“Live with nature / 自然と共に生きる” を提案する、SANU社員の働き方・暮らし方とは?

SANU Live with nature-eyecatch

「社員をサーフィンに行かせよう – let my people go surfing」

パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードがパタゴニア社員に理念を示す手引きとして執筆し、日本では2007年に販売された本のタイトルだ。同社の働き方に対する柔軟な考えを示す代名詞として耳にしたことがある人も多いだろう。

パタゴニアの現在の理念は「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」というもの。「社員をサーフィンに行かせよう」はこの理念を実践するための8つのガイドラインのうちの1つにも挙げられている。

つまり、社員をサーフィンに行かせることは、地球を救うことにつながる行為であると彼らは考えているということになる。

surfing

Photo by Tim Marshall on unsplash

そんなパタゴニアと近しい価値観の組織が日本にもある。人と自然が共生する社会の実現を目指してつくられたライフスタイルブランド「SANU」だ。

SANUは世界の都市化やデジタル化に伴う自然と触れ合う機会の減少や、気候危機が及ぼす甚大な影響への課題意識を根底に、自然と共にある生活 “Live with nature./自然と共に生きる。” を提案している。

SANU 2nd home cabin

月額5.5万円で、自然の中にもう一つの家を持つセカンドホーム・サブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」が現在の主力サービス

今回はそんなSANUで働く3名の社員にインタビューを行い、SANUという組織における「ワーク・ネイチャー・バランス(仕事と自然のバランス)」が取れた働き方や暮らし方、彼らが提案する自然と共にある生活の魅力に迫っていく。

●太田 麻美香さん(以下、太田)
SANU 2nd Homeのオペレーションとカスタマーサクセスを担当。2022年末より山梨県北杜市に移住し生活。自宅の畑で野菜をつくったり、SANUチームのなかで最もサステナビリティを意識した暮らしを送っている。サーフィンが好き。

●堀越 優さん(以下、堀越)
SANU 事業開発部 新規事業担当。SANUを今後よりスケールさせていくためのSANUらしい仕掛けづくりを行う。上海育ち、東京在住の都会っ子。SANU入社とともに、少しずつ人生に自然を取り入れ始めている。

●江島 真さん(以下、江島)
SANU マーケティング部所属。SANUの2ndHomeの会員数を増やすのが命題。2020年から毎年、夏に3ヶ月のあいだ長崎県の五島列島に暮らすという生活を送る。サーフィンが好き。

●柴田 菜々子さん(以下、柴田)
SANU マーケティング部 PR・広報担当。※3名にお話を聞く途中に適宜コメントをもらっているため、登場人物として事前に紹介。

SANUメンバーの入社理由と今の暮らし

──今日はよろしくお願いします。最初に、みなさんがSANUに入社した理由を教えてください。

太田:「海外旅行に行き、色々な人の暮らしを知るなかで、自分の生活が世界に与える影響を考えすぎて苦しくなったときがあって、その時に『サステナビリティを仕事にしたい』と思いました。そうして仕事探しをしていくなかでSANUを見つけて、『持続可能なライフスタイルを仕事においても考えつつ、自分自身の生活でも実践しながら生きていきたいな』と思い入社しました」

堀越:「私は母が中国人なので、上海で育ちました。かなりの都会っ子です。でも幼少期のときに田舎にあるおばあちゃんの家にたまに遊びに行っていて、その時のことをすごくいい記憶として鮮明に覚えています。そうした原体験もあって『自然に帰るとほっとするな』という体験を子供が大きくなってからも記憶に残すことにつながるようなサービスっていいなと思い、SANU 2nd Homeを見て『これだ』と思って入社しました」

江島:「元々はIT業界にいて、SANUは2社目です。サステナブルをテーマにした事業はSANU以外にも色々あると思うんですが、それまで培ってきたスキルセットを活かせる職場を探していた時にSANUに出合ったという感じでした」

──みなさんの生活についても教えてください。今どんな暮らしを送ってますか?休みの日は何をして過ごすことが多いですか?

太田:「東京で25年間生まれ育ってきたのですが、2022年末から山梨県の北杜市に引っ越してパートナーと暮らしています。『都会はもう十分楽しんだな』と思っていたのと同時に、満員電車に乗る不自然さや忙しなく過ぎ去る日々が、自分が本来取りたい生活のバランスとずれているなと感じるなかで『地方に住みたい』とずっと感じていました。

北杜市での暮らしは心地が良いです。静かで、家の前には山が広がっています。目の前の一軒家に住んでるおじいちゃんから野菜を分けてもらったり、自宅の庭でも家庭菜園をしているので色々と教えてもらったり。人と人が他人ではない。いち人間同士としてのコミュニケーションがスムーズに生まれる環境が、今の暮らしの好きなところです。

太田さん暮らし

休みの日は、アクティブモードのときは波がよければ頑張って静岡まで運転してサーフィンしに行ったり、家の近くの山に登ったり。お家でゆっくりな日はご飯をつくったり、野菜を育てたりしています」

堀越:「私は関わっている仕事の性質上、オフィスに近いほうがやりやすいというのもあって今の東京での暮らしを選択しています。ただSANUには3ヶ月に2泊、全国各地の自然のなかにあるSANU 2nd Homeの拠点に泊まれる制度があるので、その制度を利用して、SANU 2nd Homeの会員さんと同じように都会から自然に繰り返し通っています。

堀越さん SANU 2nd home

今までは都会に暮らすことに特に違和感を持っていなかったのですが、『ここに住んでみたいな』とか『ここに暮らしたらどうなるだろう』といった自然への渇望がでてきています。

一度以前にまみかちゃん(太田さん)の家に泊まらせてもらったとき、都会よりも朝起きたときの心地よさにほっとしたり、『家っていいな』と感じられたりする感覚が強くなるなと実感しました。将来的には自分も海と山の両方に拠点を持てたらいいなと思っていたりします。

土日は仕事の忙しさにもよりますが、パートナーと海に行ったり、SANU 2nd Homeを建てる土地候補の視察に、仕事ではなく趣味で行くこともあります」

江島:「2020年から毎年、夏に3ヶ月のあいだ長崎県の五島列島に暮らす二拠点生活をしています。コロナがいつ収まるかも分からないなかで、パソコンとネットがあればどこでもできる仕事だったのもあり『いってみよう』と始めました。

goto-retto

五島の自然は言うまでもなく豊かで、最初は綺麗な海と、人が少ない海でのサーフィンに魅了されていました。でも徐々にアウトサイダーも受け入れてくれる地元の人たちと仲良くなって、気づけば五島のコミュニティにもどっぷりと使ってました。東京に戻るときも、みんな惜しんでくれて、コミュニティを見つけたような感覚があります。自然もそうですが、人がこの今の暮らしを選択している理由ですね。

滞在中は友人がやっているシェアハウスの一室に住んでいて、休みの日は波がよければサーフィン。関東の拠点も神奈川の海沿いなので、仕事の前後など、たまに16:00くらいからカレンダーをブロックしてサーフィンに行ってます。忙しいときはできないですけど、少し余裕があるときはそういった生活をしてます。

ときにはカレンダーに『サーフィン』って書いたりします(笑)。というのもSANUはフルフレックス制度を採用していますし、社内の風通しが良く、裁量を持って仕事ができるので、『結果主義であればいいのではないかな』と自論ですけど思って仕事が滞らない程度に自然へ遊びに行っています」

SANU社内のカルチャーとは

──SANU社内のカルチャーとして思い浮かぶものやエピソードなどはありますか?SANUらしい仕掛けづくりを行う堀越さんからぜひ。

堀越:「そうですね。SANUでは、メンバーそれぞれの得意領域がありつつも、その自分の領域の垣根を超えて総戦力で事業に取り組んでいるのもあり、最近CEOの福島から出た言葉でもあるんですが、『One for all, All for one.』というのはSANUを象徴する一つの言葉かなと。

そしてみんな『SANU』のことが好きです。SANUという組織、SANUの提供しているサービス、SANU 2nd Homeの利用者さんのことが好きです。そういう好きからつながるモチベーションがすごく高くて、それゆえに自分の領域を超えてどんどん突っ走って事業を進めていっているところが尊敬できる部分でもあるし、いいなと思っているところですね」

SANU member

Image via SANU

柴田:「やはり『Live with nature./自然と共に生きる。』という理念に強く共感して入ってきているメンバーが多く、『自然が好き』という人が圧倒的に多いです。太田のように移住する人もいるし、都市と自然の二拠点をしている社員もいるし、江島のようにサーフィンが趣味、登山が好きと、自然のなかで遊ぶことを好む人もいます。はたまた、私のように比較的都市型ではあるけれど、SANUがあることで自然を考えるようになって、繰り返し自然に通うようになったという人もいます。

それぞれ自然との接点度合い、濃度に違いはありつつも、純粋に『自然を楽しむ・自然が好き』という熱量が非常に高いなと感じています」

江島:「SANU 2nd Homeのキャビンを建てる土地を探しにいく仕事を担当しているメンバーがいるのですが、仕事の合間に訪れる場所に合わせた自然遊びができるように、常にトラックの後ろに釣り道具やサーフボードが備蓄というか、常備されてて(笑)。」

太田:「毎週、釣りかサーフィンか山登りかトレランをしてるよね。常に日に焼けて真っ黒。そしてすごくハードワーク」

柴田:「SANUのファウンダー兼ブランドディレクターの本間もそうですね。平日も週末も関係なく、自然のなかにいる率が高いです」

──都会派からしたら、もっと自然遊びしなきゃ…というプレッシャーを感じたりしませんか?

堀越:「アウトドアハラスメントですね(笑)いや、でも強制などはもちろんされないですし、自分のペースでやれていると思います。むしろ、サーフィンや釣りなど、今までやったことがない体験をSANUで出会う人を通して体験できるのは貴重だなと思います。実際に『できるかな…』と心配していたサーフィンもやってみたら楽しかったりして、自然好きに自然に連れてってもらっていい経験になってます」

──それはいいですね。SANUのメンバーで一緒に、休みの日に自然に遊びに行くことはあるんですか?

柴田:「数人で登山に行ったり、トレラン好きな社員に呼びかけて大会に出るなどはよく見聞きしますね。あとはファミリーキャンプで各家族大集合して皆で焚き火を囲むなど。会社の全社合宿では、1日目にミーティングをして、2日前はハイキング・登山をすることもあります」

SANU hiking

Image via SANU

太田:「江島とか、仕事で深い関わりがあるわけじゃないんですが、サーフィン友達なので一緒に車に乗ってサーフィン行ったりするんです。その車のなかで、プライベートの話もしますけど、普段ZOOMでは絶対しないようなフラットな会話だったり、組織や今後の話など視野を広げた会話が発生するんですよね。山や海に行く道中に、こうした会話が自然と発生するのは素敵なことだなと思いながらその時間を過ごしています」

江島:「いい意味でワークライフの壁というか垣根がない会社ではあるのかなと思いますね。仕事の延長線上にある自然での遊びを、みんなで楽しむというか。もちろん強制はされないし、自然発生で行きたい人が行くというスタイルですが」

太田:「こんな風にネイチャースポーツを一緒にやろうという空気感は社内にあるのですが、『サステナビリティ』に関して自身の思想や取り組みをオープンに話をする機会があまりなかったんです。なので『生活で実践している・できるサステナビリティ』をテーマにディスカッションする時間をセットしてみたことがあります。

そのなかでは、『子供の服はすぐにサイズアウトしてしまうからレンタルサービスを使っているよ』という実生活での実践アイデアが共有されたり。『マイボトル持とうってなっているけど、ペットボトルよりマイボトル作るほうがコストじゃない?』という疑問が出るなかで、表面的なサステナビリティより本質的なサステナビリティについて考えたいよねという話がでたりしました」

江島:「そのディスカッションのなかで、ある社員がマイホームを建てるときに太陽光発電の導入を検討したけれどコストが理由で断念したという話がありました。SANUは環境配慮型の建築をSANU 2nd Homeにおいて行っています。でも、そんなSANUの社員であっても、もちろんパーフェクトとはいかない。『本当に環境にベストなものばかり買ったり選んでいたら破産しちゃうよね』という話がでていたのもすごく有意義でした。

理想を語るだけじゃなくて、サステナビリティを追求するうえでの難しさをオープンに共有できるのは、自然をテーマに扱う事業会社で働くうえで大切だと感じています」

自然と共にある生活 “Live with nature./自然と共に生きる。”の魅力

──自然と共にある生活の魅力とは?

江島:「五島列島に夏の間暮らしていたり、生活のそばに海があると気づくことがあります。例えば8月始めと9月終わりを比べると、2ヶ月違うだけで日が昇る時間も沈む時間も違うし、日の角度も違う。

滞在中は、朝海に行ったり、たまに仕事終わりにぼーっとするために防波堤に行ったりしていました。日々パソコンと向き合って、すごく早いスピード感のスタートアップで終わりのない戦いのような仕事をしているなかで合間に海に行くと、生活のリズムに気付かされる部分があるように思います。

五島列島

明日、明後日の目標に向けてパソコンの前で日々頑張って大変なときもあるけど、夕方には日が沈んで、また朝には日が昇ってくるし、これは僕が死んでもその後も何万年と続くような話なわけで。そう考えると、『目の前の問題ももう少し長期目線で考えてみようかな』とか『目先のことに捉われすぎず本質的なことってなんだっけ』と、ある種今やっていることを客観的に俯瞰して見られる、一息つけるようなタイミングをとれるように思います。そうした生活のリズムがとれるのが、自然とともにある生活なのかなと」

堀越:「このなかで一番自然に触れる時間が短いなかでも、都会で触れる小さい自然。例えば木の下の木漏れ日を眺めるとか、『今日はすごく空きれいだな』と感じたりとか。そういう小さいところでしか触れられないけど、自然は心を豊かにしてくれるような気がします。

sky city

日々パソコンに向き合うなかで、自然から得られる小さな喜びを少しでも感じられると一日がすごく満たされた気持ちになる。自然が少ないところでも自然と共に生きることで、豊かな暮らしが送れるのではないかなと思います」

太田:「自然と共に生きることは、自分の生きている世界を知るきっかけになる。自然に通ったり、自然の近くで遊ぶことで、『波ってこういう時にたつんだ』とか、『木の種類って北に行くと針葉樹が多くて南に行くと広葉樹が多いんだ』とか。

こうしたことって都会にいると触れにくい情報だけれど、自然はある意味自分の一部で、自然は自分から切っても切り離せないもの。だからこそ、自分が生きる環境への解像度が上がっていくことで、自分の生活環境が深まっていくと思うんです。

消費をしなくても、日々の生活のなかで面白い発見ができたり、四季が移り変わるだけでも自分の心が動いたり。それって豊かさなんじゃないかなと思ってます。

そうした豊かさを感じながら、『自分が生きていく環境はどうなっているのか』を学び続けたり『自分はその一部として何ができるのか』と考える人が増えていけば、今の『人間 対 自然』という関わりから、もうすこし人間と自然が近い生活になっていくんじゃないかと思って、そちらのほうが面白いかなと考えています」

──いま太田さんのお話の後半にもありましたが、SANUを通してこういう未来になったらいいなと思うことがあれば教えてください

堀越:「先日江島がノルウェーに出張に行っていたのですが、その様子なども見聞きするなかで、ノルウェーのひとたちは都会と自然を行き来するというより、自然にふらっと行くのが当たり前のライフスタイルなんだろうなと感じました。自然と都会と大きく二つに分けるのではない、そういう未来に日本もなっていくといいなと思っています。

ノルウェー

今の日本はライフスタイル的に難しい面があるのかもしれません。仕事が忙しかったりで優先度が低くなってしまう。一人ひとりの意識的なところもありつつ、制度も変わっていくといいなと思います。フレックス制度だったり仕事の合間にちょっとサーフィンに行くとか、そういったことがより許される社会だといいなと」

江島:「大きな軸で自然を事業にする会社としてSANUがやっているのは草の根活動なのではないかと思います。SANU 2nd Homeに通うことで、それぞれが何かしら自然から感じ取って、日々の生活でも自然環境を意識しはじめたり、環境を大切にする行動をはじめたりする。そうした連鎖を起こしていくのが我々の目指すところなのかなと僕は思っています。

僕自身、途上国に暮らしていた経験があるなど色々と世界を見てきたつもりではいて、そんななかで感じているのは『自然を思いやる』というのはかなり恵まれている感性だということ。

でも本来、気候変動は地球に住む全員で考えないといけないことですよね。だからこそ、気候変動への課題意識を根底に事業を行うSANUにおいても、もう少し『自然を思いやる感性』『気候変動を考える』を民主化していくようなことが今後やっていけたらいいなと個人的には思っています」

時計という概念のなか1分1秒と時は過ぎる。
資本主義社会のなかで生き残るために、会社も人も日々右肩上がりに成長することが求められる。
人生の歩み方も、休みの日の過ごし方も、何もかも、知らない誰かに規定されているようで窮屈に感じることがある。
時計も、資本主義も、消費活動に走る週末も、全ては人間が生み出した一つの形式的なものにすぎないのに。

自然は人間が生まれるずっと前からそこにあった。
時計や、資本主義や、消費や、男や女や、そうした全てのものが生まれるずっと前からそこにあった。

「Live with nature./自然と共に生きる。」 自然と共にある生活を送ることは
そうした人間が後から決めたにすぎないことを一度頭から離して
何が本当に大切か、何が本当に必要かを考えたり感じたりするきっかけをくれるものなのかもしれない。

何がどうなっていくのか不透明な今、
そして人間の長年の身勝手さに自然が悲鳴を上げ続けている今、
一人一人が自然との距離を縮めること、自然と共に生きることはあらゆる側面から重要性を帯びる。

「自然を楽しみ愛する人が増えれば、未来はきっと良くなるはず」

SANUファウンダーのこの想いのもと、自然を愛するメンバーで運営されるSANUを発端に、自然と共に生きる人が増える未来を願ってやまない。

【参照サイト】SANU
【参照サイト】SANU 2nd Home
【参照サイト】Patagonia/新版 社員をサーフィンに行かせよう:パタゴニア経営のすべて
【関連記事】森の中に「第二の家」を。ライフスタイルブランドSANUに聞く、自分も自然も豊かにするビジネス
【関連記事】SANUの「建てるほど環境を再生させる」キャビンはどう生まれた?建築のウラ側を探る

The following two tabs change content below.

飯塚彩子

“いつも”の場所にずっといると“いつも”の大切さを時に忘れてしまう。25年間住み慣れた東京を離れ、シンガポール、インドネシア、中国に住み訪れたことで、住・旅・働・学・遊などで自分の居場所をずらすことの力を知ったLivhub編集部メンバー。企画・編集・執筆などを担当。