、12月から3月限定で地元食材を使った料理教室を開催。メニューは「おにぎりとみそ汁」「ちらし寿司とおすまし汁」「もちつき」の3コースが用意されている。作る過程はもちろん、できたてをほおばりながらオーナーや他の参加者と交流を深める時間も、素敵な旅の思い出となるだろう。

住所 和歌山県田辺市龍神村西258
HP https://monpetokuwa.com/hostel/
各種予約サイト

※下記リンク経由で予約した場合、当メディアに紹介手数料が入ります。予約者の方に追加の費用負担は発生致しません。本手数料は、社会を良くするメディア運営を持続的に行うための資金として大切に活用させていただきます。

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7. 農家民泊 JUGEMU(東牟婁郡那智勝浦町)

 
農家民泊 JUGEMU

引用元:農家民泊 JUGEMU

40年以上前から移住者を受け入れ始め、人口の約半数が移住者となった那智勝浦町色川地区。「農家民拍 JUGEMU」は、田舎暮らしや自給自足生活への憧れを抱いてやってくる移住者を積極的に受け入れてきたこの地で、農業を営んでいる家庭に宿泊し、農家の生活をそのまま体験できる施設として誕生した。

食事に使われる野菜はすべて、自家農園で手間暇かけて育てられた有機無農薬野菜。季節に応じて30種類ほどを栽培しながら、米作りも行っている。畑では、ロバのガスパルくんが糞で堆肥づくりでサポート。農作業と平行して民泊運営をしているため、農作業、薪風呂炊き、食器の後片付けなどを、宿泊者ができる限り手伝う仕組みをとっている。

さらに、ロバの餌やりや正藍染、薪割り、稲刈りなどの体験メニューも充実。季節ごとに内容が変わるため、何度訪れても新鮮な民泊体験となるだろう。

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字大野1246
HP https://irokawamura.com/
8. GUEST HOUSEもらいもん(有田郡有田川町)

GUEST HOUSEもらいもん

引用元:和歌山県ホームページ

有川町で生まれ育ったオーナーが親戚より譲り受けた民家を改装し、一棟貸しのゲストハウスとして2016年にオープンさせた「GUEST HOUSEもらいもん」。窓から差し込む柔らかな日の光を浴び、畳の香りに身をゆだねながら、ほっこりまったり過ごせる宿だ。

時間がゆっくり流れる穏やかな空間でいただけるのは、採れたての野菜や地元漁師がしとめたジビエ肉、旬の山菜、そして炊き立ての土鍋ごはん。一口ほおばるたびに懐かしさがこみあげてくる素朴な味に、きっと静かな感動をおぼえるに違いない。

宿泊者には、季節の野菜収穫や窯焼きピザ作りのほか、茶摘みや早寿司作り、みかん狩りなどの季節限定の体験メニューも用意されている。

2022年には、先祖代々伝わるみかん蔵を改装した宿「くらすように泊まるくら 日日」も誕生。「もらいもん」に再び命を吹き込み後世に残していく取り組みは、まさに循環型社会が目指す理想の姿といえるだろう。

住所 和歌山県有田郡有田川町吉原1450
HP https://www.moraimon.jp/index.html
Livhub編集部が考えるサステナブルな宿

本来「サステナブルな宿である」と断言するためには、根底からの課題意識を持ちつつ、環境・社会・経済、三要素全てに対して本質的な取り組みを行っている宿である必要がある。例えば、アメニティを自然素材のものに変え、持参を宿泊客に依頼するといったことも大事な取り組みの一つではあるが、それだけでサステナブルな宿と謳うには不十分だとLivhubは考える。我々が本質的にサステナブルな取り組みを行っていると考える宿は、例えばインドネシア・バリ島のエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」だ。詳細が気になる方はぜひLivhubが取材した記事「バリ島ウブドに旅立とう。心で ”良さ” を感じるエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」」をご確認いただきたい。

しかし日本において現状、そうした基準にかなう宿は正直かなり少ない。そもそも、環境・社会・経済の三要素全てに対してアクションするのはすごく難しいことであるのも事実だ。それゆえLivhub編集部では、環境・社会・経済もしくは思想のどれかにおいて特徴的なサステナブル要素がある宿を選定している。環境・社会・経済をより良い状態していくための力となる旅が、今後より多く日本に、そして世界中に増えていくことを願って、理想へ向かう過程をメディアとして応援しながら情報を発信していければと思う。

※1 マリオット・インターナショナル公式サイトより
※2 特定非営利法人エコロジカル・フットプリント・ジャパン公式サイトより

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宿紹介文執筆: 古川友理
編集: 石塚和人

※こちらの記事で取り上げている宿は、今後随時状況に応じて追加・編集する可能性がございます。サステナブルな取り組みを行っていると読者の皆様が感じる宿があれば、ぜひcontact@livhub.jpやLivhubの各種SNSのDMにてお気軽にご連絡ください。

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