Airbnbは、中東への拡大戦略の一環として、すべてのプラットフォームでアラビア語が認識されるように変更を行った。
Airbnbは同地域だけで7万件以上のリスティングがある。なかでもUAE(アラブ首長国連邦)には1万件以上のリスティングがあり、年間約14万5千人のゲストを迎えている。
2017年に、Airbnbはドバイで地元の人々がひねりを加えたツアーやアクティビティを行う「Experiences」プラットフォームをローンチした。これにより、訪れる人々はアラブのおもてなしを体験し楽しむことができる。現在、ヨルダン、モロッコ等、中東と北アフリカ地域には750の「Experiences」がある。
この地域の取り組みの一環として、Airbnbは2016年にドバイの観光商業マーケティング課(DTCM)と、2018年にもうひとつの首長国ラアス・アル=ハイマと、責任あるホストの促進と観光の多様化を推進する覚書を締結した。
Airbnbの中東・アフリカ地域担当のHadi Moussa氏は、「中東と北アフリカ地域は弊社にとって非常に重要であり、アラビア語でAirbnbをローンチすることを嬉しく思います。創設されて以来、この地域の人々はAirbnbを使用しています。母語で利用できるようにすることで、真の帰属意識を作り出したいと考えています。Airbnbプラットフォームが提供する本物の経験を通して、アラビア語を話す旅行者にお気に入りの目的地を探索してもらいたいです。アラブのおもてなしは世界中で有名です。 Airbnbは、この地域のより多くの人々が、ホストとし世界中のゲストを暖かく歓迎することを支援します。」と述べる。
アラビア語は、27か国の公用語で、約2億3500万人の話者がいる。同社は、アラビア語対応にすることで、アラビア語話者のゲストとホスト両方の拡大を促したい考えだ。
【参照ページ】Airbnb website and app is now Arabic-friendly
【関連ページ】Airbnb(エアビーアンドビー)
(Livhubニュース編集部)


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