月9,800円で多拠点生活を始めよう。住まいのサブスクリプションサービス「ADDress(アドレス)」が新料金プランをスタート

住まいのサブスクリプションサービス「ADDress(アドレス)は、従来の基本料金月額44,000円のサービスをリニューアルし、毎月9,800円から多拠点生活をライトに使える、新料金プランの新規申込受付を2023年1月25日より開始。同2月1日より滞在受け入れをスタートする。利用日数に応じた定額の料金プランだが、月毎にプランを切り替えることも可能となり、利便性が増した料金プランとなっている。

普段行かない場所へ行くきっかけに

2020年からのコロナ禍を機に、テレワークやリモートワーク、ワーケーション利用が企業で進んだ。コロナ以前の2020年1月と比較すると、ADDressの会員数は10倍以上に増えており、働く場所・住む場所の自由度を求める人が増えていることが伺える。しかし、週数日から月数日程度の出社を求める企業の他、職種柄オフィス出社が必須のケース、子育てや介護をするため、週末利用や月数日しか自宅を離れることができない人も少なくない。

二拠点生活や多拠点生活に関心のある約12万人のメルマガ登録会員(ADDress利用前の人)にアンケートを実施したところ、多拠点生活をする目的は「普通の旅行では行かないような場所に行くきっかけにしたい」がトップの52.65%、「観光では得られないその土地の日常を体験できる」が46.87%と3番目に多く、観光目的とは異なる日常体験へのニーズが非常に高いことが分かった。同アンケートでは、月5日以内の希望利用日数が37.45%と最も多く、次いで6〜10日以内が29.25%という結果となった。こうしたニーズに対応するべく、今回の新料金プランを設定。新プランは「予約チケット制」で、利用日数に応じて金額が異なるため、各ニーズに対応できる内容となっている。

月9,800円から始められる新料金プラン

従来のプランは、月額料金で14日分もしくは31日分保有していた「同時予約チケット」は、滞在時に消化されると同時に回復し、使い放題として予約次第では月に最大31日利用することが可能だったが、新プランの「予約チケット」は使い切り型。保有する予約チケット枚数以上の滞在できないが、使い切れなかった「予約チケット」は翌月以降に繰り越されるので、多くの枚数を保有していれば、多拠点生活を長期間利用したいときに一気に適用することが可能だ。また、定額制であるが、月ごとにプランの変更も可能なため、年間の計画を見据えながらリモートワーク日や休日に照らし合わせて、自由に料金プラン変更のできる多拠点生活を手に入れられることが特長となっている。

2023年新規受付予定の家情報

ADDressが運営する多拠点居住プラットフォームは2023年1月25日現在、全国47都道府県260軒の住まいを提供中。古民家、オーナー同居型住宅、温泉付別荘、団地などの集合住宅、旧寝台列車、シェアハウス、ゲストハウス、ホテルや旅館、キャンプサイトなど、北海道から沖縄県の離島まで、全国各地の多種多様でユニークな家が揃っている。今後、1,000拠点突破を目指しているADDressで、新規&オープン予定の家をご紹介する。

【沖縄国頭村A邸(沖縄県国頭郡国頭村)】2023年1月オープン

ホステル「YANBARU HOSTEL」と提携し、2023年1月にオープン。世界自然遺産に登録され、大自然に囲まれた沖縄県国頭村。廃業になった築47年のホテルをリノベーションした1階には卓球・ビリヤード・ボルダリング、2階にはシェアキッチンを併設していて「人々との時間の共有」を生み出すエリアが多く存在する。

【京都伏見A邸(京都府京都市)】2023年春オープン予定

「歴史と水と酒の街」伏見の元学生寮の家。2019年にオープン後、専用ベッド(*)のみ運用していたが、施設内をリニューアルして予約利用可能となった。京都駅からほど近く、近鉄丹波橋駅から徒歩2分の好立地。60年以上前に建てられた歴史ある家をリノベーションし、複数人でも滞在しやすい大邸宅だ。木目を生かした落ち着きのある雰囲気で、のんびりと京都暮らしを満喫してみてはいかがだろうか。

※専用ベッドとは:ADDressのオプションサービスで、契約した会員のみ予約不要で利用可能な契約者専用スペース。自宅を解約して契約する会員を主な対象としており、住民票登録も可能。

【広野A邸(福島県双葉郡広野町)】2023年1月オープン

公益社団法人福島相双復興推進機構とADDressによる、東日本大震災の復興支援を目的とした共同事業の一環として提携している家(施設名「ホテル双葉邸」)が2023年1月にオープン。サッカーの聖地「Jヴィレッジスタジアム」まで徒歩圏内で、施設内には無料の洗濯・乾燥機もあるので長期利用にも最適。太平洋に面している広野町は、JR常磐線より東側のエリアが大津波により壊滅的被害を受けたエリア。震災から間もなく12年が経ち、町の復興も進み、日々変化・進化し続けている。多拠点生活を通して多くの会員に訪れてもらい、「関係人口」が創出されることを期待している。
・特設サイト:みに来て!ふくしま〜ADDressで出会うふくしま12市町村〜

気軽に旅と新しい生活を楽しもう

これまで二拠点生活や多拠点生活に興味があり、やりたくてもなかなか実行できなかった方でも、月数日からライトに始められるADDress新料金プラン。この機会にADDressを通して「いつもと違う日常」や「新しい人・地域との出会い」、「将来の移住先探し」をしてみてはいかがだろうか。

【参照サイト】ADDress公式サイト
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