旅に出ると何だかワクワクする。
普段お寝坊の自分も、旅先だと早起きができたり。
モーニングを食べて、食後のコーヒー。
何だか、日常で飲むコーヒーより美味しく感じる。
ホテルに滞在している心地よさ、自然の中に溶け込んでいる自分。
普段とは違う環境だからこそ、この高揚感があるのか?
「泊まるように暮らす」
旅先で誰もが感じたことのある
独特な時間と空間の心地よさを分解し
家というフォーマットに落とし込むことで
泊まるように暮らす日々を提案します。
そう掲げるのは、建築家・起業家の谷尻 誠と、「LIFE LABEL」「Dolive」主宰の林 哲平による住宅ブランド『yado』だ。ホテルならではの心地よさと、ワクワクするその気持ちを日常で、住宅という形で実現できないかと『yado』というブランドが生まれた。
「日本の街並みをより美しくしたい」yadoの3つの特徴
創業メンバーの谷尻 誠 氏と林 哲平 氏2人に共通するのが、「日本の街並みをより美しくしたい」という思いだ。“泊まるように暮らす”をコンセプトに、今までの住宅ブランドの枠にとらわれない事業展開を行う。住宅ブランドでありながら、ホテルとコラボレーションした住宅の開発や、オウンドメディア、設計士向けデザインスクールなどサービスを多角的に展開する予定だ。
そんな「yado」の、3つの特徴を紹介する。
1つ目は、「住宅ブランド×ホテル」。予約が取れないプライベートヴィラとのコラボモデルなど、ホテルという心地よさや高揚感などを個人住宅で実現する住宅を開発するというもの。
2つ目は、「住宅ブランド×スクール」。設計士に向けたデザイン&ビジネススクールを、2023年春より開講予定だ。「同じ志の仲間が全国各地で住宅をつくっていくことで、日本の街並みが変わる」。そんな谷尻自身の想いから、学ぶ “場づくり” を広く継続的に行っていくという。
そして、3つ目は「住宅ブランド×メディア」。オウンドメディア「yado magazine」を通じて、継続的な情報発信で “泊まるように暮らす” ライフスタイルへの共感を醸成する。継続的な接点を持つことで、将来的な顧客層(住宅購入者)を育て、住宅購入後の暮らしづくりもサポートしていく目的だ。
“泊まるように暮らす”を体現した第1弾の住居
yadoは、ファーストモデルとなる「yado model #01」を、2月1日より販売開始する。yado独自の設計ルールを踏襲し、新しい和洋折衷を提案するデザイン性だけでなく、収納を集約し余計なノイズを取り払うといった居住性を追求した。
扉を開けた瞬間広がるひとつづきの大きな土間、天高約5mのリビングルーム、二階へと続く階段から覗く借景。光の移ろいを感じる採光や、美しいものを飾りたくなるような隙間だって、ここにはふと手をとめ眺めたくなる風景のある暮らしが待っている。
“泊まるように暮らす”を考え尽くしてつくられたのだ。
そして、オリジナルのサウナ小屋や納屋、造作家具など、暮らしに新鮮な喜びの瞬間を与えてくれるオプションプランも充実している。
yadoは今後も、GOOD DESIGN AWARDを受賞するプライベートヴィラとコラボした住宅モデルのリリースなど、日本全国のホテルをパートナーに迎えながら、日本の街並みを美しくしていくことに挑戦していくという。
【参照サイト】yado | 泊まるように暮らす
明田川蘭
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