韓国・高級ホテルの家具を低所得世帯に提供。行政がつなぐモノの支援
高級ホテルでは、ゲストに最高の宿泊体験を提供するため、ホテルの内装にも多額の投資を行い、細部にまでこだわっている。通常、ホテルでは3~5年ごとに壁紙を取り換えたり、古くなった家具を新しいデザインのものと交換したりと、部屋…
高級ホテルでは、ゲストに最高の宿泊体験を提供するため、ホテルの内装にも多額の投資を行い、細部にまでこだわっている。通常、ホテルでは3~5年ごとに壁紙を取り換えたり、古くなった家具を新しいデザインのものと交換したりと、部屋…
サステナブルとは持続可能という意味を持つ。しかし今一度考えてみたい。私たちは現状を“持続”させるだけで良いのだろうか。それほどまでに、現状は未来まで“持続”させたいと思えるような状況にあるのだろうか。 近年そうした懐疑な…
黒川温泉のある阿蘇小国郷。どこまでもつづく草原を眺めていると、時折見かけるあか牛が美味しそうに草を食べている。秋には稲が黄金色に染まり、美しい景観が生まれる。所々、山のいで湯があり、その湯の深みにはまる。阿蘇にはここでし…
東京の自然のなかでサウナやキャンプを堪能できるWildernessリゾート「自然人村」。今回は人と自然の関係性を模索するEcological Memesの小林泰紘さんを招き、この場の可能性を探りました。
東京には自然がない、なんて思っていませんか?実は、都心から1時間とは思えない大自然があります。そんな「東京山側」エリアで、自然との“関わりしろ”を作るdo-moと東京チェンソーズに、エリアの魅力や役割を伺いました。
古くは修験道の場として栄えた「金峰山(きんぷさん)」。甲府市と長野県川上村にまたがる標高2,599mの山で、山頂の巨岩「五丈岩」が特徴的だ。その威風堂々とした姿から、多くの人にとっての信仰の対象となっていた。 金峰山には…
奇岩、奇橋など「奇」のつく名所にはなんともいえないロマンがある。そこでしか見られない景色と圧倒的な存在感が、冒険心をくすぐるのだ。関東を代表する「奇」で、日本三大奇勝に数えられる群馬県の妙義山を訪れたときの感動は忘れられ…
木々が鬱蒼と生い茂ったブナの森の中、周囲に人工物は見当たらない。まずは黄と茶色の枯葉の上に敷いたレジャーシートの上に横たわり、頭、腕、足と、身体の一つひとつと対話しながら順番に力を抜いていく。 森に横たわったまま上を見上…
2024年初夏、スペイン各地で住民が観光客に対する抗議デモを実施した(※1)。理由は観光客の著しい増加による影響、オーバーツーリズムによって物価や家賃が上昇し、地域の住環境が悪化しているからだ。一方で、観光収入を貴重な財…
一般社団法人高畑トラストが奈良市の文化財建築「藤間家住宅」を拠点に、海外からの参加者を対象としたアーティストインレジデンス(滞在制作)のプログラム提供を開始する。このプログラムでは、海外の参加者が伝統的な日本文化に触れ、東洋絵画の修復や金継ぎの専門知識を学んで異文化交流を通じてその技術を深く理解してもらうことを目指す。
旅は感情を豊かにする。驚き、畏敬の念、喜び、切なさ、そうした感情をあわせもつ自分への気づき。旅や、旅から得られる気づきを、こよなく愛しているからこそ、「人類がこの先も、旅ができる世の中であればいいな」と心から思う。筆者に…
2022年、世界中で巻き起こった新型コロナウイルスのパンデミック。目に見えない未知のウイルスが、人々を恐怖と不安に陥らせた。そんなときに生まれたのが、「いのちをつなぐ学校」。感染症から命を守る知恵から、生命科学の歴史や最…
旅は感情を豊かにする。驚き、畏敬の念、喜び、切なさ、そうした感情をあわせもつ自分への気づき。旅や、旅から得られる気づきを、こよなく愛しているからこそ、「人類がこの先も、旅ができる世の中であればいいな」と心から思う。筆者に…
「美しいものを見つけてください」 ボルネオ島での旅の始まり、「いのちをつなぐ学校」の校長であり、生物学者の福岡伸一先生(以下、フクオカハカセ)は私たちにそう言った。それから、こう続けた。 「何を感じたかを心に刻んでくださ…
沈みゆく太陽が靄に包まれた空に重なり、映し出された薄桃色の世界。ある夕暮れ時、熱帯雨林で見舞われたスコールの合間に現れた景色だ。 小さな頃、図鑑で見たウツボカズラ、恐竜の世界にタイムスリップしたかのような巨大なシダ、葉の…
旅行のあり方は、時代とともに変化する。今、ただ「人気だから」「ガイドブックで見たから」という理由ではない、新たな旅のきっかけや観光に着目する人が増えているようだ。 コロナ禍を経て18~29歳のいわゆるZ世代の間では、地域…
夜の自然散策。ワクワク、感動がふくらむ。 夜にしか活動しない動物、夜にしか咲かない花。 夜の自然には決して陽がある頃に見えない、動植物たちの世界がある。 ・ 今回は、そんな夜の自然の生態系に触れることができるイベントを紹…
画像引用:八ヶ岳サステナブル・フォレストツアー 公式HP 人生でいつかしてみたいことに、「桜前線を追いかける旅」がある。はかなく散ってしまう桜を、もっともっと長く見ていたいのだ。ソメイヨシノの桜前線とともに北上すれば、3…
ハワイ語で思いやりを意味する「マラマ」。ハワイでは2000年代以降、レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)の考え方のもと、ハワイを思いやる心「マラマハワイ」を重視する旅への取り組みが行われてきた。 そして現在、責任か…
ジオパークに登録されている隠岐諸島内にあるEntô(エントウ)は「なにもない」からこそ、自分自身の中にあるものを見つめて「足るを知る」ことで充足を得る、贅沢な滞在ができる施設だ。秋から冬にかけて日常から離れ、時間から解放される特別な滞在プランを紹介する。
本が好きな人にとって、本屋は癒しの空間だ。数多く並んださまざまな本にワクワクし、一日中いろんな本を手にして過ごしていたいと思う人もいれば、本好きが高じて、小さくてもいいから本屋をオープンさせたいという夢を持っている人もい…
何年か前からずっと、訪れてみたいと思いながら叶っていなかった場所があった。 「雲ノ平」 名を聞いてその地の美しさが目に浮かぶ人は、山登りがお好きな方だろうか。風景写真がお好きな方だろうか。 地上に存在する、楽園のような景…
北海道の雄大な自然に抱かれた、阿寒湖。湖の中にはヒメマスやワカサギが生息し、底にはマリモが眠る。湖畔に生い茂る草木をエゾシカが食らうーーまるで混じり合うように生きる、美しい命の躍動を感じられる地だ。 その湖畔に広がる阿寒…
2024年11月3日(祝)、神奈川県立茅ケ崎里山公園(茅ヶ崎市芹沢)多目的広場にて食・農・音楽をテーマにしたフリーイベント「HARVEST PARK(ハーべスト・パーク)」が開催される。 HARVEST PARKの開催は…
美しい自然、清らかな水、辺り一面が水と草木につつまれた癒しのスポット。 忙しない日常を離れて、休日は心安らぐ場所へ心身をととのえに行きたい。 ・ 岐阜県山県市の北部を流れる円原川(えんばらがわ)は、奇跡の水質を誇る川と名…
【11月21日〜22日ツアー開催】環境先進都市、亀岡市にてごみを生まないまちづくりを学ぶ1泊2日の旅。市の政策から市内事業者の新規事業、伝統的な技術や考え方に触れながら、循環経済構築のヒントを探ります。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルでは「おいらせコケバス」を2024年8月10日~11月27日の間運行。奥入瀬渓流のコケを存分に楽しめるバスで宿泊者を奥入瀬渓流の自然に包み込んでいく。おいらせコケバス運行までの取り組みやガイドの想いをご紹介する。
「MOUNTAIN GOURMET LAB.(マウンテン グルメ ラボ)」は発足1周年記念に、北アルプスは乗鞍岳中腹にある山小屋「冷泉小屋」で同ブランドの田嶋シェフがここでしか食べられないとびっきりのマウンテングルメのディナーコースと朝食の振る舞いを行う。オフグリッドの山小屋でマウンテングルメを満喫できるイベントだ。
ニュースや情報番組に登場する東京の風景は、渋谷のスクランブル交差点や歌舞伎町といった煌びやかな場所が中心だ。しかし東京には、島もあれば村もある。筆者が暮らす多摩地区では、畑を目にする機会も多い。 菜の花に似たのらぼう菜は…
「SENSE OF MATCHA」は、茶人が出張して全国どこでも抹茶禅を体験できる「どこでも出張茶人サービス」の提供を開始。茶室まで足を運ばなくても日常に抹茶禅を取り入れられ、ウェルビーイングを体験できる。
埼玉県小川町は、東武東上線で池袋駅から1時間あまりの場所に位置する。外秩父の山々に囲まれた盆地に位置しており、「武蔵の小京都」の別名で呼ばれることもある。約1300年前より作られてきた名産の小川和紙は国の重要文化財で、2…
青空の下で色とりどりの花々を咲かす木々、あたたかな風が運んでくるプルメリアの甘い香り、きらきらと輝く寺院でのんびりと寝ている猫。 タイ北部にある都市・チェンマイは、山々に囲まれたのんびりとしたタイの第二の都市。最近ではデ…
小田急電鉄株式会社は2024年9月7日(土)から29日(日)まで、箱根に住んでいる方に地域の魅力を再発見してもらえる地域交流イベント「箱根の自然に、触れる。『HOME FOREST』」を、桃源台駅周辺と箱根湯本の自然体験拠点「HAKONATURE BASE」を中心に、箱根エリア全域で実施する。
世代、ハンディキャップ、文化、宗教、民族。 悲しくも世の中には “分断” しているものがたくさんある。 しかし、そういった垣根を越えて人と人が出会い、対話することで、 少しでもそれぞれの考えや描く世界に近づけたらどうだろ…
旅は、楽しいものだ。旅は、ワクワクするものだ。 しかし、その旅に「サステナブルな」という言葉がつくとどうだろう。途端にどこか後ろ向きな、重責感や足かせをかけられたような感覚を感じる人も多いのではないだろうか。 とはいえ、…
「食べることは生きること」 人は水を飲み、食べ物を口にすることで生きることができている。人間にとって食は人の体をつくり、心を育む大切な営み。しかし、ふと考える。 当たり前のように口にしている食材はどこからやってきているの…
現代社会は、忙しさとストレスで満ち溢れている。職場や家庭での役目を果たすべく日々奔走し、パソコンやスマホを開けば、SNSやネットニュースから流れる情報の波に圧倒され、心身ともに疲れ果てている人も多いだろう。しかし「休んだ…
都内の渋滞を抜け出すのに時間がかかり、気づいたら辺りは真っ暗に。街灯すらない夜の道を走らせていくと、白線状に何かが“ある”のに気づく。生き物?それとも物?スピードを落としてゆっくり近づくと、二つの目が光った。 フクロウ……
パチパチパチッ……鳥たちのさえずりと共に聞こえてくる、薪が燃える音。 誰もいない森に包まれた空間で味わう、自分だけのヒーリングタイム。 静寂な森の中で、前へ進み踏みゆく足元から聞こえる葉の音。 そしてどこまでも続く地平線…
心が揺さぶられ、日々のなかで無意識に抑圧していた、切なさや恋しさが湧いてくるような、いわゆる“エモい”旅をしたくなることがある。 筆者の場合、その感情は、心の引き出しの奥にしまっていた過去のできごとを、ふと何かの拍子に思…