オレンジ・アンド・パートナーズとAirbnbが連携、共同プロデュースによるハイブリッド型レジデンス提供へ

オレンジ・アンド・パートナーズとAirbnbは12月10日、ホテルの機能と民泊運用型賃貸マンションを兼ね備えた「ハイブリッド型レジデンス」とリゾート地等における「民泊運用型セカンドハウス」を共同プロデュースするパートナーシップを締結したと発表した。

オレンジ・アンド・パートナーズは、空間デザインや食、アパレルなど、これまで大手をはじめとする数多くの企業のブランディングやプロモーションを手掛けている企業だ。熊本県のPRマスコットキャラクターである「くまモン」をプロデュースしたことでも有名な小山薫堂氏が率いている。

働き方・暮らし方の選択肢が拡がり、「旅・出張」と「暮らし・生活」の垣根がなくなりつつある今、普段働く都市部と週末を過ごす郊外との二拠点居住や、多動的に活躍するビジネスパーソンの複数拠点化といったライフスタイルに合う居住形態のニーズが高まっている。そうした中、両社は、居室を利用しないときには民泊として貸し出し、手軽にデュアルライフを手に入れながら「経済的メリット」と「暮らしの豊かさ」を両立できるようにするため、アプリでAirbnbでの貸出し管理ができるシステムや運用サポート体制を備えた新しいレジデンスの業態を開発予定だ。

両社による共同プロデュースでは「旅するように暮らす」をコンセプトとし、4つのキーワードを提供価値として掲げ、レジデンスの環境デザインを行う。提供価値は、1つ目が「Minimal rich (ミニマルリッチ):モノをシェアしてメリハリある暮らし」、2つ目が「Time well spent (タイムウェルスペント):住みたいときに住み、貸したいときに貸す有意義な暮らし」、3つ目が「Terroir (テロワール):その土地に根付いた食や文化を楽しむ暮らし」、4つ目が「Serendipity (セレンディピティ):出会いの偶然性をデザインし刺激し合う暮らし」だ。

さらに、コミュニティハブとなる共有スペースやホスト・ゲスト双方にとって快適性の高い専有スペース(客室)、ローカルの体験価値を最大化する演出や仕掛けなど、オレンジ・アンド・パートナーズがこれまで培ってきた地域活性やブランディングノウハウを活かし、新しい暮らし方を提案していく考えだ。

ロゴマークイメージ

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このたびの連携によりオレンジ・アンド・パートナーズは、Airbnbにリスティングする民泊運用型集合住宅やセカンドハウスのプロデュースを行う日本初の公式プロデュース企業・公式パートナーとなる。なお、両社で共同プロデュースする不動産物件は、指定のロゴマークの標示でブランディングしていき、このロゴマークを冠する物件の第1弾は、オレンジ独自のブランド「Good Life & Travel(仮称)」として2021年秋にも福岡県にて開業予定だ。

【コーポレートサイト】オレンジ・アンド・パートナーズ
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(Livhubニュース編集部)

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