米投資銀行大手のモルガン・スタンレー、従業員の出張にAirbnbを活用へ

Airbnbの活用は、旅行好きの個人だけではなく企業の間でも徐々に広まりつつある。各紙の報道によると、米投資銀行大手のモルガン・スタンレーは1月10日、多くの若手従業員からの要望を受けて、Airbnb Business Travel(Airbnb出張サービス)を活用し、従業員の出張時にAirbnbによる宿泊を認める方針を公表したとのことだ。

Airbnb出張サービスは、Airbnbが展開する企業向けサービスで、同サービスの出張プログラムを活用することで従業員は出張先でも自宅と変わらぬ雰囲気で過ごせる物件を借りられるほか、企業は出張報告やそれにかかった費用をより透明性が高くかつ正確な形で管理することが可能となる。従業員も出張に伴う経費報告の必要性がなくなるため、宿泊料金の支払いが楽になるという仕組みだ。

大手金融機関のモルガン・スタンレーがAirbnbの導入を決めたことで、今後他社も追随する可能性がある。米国では若手のビジネスパーソンを中心にAirbnbが人気を誇っており、従業員にとってもこのオプション追加はありがたい福利厚生と言えそうだ。

【参考サイト】What is Airbnb Business Travel?
【関連記事】Business Insider “Morgan Stanley allowed its staff to use Airbnb after a bunch of young employees asked

(※写真提供:Bastian Kienitz / Shutterstock.com

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Livhub 編集部

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