東京の南国リゾートにある会員制サテライトオフィス「Island and office 八丈島」で働く景色を変える

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東京から船に揺られること約10時間。到着すると待ちかまえるコバルトブルーの海は、地元民や観光客の間で“八丈ブルー”と親しまれ、その高く壮麗な色に息をのむ。

ひょうたんの形をした島の周囲は、すべてがダイビングポイントとも言えるダイビングのめっか。盛んなマリンスポーツと共に、島内は亜熱帯植物に包まれ、あちこちに湧き出る温泉、そしてトレッキングも楽しめる。

そんな魅力あふれる東京の離島「八丈島」で、今注目されているスポットがある。2021年5月に開業した、宿泊できる会員制サテライトオフィス『Island and office 八丈島』だ。

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会議スペースやネットワーク環境を完備し、自然に囲まれた空間で役員合宿やエンジニアによる開発合宿などが行われている。仕事終わりには、島内の温泉や地元の美味しい料理を堪能でき、海も山も兼ね備える島で、大自然を感じることができる。

施設を運営する、Island and office株式会社は、「働く景色を、変えていく」をコンセプトに掲げ、「日本の離島」を舞台に、仕事と生き方の新たな景色を作るサポートを行っている。仕事をする場所をほんの少し「離島」に移し、自然の中で過ごすことで、どんな景色が作られるか。まずは八丈島から、その取り組みに挑戦している。

そして、2021年7月より会員企業向けに「離島のローカル食材を活かした地産地消のケータリングサービス」の提供もスタートした。これは、会員企業がIsland and office 八丈島の滞在中に、施設で朝食・昼食・夕食や、BBQプランを楽しめるというもの。

八丈島の野草や素潜りで採ったシーフードを使った料理をはじめ、地元でしか味わうことができないメニューを提供している地元のカフェ「Weekend Cafe」との提携で実現された。利用者は、朝食・昼食・夕食がリクエストに応じて届くプランと、BBQプランを選ぶことができる。

BBQプランでは、調理済みの料理をいただくのではなく、Weekend Cafeの料理人や生産者が施設に訪れ、その場で採れたての食材を用いて調理を行ってくれる。美味しい料理はもちろん、地元の方々との交流も楽しめるスタイルが魅力だ。

現在、Island and office 八丈島は、キャンプサイトを追加開発中。2021年中を目処に、離島のキャンピングサテライトワークスペースのオープンを計画している。

東京で南国を感じられる離島「八丈島」。企業の働く拠点も自由な選択ができる今こそ、離島で働くという選択も視野に入れてみてはいかがだろうか。

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【参照サイト】Island and office

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明田川蘭

大の旅好き&温泉好き。一人で海外へ、一人で車を走らせて日本の名湯へ。アフリカ大陸と北極南極以外に降り立ち、行った国は30を越え、巡った温泉地は100を超える。沖縄観光メディアの編集者やホテルメディアの立ち上げ経験あり。「旅は人の心を豊かにする」と本気で思い、記事を執筆している。