住まいのサブスクリプションサービス「ADDress(アドレス)」を運営する株式会社アドレスは2022年6月末から従来の定額プランに加えて、多拠点生活のための新たな料金プランを開設した。また、家タイプの新しいジャンル「キャンプサイト」を7月上旬から予約受付開始。キャンプ地での非日常的な暮らしを通して、地域の魅力やありのままの自然を感じてもらい、住宅地や観光地に住むのとはまた一味違った体験を提供する。
いつもの場所が、いくつもある、という生き方
ADDressは、定額制で全国の家に住める多拠点コリビング(co-living)サービス。「#全国創生」をスローガンに掲げ、多拠点居住を通じ、全国活性化および日本中のコミュニティに新たな関係をつくるライフプラットフォームを提供している。
都市と地方が協力しながら地方への「帰属」、そして生活の「回遊」を促進させて、日本全国にコミュニティを築き、次世代の地方創生に取り組んでいく。各家には個室を中心に寝室を確保しつつ、シェアハウスのようにリビングやキッチンなどを共有スペースとして設ける。空き家や別荘を活用することで、コストを抑えながらリノベーションによる快適な空間を提供していく。光熱費、Wi-Fi、共有の家具の利用も含めて月額4万円からと低価格で手軽に利用できる内容だ。少子高齢化の人口減少社会において、移住ではなく都心部と地方が人口をシェアリングする多拠点居住のサービスを目指していく。
また、熊本県多良木町の一般財団法人たらぎまちづくり推進機構と共同で、町の関係人口創出による地域の人材育成事業「たらぎつながるDAYS」を取り組むことも決定しており、住いのサブスクサービスが今後も多方面で活用されていく。
ADDressの新料金プラン
ADDressを使って多拠点生活をしてみたいメルマガ登録ユーザーから、実際に利用している会員まで、幅広い層からのご意見を参考にして新料金プランを開設。お試し利用の1ヶ月限定「おためしプラン」と、自宅解約したアドレスホッパー向けに31日分の予約権利が付与される「たっぷりプラン」の2つのサービスプランを提供開始し、ライフスタイルに合わせて選べるようになっている。
キャンプサイトADDress第1弾の家「恵那A邸」
標高1,000mに位置するキャンプフィードの「恵那A邸」は、静かに暮らせるテントの家。自身でテント等全ての設営を行い、必要なキャンプ用品は持参するか、現地でレンタルをする。リニューアルしたクラブハウス内にあるコワーキングスペースやシェアキッチンもオプション料金1,000円で利用でき、幅広い滞在スタイルに対応可能だ。クラブハウスを豊かな自然の中で、焚火、料理、ものづくり、クライミングやヨガ、読書等、時間を気にせず自分の好きなことに没頭してみてはいかがだろうか。
自由に場所を選び、自由に過ごす
自分のライフスタイルや好みにあった暮らしを実現させるために、様々な場所で暮らしを体験してみることが大切だ。住まいのサブスクサービスを活用することで、地域の魅力やありのままの自然を気軽に体験できるだろう。暮らし方の選択肢を広げ、もっと自由に自分らしい生活を求めてみてはいかがだろうか。
【参照サイト】ADDress 公式サイト
【参照サイト】一般財団法人たらぎまちづくり推進機構
高橋 真理
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