タイの伝統カキ養殖をデザインとエコツーリズムで蘇らせるAngsila Oyster Scaffolding Pavilion
タイ・バンコクから60kmほど離れたチョンブリー市の沿岸地域に位置する、歴史的な漁村アンシラ。約1世紀前の街並みが残るこの小さな町の沖合に浮かぶ、あるものが今世界から注目を集めている。 赤い屋根と巨大で繊細な竹の足場が特…
タイ・バンコクから60kmほど離れたチョンブリー市の沿岸地域に位置する、歴史的な漁村アンシラ。約1世紀前の街並みが残るこの小さな町の沖合に浮かぶ、あるものが今世界から注目を集めている。 赤い屋根と巨大で繊細な竹の足場が特…
ロンドンからローカル線で南へ1時間ほど行った場所に、「Lewes(ルイス)」という地域がある。人口は埼玉県と同等で、5つの町と2つの村で構成されている。 そのなかで庁舎がある比較的大きな町が「ルイス」だ。地域の名前にもな…
旅は、冒険を着ること。 そして、忙しない日常から自分に時間を還すこと。 イギリスには珍しく晴れた夏の朝。35Lのバックパックに服と本と少しの緊張感を詰め込み、靴のベルトをキュッと締める。飛行機で4時間半、向かったのはキプ…
清らかで、静寂にいざなう、青。 気づけば春夏秋冬、場所を問わず、青に誘われて旅先を選ぶことが多くなった。憂鬱としたグレーの曇り空、雨の朝もいとをかしだが、からっとしたブルーの空がいつも恋しい。蝉の合唱響く夏休みの朝も、弾…
株式会社tonoが手がけたリジェネラティブ建築「Sumu Yakushima(スム ヤクシマ)」が、国内外で合計15のデザインアワードを受賞。革新的な建築コンセプト「リジェネラティブ建築」が世界中で非常に高い評価を得た。今後、環境を保全するだけでなく、元よりもさらに再生させることを意図した「リジェネラティブ建築」が世界で注目を集めそうだ。
「今日はここに宿泊してもらいます。ベッドは1つ。狭いけど、仲良く寝てね。」 2023年7月。とある知り合いの紹介で、ケニアに住むマサイ族の家に1週間ホームステイをさせてもらうことになった。参加したのは、7日間でマサイ族の…
ゆいレール県庁前駅から徒歩5分、沖縄県那覇市の中心街から少し裏に回った通りにあるのが、今回紹介するTHE KITCHEN HOSTEL AO(ザ キッチンホステル アオ)。 宿泊する旅人はもちろん、働くスタッフや沖縄の自…
“輪島朝市はお休み。初市は1月4日から。地元の元気なおばあちゃんに会いにきてね。日にちはお間違えのないように。” 特徴的なオレンジ色のテント内で撮影されたエプロン姿のおばあちゃんの写真とともに、石川県輪島市の朝市「輪島朝…
もうすぐ卒業。来年からは社会人。 長い学生生活も、もう終わりだ。 最後にみんなで思い出を作りたいなあ。 学生だからこそできる旅。 海外もいいけど、まだ日本でさえ知らない土地がいっぱい。 日本全国を周遊するには、どうすれば…
アドレスホッパー株式会社・株式会社フェリックス・株式会社SUNDAY FUNDAY・株式会社NODの4社からなる「SAAMOプロジェクトチーム」は、中古バスをリノベーションし、本格的な薪サウナ・温冷水シャワー・電源を備えた、オフグリッド移動空間「SAAMO(サーモ)」の提供を開始する。
冬の気候が顔をのぞかせる11月、メキシコにやってきた。 メキシコ滞在の一番の目的は、11月1日から3日にかけて行われる「死者の祭り」に参加すること。死者の祭りとは、簡単に言うとメキシコ流のお盆のことを指す。 お盆といって…
「泊まるだけで社会貢献ができる次世代のエシカルホテル」があると知り、どうしても実際に泊まってみたくなった。 Livhubで以前も「バリ島ウブドに旅立とう。心で ”良さ” を感じるエシカルホテル「Mana Earthly …
ジジジジジジーー。夏になると聞こえる蝉の声。目の前には一面の山々。 都会では決して味わうことのできない、のどかな風景がどこまでも広がる。 何もせずただぼーっと。私がいま欲していたのは、この時間だったんだな。 里山には不思…
イングランドの首都ロンドン中心部にある「大英博物館」や「ビック・ベン」からほんの少し東側に行くと、テムズ川沿いに「Temple(テンプル)」という小さな地下鉄の駅がある。 テンプルは司法機関が集まる歴史ある司法地区。なか…
「アフリカは発展していない場所だから、十分気をつけて行ってきてね…」 今年90になる祖父が、旅立つ孫を心配して弱々しい声でこんなことを言った。 孫である私は自信満々にこう答えた。 「大丈夫!最近はアフリカもす…
バスに揺られながら外の景色を眺めたり、知らない道を気まぐれにドライブしたり。目的地に着くまでの移動は、旅の醍醐味だ。車やバス、電車、時には船など、旅の移動手段にはいろいろな選択肢がある。 なかでも、筆者が特に好きなのが飛…
京都、嵐山。 「日本らしさ」を味わうことができる観光地として、1年を通して世界中から多くの観光客が訪れる。 嵐山の象徴ともいうべき渡月橋や、竹林の小径。 しかし、ガイドブックに紹介されているスポットはほんの一部分に過ぎな…
筆者は母国の日本と同じくらい、または時に上回るほどイギリスが好きだ。 きっかけは今から約9年前、英語習得の為に初めて単身イギリスへ渡航し約1ヶ月間を過ごした際に遡る。 当時は特にイギリスにこだわりがあった訳ではなく、単に…
私たちはなぜ旅を求めるのだろう。 これまで絶えることのなかった観光の波がコロナ禍で突然ストップし、そこから再びゆっくりと動き出したこの一年。これまでの旅を振り返り、これからの旅について考えた人も多いのではないだろうか。 …
「この国の人たちを幸せにしているのはコーヒーとアルコール、そして自然じゃないかな」 「きのこ狩りは自然と触れ合う文化の象徴とも言えるね」 北欧といえば幸福度ランキングの常連国。そんな国に移住した友人がこんなことを言ってい…
タイ・チェンマイの市内からそう遠くない郊外に見つけた、一風変わった宿泊施設「Leafy Greens Chiangmain」。チェンマイのニマンヘミンにある高級感あふれる巨大ショッピングモールより、タクシーで10分もから…
動物園、水族館、サファリ、サーカス。タイでゾウ乗り、エジプトでラクダ移動など、旅先で何らかの方法で動物とふれあう「アニマルツーリズム」は、多くの人が経験したことがある旅中の体験の一つだろう。悠然とした動物たちの姿は目にす…
せっかくの旅行だから、ガイドブックや旅行サイトで必ず紹介されているような観光地やレストランへ行くのではなく、地元に寄り添うような、その土地に住む人が本当に胸をはっておすすめするスポットや食にありつきたい。 そう願うトラベ…
日本ではデジタル庁が発足し行政手続のオンライン化が進められており、2023年にはパスポートの更新申請がオンラインで出来るようになった。海外に目を向けてみると、やはりパスポートのDX(デジタルトランスフォーメーション)が進…
爽やかな朝。鳥のさえずりを聞きながら、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、ビーチを目指して草原を軽やかに走り抜ける。 大自然の中で思い切り体を動かし、湧き上がる自然への敬愛と多幸感を存分に味わいながら、自分自身の心と体を満…
日本における持続可能な観光を浸透させることを目的として、観光庁が主催で「サステナブルな旅AWARD」が2023年創設され、アワードの受賞作品が10月27日に行われた「ツーリズムEXPOジャパン2023」(大阪)にて発表さ…
北欧デンマークの首都コペンハーゲン。 小さなこの国の中心に「クリスチャニア」と呼ばれる自治区がある。 2023年10月、私はとある好奇心に突き動かされ、少し歳の離れた友人を訪ねにクリスチャニアに足を運んだ。 幸福の国の楽…
タイ・チェンマイの中心地、旧市街やニマンヘミンから車で30~40分ほどかけてたどり着くビストロ「Saiun Bistro Sake & Wine」。観光スポットとして訪れるには少し遠いものの、チェンマイらしい風景…
株式会社JTBの「日本の旬 アドベンチャーツーリズム」では、修験道の地である大峯大峯奥駈道で「自然に触れ生きるを学ぶ吉野の修験道体験と金峯山寺の夜間特別拝“感”」を開催。修験道に触れられる貴重な機会だ。
土に触れる。 自然の産物を手先で直に触れ、土の匂いというものを感じる。 山深い自然豊かな土地で、土と触れ合い窯の中で炎を育て、作品をつくる。 この人間の根源的とも言うべき営みは、人の心におおらかさと温かさを生む。 日本六…
東北地方の島にかつて縄文人が約4000年以上も生活を営み、愛した土地がある。 宮城県東松島市の「宮戸島(みやとしま)」は、縄文時代に人々が生活していた痕跡が多数発見されている希少な場所の1つ。島内の中でも特に暮らしの基盤…
ヨーロッパでは昨今クリーンでスローな鉄道の旅が改めて注目されている。そんななか、欧州旅行委員会(ETC)とEurail(ユーレイル)が開催する、ヨーロッパを鉄道で旅するスリル、自由、そして持続可能性を紹介する優れた旅キャンペーンを讃える賞「Rail Tourism Awards」の2023年受賞者が発表された。
株式会社カヤックは、企画・開発した鳥取県智頭町でのコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」導入から2周年を記念して、「秋の智頭めぐりデジタルスタンプラリー」を2023年10月16日〜11月30日の期間で実施する。智頭のまちをデジタルスタンプラリーでめぐり、スタンプラリーを達成した方には、智頭の森から生まれた特産品を合計150名に当たる抽選にも参加できる。
滋賀県大津市は、1350年前、天智天皇により遷都された古都であり、日本最大の湖びわ湖に沿うように南北に広がる、豊かな自然と歴史のある町だ。 そんな大津市に、昭和8年に建てられた米穀商の建物を改修し、ゲストハウスとして旅人…
2023年8月、西アフリカの国ガーナの首都アクラを訪れた。 現地に着き、一息ついてから、近くの海岸を少し歩いてみることにした。波の寄せる音が響く。 足を進めるとすぐに異様な物体が目についた。これまで一度も目にしたことのな…
世界地図で見ると日本は小さな島国だが、その島国のなかに多様な文化や風習、景色、気候が存在する。北海道といえば雪景色、京都といえば神社仏閣、沖縄といえば美しい海など、人によってそれぞれの都道府県にイメージするものは違うだろ…
はるか昔から、神が宿ると崇められきた宮島。世界遺産と名を馳せる、厳島神社が創建されたのは約1400年前のこと。 無数の命が息づく原生林を有し、匠の知と技が光る海上神殿には、今もなお多くの人が訪れる。 神と、自然と、人。 …
旅先の文化や生活を身近に感じる一つの方法は「買い物」だ。 大型ショッピングモールやスーパーではなく、その土地のローカルに長く愛される場所を訪れると、土地固有の食文化や自然環境に対する考え方などに触れられる機会も多い。 ま…
ポストラグジュアリーとは何なのでしょうか。これからの豊かさ、これからの良きお金の使い方を体現したようなマレーシアのエコリゾートホテルを紹介します。
株式会社EDO KAGURAは、同社が運用する衣類レンタルサービス「NINJA KOTAN(ニンジャコタン)」が「地産地消」に続く新概念「地貸地借」により、飛行機のCO2排出量削減に貢献に取り組む。飛行機に搭載する受託手荷物を減少させることで、旅行者のカーボンフットプリントを約20%削減することを見込んでいる。また、旅行者が身軽になることで公共交通機関を利用した地方への観光誘致への貢献も期待できる。新たな旅のスタイルの1つとして選択したいサービスだ。