リゾートエリアの会員制施設やホテルでのワーケーション体験を福利厚生サブスクリプションサービスとして提供する株式会社リゾートワークスは11月25日、自社オフィスを移動しながら働くワーケーションオフィスに変更すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、政府主導でワーケーションが推奨されている。これにより認知度は高くなっているものの、実際に導入済み、もしくは導入予定の企業は非常に少ないのが現状だ。
そこで同社はワーケーション促進の一環として、自社オフィスを移動しながら働く環境へと変更。個人ではなく企業が実践することで、ワーケーションのイメージの具体化を目指す考えだ。オフィスの移動は11月30日より開始し、全国のリゾートワークス提携施設を回る。
加えて、同社は毎週木曜日をフレンズデーに設定し、伊豆高原や伊豆今井浜の提携施設にて、同社サービスを導入予定の企業を招待し、現地ガイドツアーやリモートワークでのコミュニケーション術など一緒に楽しめる企画を開始する。なお、宿泊費・食事代などは各自負担となる。
コロナ禍により、リモートワークやワーケーションなどが導入され、働き方の変化が徐々に進みつつある今、福利厚生としてもワーケーションの導入を検討している企業もある。今後は、ワーケーションオフィスを体現する同社のような企業も増えていきそうだ。
【ウェブサイト】リゾートワークス
(Livhubニュース編集部)
松岡 のぞみ
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