Airbnbは4月21日、ワールドワイドオリンピックパートナーシップの一環として、国際オリンピック委員会(IOC)が支援する「Airbnbアスリートトラベル助成金」を開始したと発表した。
このたび立ち上げたプログラムでは、多くのアスリートが世界的な感染症拡大の影響を受けるなか、Airbnbがこれまでに行ってきたアスリートへの大会前後の遠征や宿泊のサポートをさらに広げることを目的としている。
同プログラムでは、今後8年間にわたり、トレーニングや大会出場資格の取得、遠征の宿泊などに利用できる1人あたり最高2,000ドルのAirbnbプロモーションクレジットを年間最大500名のアスリートに提供していく。なお、このパートナーシップ期間中の直接支援は合計800万ドルに相当する。
AirbnbとIOC、IPCとのパートナーシップはすでに9年間にわたり、これまでにスポンサーシップ全体のうち、4,000万ドルをアスリートへの直接的な支援にあてている。
この4,000万ドルはAirbnbアスリートトラベル助成金だけではなく、オリンピアン・パラリンピアンによる体験プログラムや、パラリンピアンのためのアクセシビリティ(利用しやすさ)に配慮した宿泊施設の供給、オリンピアン・パラリンピアン支援のプロモーションクレジットなど、アスリートに焦点をあてたさまざまな取り組みの資金源にもなっている。
このたびのプログラム開始を受け、Airbnbグローバルホスティング責任者のキャサリン・パウエル氏は、「何千ものアスリートがすでにトレーニングや遠征等でAirbnbを利用していることから、この新しいプログラムは、高いニーズのある経済支援を追加提供することにつながります」とコメントしている。
【ウェブサイト】Airbnbアスリートトラベル助成金
(Livhubニュース編集部)
松岡 のぞみ
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