都営交通、Airbnbと東京さくらトラム沿線の体験プロジェクトを提供開始。体験ホストも同時募集

東京都交通局は1月17日、Airbnbと協力し、訪日客に「東京さくらトラム(都電荒川線)」沿線の魅力を発信するべく、沿線の暮らしを体験できる「TODEN LIFE TOURISM」を開始した。

東京さくらトラム沿線には、生活文化や遊びなど昔ながらの日本の暮らしが今も存在している。そこで「TODEN LIFE TOURISM」では、ミニチュア小物の制作や三味線の演奏体験、人形制作に用いる材料を使ったカードケース制作、小物に手描き友禅をほどこす体験、信玄袋(巾着袋)制作など、5種類の体験プログラムを用意し、Airbnbを通じて予約を受けつけている。

また、東京さくらトラムエリアの魅力を伝えるためのプログラムを提供するAirbnb体験ホストも同時に募集している。Airbnb体験ホストへ向けては、参画イメージがしやすいよう、同プログラムを体験する訪日客の様子を描いた「TODEN LIFE TOURISM プロジェクトムービー」を都営交通公式チャンネル Tokyo TOEI Transportation Moviesにて公開している。

現在、訪日客からは、有名な観光地やお土産ばかりではなく、地域に根ざしたニッチな環境や文化への人気が高まっている。そのため宿泊施設と体験をセットで提供する例も増えており、地域活性化の一環として「体験」はさらに注目が集まりそうだ。

【プロジェクトページ】TODEN LIFE TOURISM・Airbnb

(Livhubニュース編集部)

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