奥多摩町の廃校を活用した宿泊可能なコミュニティスペース「OKUTAMA+」にて、ワーケーションモニタープランを100名限定で募集している。
「OKUTAMA+」は、1947年に開校した奥多摩町立古里中学校が合併や閉校などを経て、2020年に改装され、宿泊できるようになった施設だ。都内から電車で約90分に位置する山と川に囲まれた大自然のなかで、参加者は、Wi-Fi完備のワークスペースで仕事をし、その合間に施設内のキッチンでの料理、校庭での運動なども行うことができる。
モニターの募集期間は、12月1日から3月31日までの3か月(年末年始の12月23日から1月18日までを除く)。営業時間は10時から18時まで。利用料金は、期間中1名18,000円(税別)。別料金で、改装したドミトリーや個室タイプなどの部屋への宿泊やバーベキューも可能だ。場所は、JR青梅線「川井駅」より徒歩15分、JR青梅線「古里駅」より徒歩20分。駐車場は無料。
なお、「OKUTAMA+」は、東京都産業労働局の「東京都ワーケーション普及促進等モデル実証事業」に選ばれており、東京都の企業への就労者は、2021年2月28日まで、施設を無料で利用することができる。
「OKUTAMA+」の運営を手掛けるのは、外国人人材の就職・教育領域の事業を国内外で展開する株式会社JELLYFISH。モニタープランは、昨今のリモートワーク導入による働き方の変化を背景に、都市の過密解消や、人口の減少が問題となる奥多摩町地域の活性化を図ることを目的としている。
「OKUTAMA+」でのワーケーションは、自然環境に身を置くなかで癒しを感じながら、思い思いの働き方や遊び方で施設を堪能することで刺激を得、アイデア創出につながる可能性も秘めている。都心のスペースで密を避けたい方や、ゆったりとした環境で仕事をしたい方はワークスペースの候補に挙げてみてはいかがだろうか。
【ウェブサイト】OKUTAMA+(オクタマプラス)
【ウェブページ】東京都ワーケーション普及促進等モデル実証事業
(Livhubニュース編集部)

明田川蘭

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