ノマドワーカー版Airbnbといわれ、ホスピタリティ業界の次なるユニコーンと目されるSelinaは4月24日、シリーズCラウンドで1億米ドルを調達し、これまでの総資金が2億2500万米ドルになったことを発表した。
2015年にローンチされたSelinaは、世界中で急速に拡大しており、現在13カ国で46地域に展開、22,000を超えるベッドの規模がある。デザインとテクノロジーを重視するSelinaブランドは、2023年までに400以上の物件、ベッド13万台への到達を目指している。
Selinaには、個室の物件とコワーキング施設の両方があり、成長分野のデジタルノマドのニーズを満たすように考えられている。
Selinaの共同創設者兼CEOラファエル・ムセリ氏は、「旅行者のエクスペリエンスを向上させ、世界中の新しい市場への急速な拡大を継続するための方法を模索しつつ、テルアビブの技術イノベーションチームに投資を続けます。コワーキングやライドシェアリング等、数多くの業界に見られるように、ミレニアル世代はどのように住み、働き、世界を冒険するかを再定義しています。これらの世代の性質は、長期に渡り弊社の体験的ホスピタリティモデルに対する需要があることを証明しています。」と述べる。
同社は2019年に米国、ヨーロッパ、ラテンアメリカの新たな市場に進出し、35物件がオープン。 2020年までにはアジアに進出する予定だ。この積極的な成長のために、Selinaは不動産を取得し資金を供給する地域パートナーも確保した。これまでにSelinaは3億米ドル相当の不動産を確保しており、米国、ヨーロッパ、ラテンアメリカでさらに2億米ドルの交渉を進めている。
世界的な潮流に乗り、Selinaの成長の勢いは当分続きそうだ。
(Livhubニュース編集部)


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