広島県のサステナブルなおすすめ宿・ホテル5選(尾道市、瀬戸田、宮島町)

「旅にでよう!」そう思い立ち、なんとなく行き先を決めた後についてくるのが「どこに泊まろう?」という問題だろう。

アクセス、値段、部屋のタイプ、周辺のお店や体験、ご飯、お風呂、空間や建築の心地よさ、評価、サステナビリティに対する取り組み。検討すべき項目が多すぎて検索を始めてから予約まで気づくと1〜2時間経っているなんていうこともよくある。

そんな数多ある宿・ホテルのなかから、旅の力を信じるトラベルライフスタイルマガジン「Livhubでは今回、「サステナブル」という言葉に関連するようなおすすめの宿やホテルを選定した。今後47都道府県のおすすめな宿を選定し記事にしていく予定だ。

今回紹介するのは広島県のLivhubおすすめの宿5つ。それぞれ紹介していく。

1. クジラ別館 尾道(尾道市東久保町)

クジラ別館 尾道

引用元:クジラ別館 尾道

志賀直哉、正岡子規をはじめとする多くの文豪から愛され、映画の舞台としても親しまれてきた文化の街「尾道」。「クジラ別館」は、数々の物語が生まれたこの地で「ものづくりという大海原をクジラのように泳いでいきたい」という想いのもと誕生した、1棟貸しの宿である。

尾道を象徴する細い坂道を抜けると、そこには大正から昭和初期の意匠を凝らした木造の別荘建築が。当時の趣を残しつつ、現代のクリエイターらによって新たな息吹が吹き込まれた空間には、年月をかけて刻まれてきた歴史を心から愛する人々の想いがあふれている。

誰もが深く深呼吸したくなる癒やしの宿を運営するのは、TVドラマや長編映画のディレクターとしても活躍しているクリエイター森ガキ侑大氏。施設内では、現役アーティストとして活動しているスタッフによる個展が不定期で開催されている。

昭和の時代にタイムスリップしたかのような、ノスタルジックな宿「クジラ別館」。古き良き日本の風景を後世に残そうとするクリエイターらの豊かな創造性を全身に感じながら、穏やかなひとときを過ごしてみては?

「クジラ別館」をはじめ、日本が育んできた文化の「持続可能性」を追求する宿は、日本各地に点在している。詳しくは「サステナブルな旅を体感し、これからを考える。Airbnb厳選のリスティング10選」をご覧いただきたい。

住所 広島県尾道市東久保町12-11
HP https://kujirabekkan.com/
各種予約サイト

※下記リンク経由で予約した場合、当メディアに紹介手数料が入ります。予約者の方に追加の費用負担は発生致しません。本手数料は、社会を良くするメディア運営を持続的に行うための資金として大切に活用させていただきます。

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2. SOIL Setoda(尾道市瀬戸田町)

 
SOIL Setoda

引用元:SOIL Setoda

しまなみ海道の中心に位置する生口島の玄関口「瀬戸田港」から徒歩1分。自転車で島にアクセスできる海道の開通後、利用者が減ってしまった港から島の中心へ続く「しおまち商店街」の活性化を目的の一つとして誕生したのが、ローカルと循環をテーマにした複合施設「SOIL Setoda」だ。

施設の1階には、地元の農家や漁師から直接仕入れた旬の食材を味わえる食堂を併設。晴れが多いことで知られる尾道で降り注ぐ太陽のもと育った野菜や柑橘、瀬戸内海特有の強い潮流に揉まれ身の締まった鮮魚を使った栄養満点の定食を、贅沢に朝・昼・晩と一日通して堪能するのもよいだろう。

「SOIL Setada」は、土壌を健康な状態に保つことで自然環境の回復を目指す「リジェネラティブ農法」を採用したコーヒーロースター「OVERVIEW COFFEE」の日本初となる焙煎所でもある。また、周辺には銭湯やワーケーションスペースもあり、商店街の散策とあわせて旅人それぞれの目的に合ったさまざまなスタイルでの滞在が可能となっている。

「あんた、どこから来ちゃったん?」どこからともなく聞こえる地元の人々からの挨拶。旅人にとっては「非日常」である尾道の「日常」を、サステナブルな取り組みから生まれた1杯のコーヒー片手に、ゆったりと感じてみてはいかがだろうか。

住所 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田257
HP https://soilis.co/locations/setoda/
各種予約サイト

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3. LOG(尾道市東土堂町)

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引用元:楽天トラベル

一見何の変哲もない昭和38年築の建物、しかし、一歩足を踏み入れるとそこには和紙に囲まれた温かみあふれる空間が。歴史や文化の面影が色濃く残る尾道で人々の営みを温かく見つめてきたアパートメントは、インドの大都市ムンバイを拠点に活動するスタジオ・ムンバイの国外初プロジェクト「LOG (ログ)– Lantern Onomichi Garden- 」として生まれ変わった。

数々の建築賞やデザイン賞を受賞してきたビジョイ・ジェイン氏率いるチームによって、新たな命が吹き込まれた素朴なアパート。施設内は客室、ダイニング、カフェ、中庭で構成されており、木漏れ日が差し込むダイニングでは、季節によって移ろう地元食材を余すことなく使った地産地消メニューを味わえる。

「手しごと」を大切にしているこちらの施設では、地域の自然の恵みを味わう食のイベントをはじめ、歴史風土や暮らしの知恵などを体験するワークショップが定期的に開催されている。「LOG」ができるまでのプロジェクトの軌跡は常時展示されているため、アパート内を散策しつつ、古びたアパートが再生される「循環」の過程を目にするのもよいだろう。

古民家ならぬ「古アパート」の再利用。「サステナブル建築」の新たな可能性を、ぜひ直接目で見て、肌で触れて、体感してほしい。

住所 広島県尾道市東土堂町11-12
HP https://l-og.jp/
各種予約サイト

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4. Azumi Setoda(尾道市瀬戸田町)

Azumi Setoda

引用元:Azumi Setoda

瀬戸田の繫栄を支えた豪商の邸宅として建てられた築140年の貴重な建築物を、その意匠を継承しつつ現代的なくつろぎの空間としてリノベーションした宿「Azumi Setoda」。共有空間の多いもとの伝統的な数奇屋造りを生かしつつ、垣根をうまく取り入れ生まれ変わったこちらの宿では、プライバシーの守られた穏やかで落ち着きのある滞在が約束されている。

併設のダイニングで味わえるのは、「瀬戸田を中心とする瀬戸内エリアの食材の“風味“を体感していただきたい」というシェフのこだわりによって、できる限り半径50km以内から調達した食材で作られたフレンチコース。瀬戸内だからこそ味わえる自然の恵みを口いっぱいにほおばりながら、「140年前、ここでどんな暮らしが育まれていたのだろう」と思いを巡らせるのも、粋な楽しみ方といえるのではないだろうか。

木のぬくもりあふれる客室にはそれぞれ檜風呂が備えられているが、少し足を伸ばして隣接する昭和の香り漂う銭湯「yubune」を利用するのもおすすめ。くつろぎの滞在とあわせて、瀬戸内特産のレモンの収穫体験や、潮風を浴びながら走るサイクリングツアーなどのアクティビティを楽しむのもよいだろう。

住所 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269
HP https://azumi.co/ja/
各種予約サイト

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5. 岩惣(廿日市市宮島町)

岩惣

引用元:岩惣

創業安政元年。1854年から続く伝統建築の宿「岩惣」は、江戸末期より歴史を見つめてきた国立公園内に佇む憩いの旅館だ。客室は、大正から昭和にかけて造られた平屋建ての伝統建築の「はなれ」と、昭和初期の木造建築の「本館」、もみじ谷を望む「新館」と、趣の異なる部屋が用意されている。

徒歩3分の場所には世界遺産「厳島神社」、その真裏には景勝地として多くの旅人を癒やしてきた「もみじ谷」、そして世界文化遺産 日本三景「宮島」。古い歴史と雄大な自然を存分に堪能したあとは、ラドンを豊富に含む美肌の湯で、ゆったりと汗を流すのもよいだろう。

さらに、「おいしいものを一番おいしく味わってほしい」という料理長のこだわりが詰まった風土の旬をふんだんに取り入れた料理も、こちらの宿の大きな魅力。客室、料理、景観……すべてから歴史の重みを感じられる神の島「宮島」での滞在は、心洗われる特別なひとときとなるに違いない。

住所 広島県廿日市市宮島町もみじ谷
HP https://www.iwaso.com/
各種予約サイト

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Livhub編集部が考えるサステナブルな宿

本来「サステナブルな宿である」と断言するためには、根底からの課題意識を持ちつつ、環境・社会・経済、三要素全てに対して本質的な取り組みを行っている宿である必要がある。例えば、アメニティを自然素材のものに変え、持参を宿泊客に依頼するといったことも大事な取り組みの一つではあるが、それだけでサステナブルな宿と謳うには不十分だとLivhubは考える。我々が本質的にサステナブルな取り組みを行っていると考える宿は、例えばインドネシア・バリ島のエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」だ。詳細が気になる方はぜひLivhubが取材した記事「バリ島ウブドに旅立とう。心で ”良さ” を感じるエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」」をご確認いただきたい。

しかし日本においては、そうした宿はまだ少ないのが現状だ。そもそも、環境・社会・経済の三要素全てに対してアクションするのはすごく難しいことであるのも事実であろう。それゆえLivhub編集部では、環境・社会・経済もしくは思想のどれかにおいて特徴的なサステナブル要素がある宿も選定に含めている。環境・社会・経済をより良い状態していくための力となる旅が、今後より多く日本に、そして世界中に増えていくことを願って、理想へ向かう過程をメディアとして応援しながら情報を発信していければと思う。

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宿紹介文執筆: 古川友理
編集: 石塚和人

※こちらの記事で取り上げている宿は、今後随時状況に応じて追加・編集する可能性がございます。サステナブルな取り組みを行っていると読者の皆様が感じる宿があれば、ぜひcontact@livhub.jpやLivhubの各種SNSのDMにてお気軽にご連絡ください。

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