大阪府箕面市は、民泊のごみ処理ルールを新たに定めるため「箕面市廃棄物の発生抑制、資源化、適正処理等に関する条例」の改正案を6月議会に提案した。自治体が民泊用の指定ごみ袋を設ける条例は全国初となる。
案では、市内全域で民泊事業者に対し、事業系ごみ専用のごみ置き場の設置、住居専用地域における民泊事業専用の指定ごみ袋の使用、ゲストが宿泊する部屋にごみの分別方法の説明をわかりやすく掲示することを義務づけている。
指定ごみ袋は30リットル1枚2,470円。民泊用ごみ袋とごみの分別方法の説明は、海外のゲストにもわかりやすく伝えるため、ピクトグラム(絵を用いた視覚記号)を活用し日本語版と多言語版(英語、韓国語、中国語)の2パターンを作成する。
ごみの収集は市の職員が行い、ごみ出しが適正であるかを直接確認する。改正条例施行は7月1日となる見通しだ。
【参照ページ】(報道資料)民泊用ごみ袋など、市独自に民泊から排出されるごみ処理のルールを定めます~「箕面市廃棄物の発生抑制、資源化、適正処理等に関する条例」の改正案を6月議会に提案しました~/箕面市
【関連ページ】大阪府の民泊・旅館業簡易宿所・特区民泊に関する条例・法規制
(Livhubニュース編集部)


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