Airbnbが非営利団体「Airbnb.org」を設立、緊急事態発生時の被災者の宿泊先探しを支援

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新型コロナウイルスの世界的な影響を受け、Airbnbは12月9日、困難な状況に置かれている人々の宿泊先探しの支援を目的に、米国・内国歳入法典第501条C項3号に基づく独立非営利団体「Airbnb.org」を設立したことを発表した。

Airbnbは2012年、一人のホストがハリケーンの被害を受けた人々に自宅を開放したことをアイディアに、助けを必要とする人々にホストが宿泊先を提供できるプログラムを開始した。以降、プログラムの内容は、緊急時の対応に重点を置き、最近では新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組む医療救護活動従事者のための宿泊先探しやサポート提供を支援するまでとなった。

これまで10万人以上のホストが宿泊先を提供し、困難な状況に置かれた人々に宿泊先を提供してきた同プログラムは「Airbnb.org」と名称をあらため、サービスを展開する。

Airbnb.orgは、自然災害や新型コロナウイルスの世界的大流行などの緊急事態による被害を受けた人々に、Airbnbホストが無償もしくは割引料金で宿泊先を提供する仕組みだ。

新型コロナウイルスの流行により、大人数が集まる従来型の避難所に重症化リスクの高い人を収容することが非常に困難となった今、代わりとなる宿泊施設や避難所の選択肢としてAirbnb.orgを介し宿泊先を提供することで、困難な状況に置かれている人々を支援する。

また、無償での宿泊先の提供や定期的な寄付によりAirbnb.orgを支援したホストは、プロフィールに特別なバッジが表示されるようになる予定だ。

コミュニティの寄付が確実に被災者への宿泊先提供のために利用されるよう、Airbnbは、緊急対応、自然災害対応、難民プログラムを支援するためにAirbnbの株式40万株を約束。また、Airbnb共同創業者のブライアン・チェスキー氏、ジョー・ゲビア氏、ネイサン・ブレチャージク氏は、パートナーおよび被害を受けた地域の人々を支援するため、600万ドルを寄付するという。

Airbnb共同創業者兼Airbnb.org理事会会長のジョー・ゲビア氏は、「Airbnb.orgを設立・支援することで、パートナーと協力しながら、助けを必要としている世界各地の方々のための取り組みを強化し、ホストコミュニティのみなさまの寛大な心をさらに広めることができます」と述べている。

Airbnb.orgは非営利団体として大きく貢献できるよう、個人や各種機関からの寄付を通じて、宿泊のために資金を提供していく姿勢だ。またAirbnb.orgを通じて集まった資金はすべて、避難・滞在先を必要とする人々の滞在費用に割り当てられる。

【ウェブサイト】Airbnb.org

(Livhubニュース編集部)