刺激を感じながら、少しずつ街に馴染んでいく。
そんな変化を楽しめる暮らしをしてみたい。
全国300箇所以上の物件でサブスク型の多拠点居住プラットフォーム「ADDress(アドレス)」を運営する株式会社アドレスは初の海外拠点をスタートさせる。第1弾はアジア、オセアニア、北米、中南米、欧州の世界5地域10物件がオープンし、随時拠点数を増やして世界展開を進めていく予定だ。
旅行ではもちろん、ワーケーションや二拠点居住、多拠点居住など、拠点となる場所を海外にも気軽に持てるようになる。自由な暮らしに住まいのサブスクを取り入れてみてはいかがだろうか。
住まいのサブスクリプションサービス「ADDress」
ADDressは、定額制で各地の家に住める多拠点コリビングサービス。「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、地域活性化および地域コミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供している。
料金は月額980円〜と、初入会ならリーズナブルに始められる。プランによって滞在に必要なチケット付与枚数が異なり、毎月チケットが付与される仕組みでライフスタイルに合わせた利用が可能だ。チケットは当月分が消化できない場合も2年間有効となるので、先々の大型連休に向けて早めにチケット確保をしてお得な滞在宿泊もできる。
また、家ごとに「家守」を配置している。家守を中心とした地域コミュニティに属しながら普段とは違う“異日常”を体験できるのもADDressの特徴だ。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスになっていくだろう。
ADDress初の海外拠点がスタート
今回ADDress初の海外拠点がスタート。国内版と同じく、月毎に切り替え可能な定額制チケット制度で、保有チケット枚数に合わせて予約枠を確保する仕組みだ。また、海外拠点でも日本人家守の自宅にホームステイ、または日本人家守がオーナーの空き家を利活用した拠点をADDressとして提供している。観光目的の海外旅行とは一味違った、「日本人が身近にいる海外暮らし」を体験できるのもユニークな点となっている。
第1弾では、アジア、オセアニア、北米、中南米、欧州の世界5地域10物件がオープン。今回はその一部の拠点をご紹介する。
クアラルンプールA邸(マレーシア・クアラルンプール)
マレーシアの首都クアラルンプールの商業中心地ブキッ・ビンタンの高層ビルにあるクアラルンプールA邸。都市に立地しつつも周辺は緑豊かな環境が広がっているが、高級ショッピングモールと豪華なファッションブティックが立ち並ぶにぎやかな大通りにも近く、チャンカットブキッビンタン通りには屋外バーや音楽クラブが並ぶ。ジャラン・アローは、中華料理を提供する屋台街として知られる活気ある一帯だ。
家守は、10年前に夫婦でマレーシアに移住した長野さん。以前からクアラルンプールに観光や出張で訪れる日本人へのサポートを行っていて、自身もホームステイ経験がある。旅や暮らしでの不安がある方でも安心して海外滞在できることがADDressの家守制度だ。
パラ・ビスタA邸(オーストラリア・アデレード)
南オーストラリア州の首都アデレードにある、パラ・ビスタA邸。トラムや無料のバスで市内を巡ることができ、コンパクトな街並みで車がなくても生活を楽しめる環境だ。穏やかな気候が特徴で、夏季は乾燥した日差し、冬季は豊かな雨量がある。また、ワイン生産地としても知られ、バロッサバレーや数多くのワイナリーへ、その味に魅了された観光客が国内外から訪れている。他のオーストラリアの地域とは違う雰囲気を持っている。
家守は、アデレード出身の旦那さんと日本で出会い結婚した岩城さん。岩城さん自身はオーストラリア メルボルンでのワーホリの経験があり、日本人留学生やワーホリの受け入れを日頃から行いサポートをしている。オーストラリアでのリアルな生活を日本人目線でうかがえる機会にもなるだろう。
暮らしのフィールドを世界へ
海外に拠点を持つとなると大きな費用がかかったり、異国の地ならではの不安があったりなかなか簡単に行えるものではなかった。ADDressなら月額制で海外拠点が持て、滞在先には日本人の家守がいる安心できる環境だ。異日常を楽しみながら、生活の場を世界中に向けてみよう。
【参照サイト】ADDress 公式サイト
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高橋 真理
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