東京都大田区は12月7日、一般の民家やマンションの一室などを外国人観光客向けの宿泊施設として利用する「民泊」条例を可決しました。来年1月から施行予定で、大田区は民泊が解禁される全国初の地方自治体となります。
民泊条例については大阪府が今年の10月に全国ではじめて「民泊条例」を制定しましたが、施行は2016年4月からとなっています。
なお、民泊解禁とはいっても、条例では最低宿泊日数が7日など様々な規定があり、旅館業法の適用外とはなるものの、新たなルール下の中で安全性を重視して運用される形となります。
大田区は2010年に国際線をオープンした羽田空港を区域内に抱えており、その立地を活かしていかに外国人観光客の宿泊需要を民泊によりカバーし、地域活性化につなげられるか。日本中が見守る先進事例となりそうです。
(Livhub ニュース編集部)
The following two tabs change content below.
最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 「よっしゃ頑張ろう」空の旅で、夢への一歩を。JAL、大谷翔平の移動距離を若者へ贈る”ドリームマイルパス” - 2024年10月29日
- 「すべてのものに魂が宿る」アイヌ信仰と現代アートが混ざりあう。阿寒湖の3週間アートイベント - 2024年10月24日
- 水と草木につつまれた「循環型サウナ村」が岐阜の秘境に誕生。人も、地域も、自然もととのう旅を - 2024年10月17日
- 【参加者募集】Circular Kameokaラーニングプログラム~ごみがめぐるまち、京都・亀岡で知って、触って、作ってみる~ - 2024年10月16日
- 【10/30開催】SANUがゲスト登壇!”地球も地域も再生する。リジェネラティブ・ツーリズムから考える旅のサーキュラーデザイン” - 2024年10月15日