世界最大の旅行会社ブッキングホールディングス傘下の大手オンライン旅行予約会社Agoda(アゴダ)は1月17日、「2019年に旅先で体験したいこと」に関する調査の結果を公表した。調査は2018年12月7日から20日にかけて日本、オーストラリア、中国、イスラエル、サウジアラビア、フィリピン、アラブ首長国連邦の7か国で行われた。
調査結果によると、1位は男女ともに「新しい言語の学習」で、2位は日常から離れて心身ともに癒しを得る「セルフケア・リトリート」だった。続く3位は、男性は「新しいスポーツに挑戦」である一方、女性は「新しい料理の習得」だった。中でも18歳から39歳の若年層のうち、44%が「新たな言語の習得」を挙げた。
日本では1位が「セルフケア・リトリート」で38%、2位が休暇中にデジタル機器を使わない「デジタル・デトックス」で18%だった。また、オーストラリアでは3分の1の調査対象者が選択肢通りの回答ではなく、家族旅行やクルーズといった選択肢以外の体験を挙げた。
アゴダは「新しい言語の学習」「セルフケア・リトリート」「デジタル・デトックス」「新しいスポーツに挑戦」「国際スポーツ・イベント」の各体験について、おすすめの旅行先を提案した。
まず「新しい言語の学習」については、言語を学ぶための最良の方法のひとつとして、地元の人々に囲まれて生活し、日常生活の中で学んでいくことを提案した。そして、スペインのバルセロナにある「バルセロナ アパートメント ヴァル (Barcelona Apartment Val)」のようなアパートメントに宿泊することによるスペイン語での交流を紹介した。また、ロシアのサンクトペテルブルクにある病院でボランティアとして登録し、4週間から16週間の集中語学プログラムに参加しながら、病院のスタッフと一緒に働くことでロシア語を習得することを提案し、長期滞在でのおすすめ施設としてキッチン付きアパートメント「Ye’s Domotielli Apartamienty 4」を紹介した。
続いて「セルフケア・リトリート」については、日本では女性回答者の50%近くが望んでおり、世界的にも健康やセルフケアを重視した休暇スタイルを好む旅行者が増加しているとした。例えば、バリ島のウェルネス・リゾートである「REVIVO Wellness Resort」では、気分転換やヘルシーな食事、スパや自然療法のトリートメント、気功やエアリアル・ヨガといった健康回復のための運動などのさまざまな体験ができる。また、オーストラリアのビクトリア州のリゾート地・ヘップバーン・スプリングスでは、オーストラリア最大の伝統的なヘップバーン・バスハウスの天然の鉱水に浸かることができ、ソルタス ラグジュアリー アコモデーション(Saltus Luxury Accommodation)で贅沢なデイ・スパ・トリートメントを楽しむことができる。
さらに「デジタル・デトックス」については 、日本では50歳代以上の男性の41%が体験したいことに挙げ、1位だったとし、おすすめスポットとして、ネパールの「コパン僧院」の宿坊や「カンティプール テンプル ハウス(Kantipur Temple House)」、アメリカのヨセミテ国立公園の大自然を散策できるロッジ「ヨセミテズ シーニック ワンダーズ(Yosemite’s Scenic Wonders)」を挙げた。
そのほか「新しいスポーツに挑戦」することについては、北海道の「ヒルトン ニセコ ビレッジ (Hilton Niseko Village)」に滞在してのスキーや、ベトナムの「ヘブンズ・パス(Heaven’s Pass)」からダラットまでのサイクリング、そしてサイクリング後の「アナ マンダラ ヴィラ ダラット リゾート & スパ(Ana Mandara Villas Dalat Resort & Spa)での休息を提案した。
最後に「国際スポーツ・イベント」については、横浜にある「旅館 喜多屋」を拠点にしてのラグビーワールドカップ観戦や、フランスの「ウェスト エンド ホテル(West End Hotel)」に滞在しての全仏オープン観戦などを紹介した。
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(Livhubニュース編集部)
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