民泊清掃代行会社を選ぶうえで、気になるのはやはり依頼費用です。しかし、清掃代行の料金は会社によって料金設定や考え方が大きく異なるので、一概に比較するのはなかなか難しいのが現状です。一口に清掃料金といっても、下記のように様々な項目が存在しています。
- 清掃料金
- コインランドリー・洗濯料金
- 交通費・駐車場代
- 消耗品の購入代行手数料
- 清掃用品代
それぞれの項目について説明していきます。
清掃料金
清掃料金は、部屋の広さに応じた料金テーブルか、清掃にかかる時間に応じて決まっているのが一般的です。部屋の広さごとの清掃料金の相場は下記の通りです。
- 25㎡以下：4,000～5,000円
- 25～30㎡（1K／1DK）：4,500～6,000円
- 30～40㎡（1LDK／2K／2DK）：5,000～6,500円
- 40～50㎡（2DK／2LDK／3K）：6,000～7,000円
- 50～60㎡（2DK／3K／3LDK）：6,500～7,500円
- 60～70㎡（3K／3LDK）：7,000～7,500円
- 70～80㎡（3LDK／4DK／4LDK）：7,500～8,500円
- 80～90㎡（3LDK／4DK／4LDK）：8,000～9,000円
- 90～100㎡（3LDK／4DK／4LDK）：8,500～9,500円
また、上記に加えて年末年始には特別料金がかかる場合が多く、汚れがあまりにひどい場合にも別途追加料金がかかることがあります。Airbnbなどで清掃料金を設定する際は、この金額を目安に考えるとよいでしょう。
コインランドリー・洗濯料金
コインランドリーや洗濯料金は、清掃料金に含まれている場合と含まれていない場合、実費を請求される場合、一定の洗濯量を超える場合は追加料金がかかる場合など、会社によって料金体系が様々に異なりますので、事前にしっかりと確認しましょう。また、物件の周辺にコインランドリーがない場合は追加料金がかかる場合や対応してもらえないケースもありますので、その点も要注意です。
交通費・駐車場代
清掃スタッフが物件に行く際の交通費や駐車場代なども実費請求されることがあります。都心部であれば交通費が無料で、郊外にある場合は別途請求というケースも多いようです。また、交通費の料金設定をエリアによって一律で変えている会社もありますので、この点もしっかりと確認しましょう。
消耗品の購入代行手数料
石鹸やシャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品が切れてしまった場合、清掃会社によっては購入を代行してくれます。その場合、購入費用の実費に加えて購入代行手数料が別途かかるケースがあります。金額は1,000円程度が一般的です。
清掃用品代
掃除機やクイックルワイパー、クロス、洗剤などの清掃用品は清掃会社が持ち込む場合、ホスト側が用意する場合など会社によって異なりますが、クロスや洗剤などは清掃用品代として別途実費を請求されるケースもあります。細かい点ですが、後にトラブルとならないよう、清掃用品はどちらが準備するのか、その場合の費用はどうなるのか、などもしっかりと確認しておきましょう。
安さよりも、品質を重視しよう
上記のように、民泊清掃代行会社は様々な清掃料金設定を持っており、特徴も会社によって異なりますが、最終的にかかってくる金額はどの会社でもそれほど大きくは変わりません。しかし、清掃品質は会社によって大きく異なります。そのため、数千円をけちるよりは、多少は高くても毎回高い清掃品質を維持しながら責任を持って仕事をしてくれる清掃代行会社に依頼したほうがよいでしょう。
一度でも清掃に行っていなかった、清掃品質が低くゲストに不愉快な思いをさせた、などのトラブルが発生すると、ネガティブなレビューとなって自身の物件に跳ね返り、将来の予約や稼働率に多大な影響を及ぼしかねません。清掃は民泊運用を成功させるうえで非常に大事なポイントですので、必ず信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
おすすめの清掃代行会社
民泊運用に役立つおすすめの清掃代行会社を厳選ピックアップし、ご紹介しています。民泊ホストの皆様はぜひご活用ください。
bnbstaff（東京23区）
清掃マニュアルは部屋ごとに写真付きで作成。安心してお任せしたいホストの方におすすめ。
FaceForward.（東京23区）
毎月1,000件以上の清掃実績。法人顧客に特化し、複数物件の価格調整にも柔軟対応。
クリーンビー（大阪市内）
大阪市内の清掃実績約45,000件、顧客継続率98％の清掃品質。
（Livhub 編集部）
