Airbnbの1日の宿泊者数がAirbnb史上最高の400万人を突破、旅行先は大都市から新興国へ拡大

Airbnbは、Airbnbを利用した宿泊者数が8月10日に史上最高の400万人を達成したことを発表した

同社は2008年の創業より10年余りの時を経て、世界のほぼすべての国や地域へとAirbnbコミュニティを広げており、Airbnbの宿泊利用者は累計5億人を超えている。近年は定番の旅行先に留まらず広がりを見せており、2011年にはAirbnbで宿泊利用した40%がニューヨーク、ロンドン、パリといった10大都市に集中していたが、2019年現在では、宿泊利用した約92%がこれらの10都市以外の都市に分散。アジア太平洋、アフリカ、南米といった新興国への旅行需要が伸びているという。

Airbnbは、世界中に広がるネットワークとミッションをどれだけ達成しているかを測る手がかりとして、ホストとゲストの居住国や地域を結ぶ数を表す「Airbnbコネクション指数」を設定している。これは例えば、アルゼンチンのゲストがカナダのホストのお部屋に初めて泊まると、アルゼンチンとカナダを結ぶコネクションが生まれ、また、カナダのゲストがアルゼンチンのホストのお部屋に初めて泊まると、カナダとアルゼンチンを結ぶ新規のコネクションが生まれるといったように、双方向での宿泊体験により生まれるコネクション数を指す。この「Airbnbコネクション指数」をもとに、世界245のすべての国と地域が双方向でつながると、計60,025件のコネクションが生まれることとなる。

Airbnbでは毎日平均8件の新しいコネクションが生まれている。2010年時点ではわずか1,300件ほどのコネクションだったが、2015年には16,500件にまで増え、現在は26,000件に迫る勢いだという。同社は年内には30,013件のコネクションが生まれ、さらに2027年には50,000件のコネクションを突破すると予想している。

また、Airbnbが取り扱うリスティング(宿泊施設)は、世界10万以上の都市に渡って600万件以上あり、その規模は世界7大ホテルチェーンの合計客室数を上回るスケールだという。さらに、毎秒約6人のゲストがAirbnbのリスティングにチェックインしていることからも、今後さらにリスティング数が増えていくだろう。

誰でもどこでも居場所が見つかる世界(Belong Anywhere)を実現するというミッションに注力し、多くの人をつなぐ使命にコミットしているAirbnb。このたび1日あたりの宿泊者数400万人を達成したことを節目に、今後もAirbnbを通じてこれまで出会わなかった世界中の人と人がつながり、Airbnbコミュニティはさらなる広がりをみせそうだ。

【参照ページ】Airbnb史上最高の宿泊者数を記録!400万人が世界でつながったビッグナイト
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(Livhubニュース編集部)

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