Airbnb、全予約の14~27%が「おひとりさま」。「体験」を活用した1人旅が人気に

世界最大手の民泊プラットフォームを運営するAirbnbは予約データから「おひとりさま」の予約ケースが増加中であることを公表した。

出張や長期旅行など、全予約の14~27%が一人での予約であり、ブエノスアイレス、トロント、オスロなど、世界中に一人旅に人気のスポットが出現している。

現在「おひとりさま」による伸び率の高い都市はメキシコの「カンクン」170%、ベトナムの「ホーチミン・シティ」146%、ドイツの「ケルン」142%など。

Airbnbでは昨年、包括的な旅のプラットフォーム「トリップ」の提供を開始しており、地元の人たちの情報をもとに、未知の場所へもこれまでよりずっと簡単に、一人での旅行が可能となった。1人旅に人気の都市では、「体験」を予約するゲストが急増している。

1人旅に人気な「体験」はロンドンの「帽子づくり体験(Fabulous Fascinators)」、ロサンゼルスの「カイトサーフィン体験(Kitesurf Malibu)」、バルセロナの「パエリア教室(Paella Maestro)」、サンフランシスコの「サンセットディスコヨガ(Sunset Disco Yoga)」、シドニーの「ボディサーフィン(Bondi Dawn Patrol)」、東京の「ローカル家庭料理体験(Tokyo Cooking class)」などだ。

「体験」は現在、東京と大阪を含め世界14都市で提供されており、アート、スポーツ、テクノロジー、ナイトライフ、ビジネス、ファッション、フード&ドリンク、ライフスタイル、健康、娯楽、歴史、社会貢献、自然、音楽の14カテゴリーの中から選ぶことができる。自分好みの旅をカスタムして一人旅を体験してみてはいかがだろうか。

(Livhubニュース編集部 平井 真理)

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平井 真理

東京都出身。これまでダイエットアプリ、霊廟、ゲームなど幅広い業界での商品紹介やノウハウなどのライティング経験あり。ウェブライターの経験を活かし、主に民泊・Airbnb関連のニュース記事の執筆を担当。