地球の未来も想像して宿選びを。脱温暖化を叶える株式会社リロバケーションズの旅館再生とSDGsの取り組み

宿泊先を決める際は、部屋・温泉・食事など様々な選択肢がある。旅行中の楽しんでいる自分をイメージしながら宿を選ぶ時間も、旅行前の楽しいひとときだ。そんなときに、旅の後、未来の自分や社会がより豊かになる宿選びをすると、これまでの旅とまた一味違う思い出ができるかもしれない。

会員制リゾート事業、ホテル・旅館運営再生事業を行う株式会社リロバケーションズは、重油削減及び脱炭素の取り組みのひとつとして、運営・管理する奥日光の温泉旅館「湯守釜屋」において、施設の熱源に温泉熱を活用する新設備を2022年末に設置。これにより重油消費量の大幅削減を実現させ、地域活性、自然との共生、地球温暖化抑止を実現しながら世界中の方に余暇の拡大の推進に取り組む。

新築をしないリゾートオペレーター

全国に36ヶ所にリゾートホテルを展開している株式会社リロバケージョンズ。“想いをつむぎ新しさでつなぐ”をコンセプトにし、個性的な宿での特別なひとときを提供している。施設は新築せず、従来の施設や設備を活用し再生させて運営をしていることも大きな特徴だ。

温泉熱を利用し脱温暖化を目指す

株式会社リロバケージョンズでは、2022年4月から“本気で実行SDGs”プロジェクトにおける重油・CO2排出量削減をスタート。運用効率の高いヒートポンプ給湯器の導入や再生エネルギーの採用をこれまで行ってきた。2022年末には、「湯守釜屋」において温泉熱を活用した重油消費量の大幅削減を可能とする設備の導入が完了した。これにより、年間の重油消費量は170kLから46.3kL、73%減になる予定だ。

株式会社リロバケージョンズは下記のような取り組みも引き続き行っていく。

<リロバケーションズ・SDGsへの取り組み>
① 建造物の廃棄をゼロに(住み続けられるまちづくりを)
② 2025年までにEV自動車・充電器設置(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)
③ 2025年までに社用車を環境車両へ(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)
④ 公式予約収益の一部をレッドカップキャンペーンへ寄付(飢餓をゼロに)
⑤ 2026年までに重油使用削減(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)
⑥ プラスチック使用率50%削減(つくる責任つかう責任)
⑦ 2030年までに食品ロス50%削減・生ごみ廃棄率0%(つくる責任つかう責任)
⑧ 社員の雇用と健康を守る(働きがいも経済成長も)(すべての人に健康と福祉を)
※地域雇用促進、外国籍スタッフの増員・女性の役員役職者増加・禁煙促進
⑨ 地域との共生(働きがいも経済成長も)(住み続けられるまちづくりを)
※定期的な地域清掃活動、地域イベントへの積極的な参加、災害時の積極的な支援提供

地球の未来も想像して宿選びを

環境を守ることは、温泉宿でリフレッシュをする私たちの楽しい時間が、この先も長く続くための1つの手段だ。宿を選ぶ際は、ぜひ未来の環境も考えて選んでみよう。

【参照サイト】株式会社リロバケージョンズ 公式サイト

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