福岡市は12月8日、コンサート開催により一時的に宿泊施設が不足する期間に限り、イベント民泊を認めると発表しました。高島宗一郎福岡市長が定例記者会見で明らかにしました。
通常、民家やマンションの一室などを有償で貸し出すいわゆる「民泊」は旅館業法の規制下にあり様々な制限を受けますが、現行の制度では「年1回(2~3日程度)のイベント開催時で、宿泊施設の不足が見込まれることにより、開催地の自治体の要請等により自宅を提供するような公共性の高いケース」については民泊が認められています。
この場合は、宿泊に「反復継続性」がなく「業」にはあたらないと判断されるため、旅館業には該当せず、旅館業法の適用外となります。今回福岡市はこの「イベント民泊」を活用して宿泊場所として提供する民泊への協力を市民に求め、ホームページで募集するとのことです。
【参照記事】朝日新聞「嵐とEXILEの公演5日間は民泊OK 福岡市が募集へ」
(Livhub ニュース編集部)
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