民泊サイト最大手のAirbnb が、グループ旅行の予約時に、複数のゲストが料金を分担して支払うことができる「割り勘」機能の導入を検討していることがわかった。thenextweb.comが報じている。
これまでは、複数人での旅行をAirbnbで予約する際に幹事役は自身のアカウントからクレジットカードで支払いを済ませ、別途それぞれの参加者から代金を回収する必要があった。
この問題を解決するべく、Airbnbは事前に最大16人までのスプリット・ペイメントで支払いを分担する機能を追加する方向でテストしている。割り勘機能が実装されれば、複数人での旅行を予約することが多いゲストにとっては大きく利便性が改善される。同社は関連する機能として、今年の4月には全額の前払いをせずに予約ができるflexible paymentも導入済みだ。
複数人で長期の旅行予約をする場合、幹事役が立て替える金額は決して小さくない。金額によってはクレジットカードの上限に達する可能性もある。この機能が導入されると、大きな負荷なしに簡単に割り勘にすることができ、高額のクレジットカード支払いの心配をする必要がない。また、結果としてより長期の滞在も検討しやすくなり、利用の増加を見込める可能性もある。
Airbnbはもともと手持ち金が必ずしも潤沢ではないミレニアル世代のユーザーが火付け役となったサービスであり、この割り勘による支払い機能はかねてから最も多くのリクエストがあったという。ホームシェアリングのプラットフォームで、支払いのシェアリングも実現することとなる。
【参照記事】Airbnb is adding split payments so your friends don’t leave you hanging
(Livhub ニュース編集部)
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