韓国のWaHome、日本の民泊清掃サービスHouseCareを買収

韓国でホームクリーニングをO2Oで展開するスタートアップWaHomeが12月13日、日本の民泊オーナー向け清掃サービスのHouseCareを買収したことを、THE BRIDGEが12月16日付けで報じた

WaHomeはクリーニングを1時間9,900ウォン(約1,000円)でWEBやアプリから予約できるサービスを行うスタートアップだ。韓国ソウルに拠点を置き、予約が入ると専属のクリーニングスタッフが駆け付ける。同社は昨年、シードラウンドにより100万ドルを調達している。

一方のHouseCareはAirbnb物件を視野に入れたハウスクリーニングサービスを手がけており、料金は1時間2,500円で直前予約も受け付けている。ゲストからの苦情があった場合、利用額の30%を返金するという仕組みでサービスを行っている。

今回の買収により、HouseCareがWaHomeの日本支社として運営される形となる。HouseCare代表のジャスティン・クルーン氏は日本支社長という肩書きとなるほか、HouseCareの従業員はそのまま継続雇用され、今後も家事代行・民泊清掃のサービスを提供する。

買収は100%現金によるもので、金額は非公開である。韓国のスタートアップとしてサービスを韓国国外に広げたWaHomeの今後の展開が注目される。

【参照リリース】韓国のホームクリーニングスタートアップWaHome、日本の民泊オーナー向け運用支援サービスを提供するHouseCareを買収
【サービスページ】WaHome

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。