山形県が、6月15日に施行となる住宅宿泊事業法に関する条例案を公表した。案では、学校周辺と住居専用地域における民泊の営業日に制限を設けている。
まず、幼稚園や保育園、小中学校、高等学校等の周囲100メートル以内は登校日の営業を禁止する。ただし学校周辺であっても、県知事が学校等の管理者の意見をヒアリングしたうえで授業や登下校に影響がないと判断した場合は、制限しないこともある。そして、第一種低層住居専用地域では、祝日を除く月曜日から金曜日までを営業禁止とする。
なお、上記以外の地域でも、生活環境の悪化を防止することが特に必要だと県知事が判断した場合、制限を設けることもある。
今回の条例案に関し、山形県は6月12日(火)まで県民からのパブリックコメントを募っている。
【参照ページ】山形県住宅宿泊事業の実施の制限に関する条例(仮称)素案
【関連ページ】山形県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制
(Livhubニュース編集部)
The following two tabs change content below.
最新記事 by Livhub 編集部 (全て見る)
- 旅する意味の再発見。地域や人と繋がれる宿泊先が見つかる世界の検索サイトまとめ - 2024年11月18日
- 「日本の冬を終わらせない」アウトドア業界110社が挑む、気候変動対策 - 2024年11月15日
- きっと感動する、神秘的な夜の植物たち。京都府立植物園で没入型アートイベント開催 - 2024年11月11日
- 【11/19開催】成長至上“じゃない”社会と経済システムとは?ゼブラ企業と欧州動向をもとに考えるイベント - 2024年11月6日
- 「よっしゃ頑張ろう」空の旅で、夢への一歩を。JAL、大谷翔平の移動距離を若者へ贈る”ドリームマイルパス” - 2024年10月29日