「ちゃんと見直したい」環境アクティビストeriさんに聞く、旅の話
気候危機、戦争、差別、分断。どうしたって暗い気持ちが一部混じってきてしまう問題だらけの今、行き場のない思いや感情を日々抱えながら過ごしている人も少なくないのではないだろうか。 かく言う筆者もそのうちの一人だ。この現実のな…
気候危機、戦争、差別、分断。どうしたって暗い気持ちが一部混じってきてしまう問題だらけの今、行き場のない思いや感情を日々抱えながら過ごしている人も少なくないのではないだろうか。 かく言う筆者もそのうちの一人だ。この現実のな…
世界旅行ツーリズム協議会によると、観光産業は少なくとも世界の炭素排出量の8%を占めており、化石燃料による世界全体の炭素排出量は2023年に過去最高を記録したという(※1)。 そんななか、2024年11月11日から22日ま…
白銀の世界。時折、木々が風に舞い、キラキラとした雪の結晶が風に舞う。 今日も、雲ひとつない青い空のもと、スキーヤーは颯爽と雪山を駆け抜ける。 「日本は、春夏秋冬があるからとても魅力的だ」 海外の旅行客で、そんな言葉を口に…
冬が近づくと、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむ準備をはじめる人も多いだろう。しかし、近年は気候変動の影響により、「雪が降らずスキー場をオープンできない」といった話をよく耳にするようになった。 2023年…
都内の渋滞を抜け出すのに時間がかかり、気づいたら辺りは真っ暗に。街灯すらない夜の道を走らせていくと、白線状に何かが“ある”のに気づく。生き物?それとも物?スピードを落としてゆっくり近づくと、二つの目が光った。 フクロウ……
島国に住む私たちは、日本国外に出るためには飛行機という移動手段を取らざるを得ない。船という選択肢もなくはないが、飛行機の価格と利便性を考えると、その選択を取れる人はまだ多くないだろう。しかし、気候変動の問題が加速する現代…
晴れた空に伸びる飛行機雲。見つけると嬉しくなる景色だったはずが、ある事実を知ってから残念ながら見え方が変わってしまった。 2022年のIPCC報告書(※1)では、航空による地球温暖化への影響の約35%は飛行機雲が原因であ…
「旅先で、サステナブルな行動を取りたいですか?」 何かの調査でこう質問されたら、あなたはどう答えるだろう。悩みつつも多くの人がおそらく「はい」と答えるのではないだろうか。実際の調査結果においても、この質問に対し、82%が…
台湾といえば夜市や繁華街散策を楽しむことのできる台北を目指す人がまだまだ多いだろう。しかし、日本に東京以外にも魅力的な地域が多くあるように、台湾にも台北とはまた違った魅力のあるエリアが多くある。 そのうちの一つ台湾の東海…
音楽フェスティバルと聞いたら、何を思い浮かべますか?オランダ・アムステルダムの「DGTL(デジタル)」は、素晴らしい音楽体験はそのままに、世界で最もサステナブルな運営を行う異色の音楽フェスティバルです。
「地球には冬が必要だ」 1960年代を皮切りに何度も再来している、スキーブーム。特に、1987年に公開された映画「私をスキーに連れてって」は大きな火付け役となり、ゲレンデには多くのスキー客が押し寄せた。 スキー場は、ゲレ…
【6/13〜6/16 台湾ツアー開催!】サーキュラーデザインとソーシャルデザインを実践する10の台湾企業や団体を訪ねます。「リペア」を一つのキーワードに、実践者との出会いや参加者同士の対話を通じて、自分にとってのリペアの“目的語”を探す旅にご一緒しませんか?
「社員をサーフィンに行かせよう – let my people go surfing」 パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードがパタゴニア社員に理念を示す手引きとして執筆し、日本では2007年に販売された本…
Sponsored by 日本真珠輸出組合 「人は自然の一部」 この感覚を持ちながら日々を過ごしている人はどれくらいいるのだろうか。 都市部に住んでいると、自然は人工物や人間に追いやられていて、自然のなかに自分が生きてい…
【10/28〜10/29 国内ツアー開催!】Livhub姉妹メディアであるIDEAS FOR GOODと共同開催する、社会をもっとよくする体験プログラム「Experience for Good」。今回の旅の舞台は三重県・伊勢志摩です!人が関わることで循環がまわり始める里海で、よりよい巡りを考えるサーキュラーな旅に参加してみませんか?
「旅は自分だけでなく訪れる場所や人々、そして地球にとっても良いものであるべき」という考えを広めようと2011年から活動してきたレスポンシブルトラベルのパイオニア「Responsible Travel」を紹介します。
米国ニューヨーク市のブルックリン区にある「Wythe Hotel(ワイスホテル)」は、同市初となる「Regenerative Travel(リジェネラティブ・トラベル)」に加盟する宿泊施設となった。Regenerativ…
環境保全に取り組む、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、2007年から開催されている、世界各地を消灯のリレーでつなぐ世界最大級の環境イベント「EARTH HOUR(アースアワー)」を、2023年3月25日(土)20:30~21:30に実施する。世界中で同じ日・同じ時刻に自宅等の電気を消灯することで、地球温暖化防止と生物多様性保全への意思を示す。
葉が色づき、寒さが色を連れてくる。頭上の木からは心地よい感覚で葉がゆらゆらと舞っては落ち、彩鮮やかな落ち葉の絨毯がひろがる。 一年で一番気持ちのよい日だ、と思うほどの秋晴れの日に訪れたのは、長野県の小布施町。 ふらふらと…
「人間って美しいもの見る時、ほんとに息を呑むんだなって、初めて体感したのがニセコでした」 目の前に広がる白銀の世界。自分たち以外には誰もいない大自然のなかで、雪が降る音が聞こえた気がした。 初めてニセコを訪れてから、ニセ…
飛行機に乗ることで環境に与える負荷は大きい。それでも、可能な限り二酸化炭素排出量を抑えて飛行機に乗るためのヒントを8つ紹介します。
気候変動がもたらす悪影響を防止するために、UNWTOが中心となり「観光における気候変動対策に関するグラスゴー宣言」が採択され、次の10年間で観光業界の二酸化炭素(CO2)排出量を50%削減し、2050年までの可能な限り早い段階で「ネット・ゼロエミッション」を達成することを目指すことに世界で500団体以上が署名しています。
目次 ワーケーションとSDGs・サステナビリティ経営 そもそもSDGsとは? ワーケーションが貢献できるSDGsの目標は? 3つのP(環境・社会・経済)で考えるワーケーションの価値 SDGsをテーマとする具体的なワーケー…
チューリッヒ・インシュアランス・グループは、「2050年までにCO2気候排出量正味ゼロ」の目標を掲げ、気候変動の問題に積極的に取り組んでいる。その一環として、日本の豊かな自然を守り次世代へ残すことをみんなで考える契機にしたいとの考えから、サステナビリティ・プロジェクト『Green Music produced by Zurich』を2022年1月に立ち上げた。
2021年11月、ブッキング・ドットコムは宿泊予約サイト業界としては初となる、サステナビリティ情報提供システム「トラベル・サステナブル・バッジ」をスタートしました。
アメリカのユナイテッド航空が、世界初の飛行実験をしました。脂肪、食用油、潤滑油などを原料にした燃料を使い、100%化石燃料を使わない飛行の実現です。
気候変動に対して何かできることはないか――。そんな思いを「列車の旅」を通して実現するサービスがイギリスで始まりました。
企業が直面している様々なサステナビリティ課題の中でも、業界や業種に関わらず必ずついて回るのがごみの問題だ。最近では、事業活動から出る埋め立て廃棄物をゼロにする、いわゆる「ゼロ・ウェイスト」を目指す企業や店舗なども少しずつ増えてきている。
世界でも有数のパウダースノーを楽しめる場所として有名な白馬村でも近年雪不足の問題に陥っており、その原因の一つに気候変動が挙げられる。このような状況に危機感を感じ、自ら行動を起こしているのが、白馬村でペンションを営む宗川公紀さん。「IL BOSCO(ボスコ)」と名付けたペンションで環境に配慮した宿泊場所を提供すべく自然エネルギーの導入や地産地消食材の提供など、様々な工夫をされている。今回Livhub編集部は宗川さんのペンション「IL BOSCO」での環境に配慮した独自の取り組みと宗川さん自身がサステナブルな宿泊場所を提供する立場として、旅行に対する想いを伺った。
コスタリカ国内の組織である国家資金調達林業基金(FONAFIFO)が発表したプログラムでは、観光客が自身の旅行に伴うCO2排出量に対してカーボンオフセットを行う選択ができます。オフセットのために支払われた代金は、FONAFIFOを通して植林などの自然保護活動を行う土地所有者に支払われます。国が政策として観光客にカーボンオフセットを積極的に勧めるのは世界で初のことです。