世界民泊最大手のAirbnbは12月15日、2017年中に世界各国のゲストから「お気に入りに登録されたトップのお部屋」を公表した。
Airbnbでは今回、世界各国で人気トップとなった物件を一覧形式で紹介した。その中には、たとえば、アメリカの「こんな街中にツリーハウス」、ドイツの「アフガニスタンの遊牧民に古来伝わるゲル」、スウェーデンの「群島アーキペラーゴのコテージ」、タイ・バンコクの「シーロムのデザイナーロフト」などがあがっている。
日本からは「古き良き日本の伝統家屋」がランクインした。1948年に建てられた古い木造家屋をリノベーションした部屋だ。1階のリビングは壁一面に絵が飾られているモダンな空間となっており、2階の客室は床の間や四方向が窓に囲まれた特徴がある畳敷きの部屋だ。ゲストは部屋でくつろぐことができるほか、庭もゲスト立ち入り範囲に含まれるため、家の縁側に座って庭をみながらお茶を飲むといった過ごし方ができる。
物件内にテレビや洗濯機は備えていないが、シャンプーやドライヤーといったアメニティのほか、ワイヤレスインターネット、ポケットWi-Fiを完備し、LAN接続にも対応するなど、旅を満喫するうえで不便にならないよう最低限の設備を整えており、日本ならではの趣を感じながらゆっくりとした時間を満喫できる空間となっている。
「古き良き日本の伝統家屋」はここ1週間で500レビューを突破し、引き続き人気を集めそうだ。
(Livhubニュース編集部)
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