日本一の星空を眺めに行こう。長野県阿智村でCO2フリー電気使用の「天空の楽園 NIGHT TOUR」開催

現在、自分達が目にすることのできる満天の星空や、豊かな自然を50年後、100年後の次世代に引き継いでいく為に。そんな思いからスタートした環境に関する場づくりやイベントを開催する「日本一の星空の村」がある。

長野県阿智村のスタービレッジ阿智誘客促進協議会は、富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらで開催されている「天空の楽園 NIGHT TOUR」で、中部電力ミライズ株式会社から供給を受ける、信州産CO2フリー電気「信州Greenでんき」を使用したイベントを開催中。イベント期間は、2023年1月1日(日)~3月26日(日)。CO2の排出を抑え、環境を守りながらイベントを実施できる取り組みとなっている。

”日本一の星空”が観られる長野県阿智村

阿智村は、長野県の南端にあり、「昼神温泉」と「花桃の里」で知られる、山あいの静かな村。環境省が実施した全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位に認定され、星空をテーマに様々なイベントを開催。富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらで行われる「天空の楽園 ナイトツアー」、「天空の楽園 雲海Harbor」、「日本一の星空 浪合パーク」など星空を見上げるイベント、場所づくりが積極的に行われるようになった。現在では多くの観光客が日本一の星空を求めて阿智村訪れている。

信州産CO2フリー電気を使用した「天空の楽園 NIGHT TOUR」

これまで阿智村では、古紙を再生する環境に配慮した商品開発、阿智村の森林から発生する間伐材活用、2019年からはCO2フリー電気でのイベント開催など、星空が見える環境活動に取り組んできた。今回、富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらで開催されている「天空の楽園 NIGHT TOUR」ウインターシーズンでは、CO2フリー電気「信州Greenでんき」を使用し、CO2排出量の削減を目指す。

信州産CO2フリー電気「信州Greenでんき」は、信州産CO2長野県企業局が運営する、水力発電所等でつくられた電気を活用し、中部電力ミライズから信州産CO2フリー電気「信州Greenでんき」が届く仕組みだ。環境に優しい電気を使用することで自然を守り、夜空に輝く美しい星々を見られる環境を広げ、将来に引き継ぐことになる。

環境を守りながら特別な体験を

「天空の楽園 NIGHT TOUR」は、片道15分の暗闇を進む星空ゴンドラに乗り、雪原での星空観賞ができる。CO2フリー電気の使用で、イベントや地域の未来に繋がっていることを実感するだろう。冬の夜「日本一の星空の村」で美しい星空を眺めながら、環境にも思いを寄せてみてはいかがだろうか。

【開催概要】
・開催期間:2022年12月24日(土)~2023年3月26日(日)
・除外期間:2023年1月10日(火)~1月20日(金)
・営業時間:18:00~19:30 上りゴンドラ運行 / 19:00~20:30 ライトダウンタイム(下りゴンドラ常時運行)
・料金:大人・高校生 2,000円~ 小中学生 1,000円~ 幼児無料
※料金はゴンドラ往復乗車料金が含まれます
※料金変動制
・会場:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
・駐車場:2000台 無料
※駐車場は最も遠い場所で約1Kmの距離となります。予めご了承ください。
・ゴンドラ運行条件:
天候、イベント内容により営業時間が変わる場合がございます。
荒天により営業が困難と判断された場合は営業を中止する場合がございます。

【参照サイト】天空の楽園 NIGHT TOUR 公式サイト
【参照サイト】スタービレッジ阿智誘客促進協議会 公式サイト

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高橋 真理

秋田県出身。東京、札幌での生活を経て、宮城県でゆったりとした地方暮らしを満喫中。友人とにぎやかに過ごす旅も好きだが、1人で旅先の非日常な空間にゆったりと浸る旅が最近のお気に入り。