Airbnbは11月8日、9月20日から11月2日まで開催されたラグビーワールドカップ2019の期間中に全国および12の開催地でAirbnbを利用した宿泊者数についてのデータを発表した。今回のデータにより、Airbnbホストが日本の観光に大きく寄与したことがわかった。
発表によると、全国の宿泊者数は前年同期比約1.5倍の65万人、ホストの収入は71億円だった。そして、12の開催地の宿泊者数は前年同期比110%増の37万人、ホストの収入は12の開催地では前年同期比108%増となる49億円だった。先日、Airbnbが発表した試算では、12の開催地におけるホストの収入について、9月1日から11月30日までの期間で49億円と発表していたことから予測を上回る数値となった。
また、ラグビーワールドカップ期間中の海外からの旅行者の出発地は145か国、8,894都市に及び、特に大会参加国であるイングランド、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、カナダ、アイルランドなどの宿泊者数が顕著に増加した。
世界から注目を集めたラグビーワールドカップにおいて、多くの観光客をもてなした民泊ホストは、日本と地域経済、コミュニティに大きく貢献したといえる。今後もAirbnbが大規模スポーツイベントのみならず継続して各地域のホームシェアリングのサポートを行うことで、人材不足や宿泊施設不足をはじめとする宿泊・観光業界のさまざまな課題解決の糸口を見出すことにも期待だ。
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(Livhubニュース編集部)


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