旅行事業などを手がける株式会社エボラブルアジアは12月26日、ホテルの企画・開発、運営委託事業を提供するスターリゾート株式会社へ資本参加したことを公表した。これにより、エボラブルアジアの子会社である株式会社エアトリステイが展開する民泊事業と連携し、Airbnb向け「ワンストップサービス」のさらなる強化を図る。
エアトリステイ社は2018年2月よりAirbnbの公式パートナーとして「Airbnbに特化したコンソーシアム型代行サービス」を展開してきた。これは、日本を代表する民泊関連の各企業の協力により、民泊開業の準備や運用をサポートする事業者向けのワンストップサービスだ。また、同社はさらなる民泊事業拡大を目的とし、同年8月にAirbnbと資本提携している。
今回、エボラブルアジア社が資本参加するスターリゾート社はホテル企画・運営のスペシャリストとして、新規ホテルの企画・開発、宿泊施設の運営委託事業を提供している。2018年12月時点の運営実績は、開業予定も含めて管理ホテル数62施設、総管理室数1,899室だ。
スターリゾート社の提供する宿泊施設の運営事業では、宿泊施設の集客から清掃・リネンクリーニングなどの施設管理をすべて対応する運営代行事業、物件をまるごと同社が借り上げ宿泊施設として運営する「一括借り上げ事業」、宿泊施設の新規開業にあたって施設の企画から実際に建てるところまですべてをサポートする「開業サポート事業」、同社のもつ豊富なノウハウをもとに宿泊施設に関するコンサルティングを行う「コンサルティング事業」などを行っている。
また、これらの事業を総合して宿泊施設の開業から運営までワンストップで提供しており、土地、物件紹介から企画、金融関連、集客、運営にいたるまでの全局面において、各分野の専門家と連携しサービスを提供している。
エボラブルアジア社は、今回の取り組みについて、投資事業の一環であり、スターリゾート社の今後の成長によるリターンに期待しているとコメントしている。エアトリステイ社が手がけるAirbnb向けワンストップサービスの広がりに注目だ。
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(Livhubニュース編集部)
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