オンライン旅行事業、訪日旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジア(以下:エボラブルアジア)は12月15日、シェアリングエコノミービジネスに参入することを公表した。
エボラブルアジアは2013年に株式会社旅キャピタルから商号変更し、現在は「オンライン旅行事業」、「訪日旅行事業」、「ITオフショア開発事業」を主軸にアジアにおけるビジネス機会を収益化している。
今年9月にはグローバル展開事業部および民泊事業担当グループを新設し、東南アジアにてオンライン旅行事業を新規サービスとして開始。12月7日にはシェアリングエコノミー協会へ入会。これを受け、12月15日の取締役会では、2017年1月中旬より民泊CtoCプラットフォームのサービス「AirTrip民泊」を開始し、さらにスペースレンタルサービスの展開の検討を開始することも決議した。
「AirTrip」は今年11月に開始された総合旅行サービスプラットフォームである。「最もおトク」で「最も便利」なサービスをコンセプトとしており、第一弾として国内航空券予約サービスの提供が開始された。
来年、新たに加わる民泊CtoCサービスでは、まずは日本人による、日本人のための民泊を提案する。特区民泊および簡易宿所の、法に則った物件のみを掲載する予定であり、将来的には多言語化し、訪日旅行者もおもてなしする和製No.1プラットフォームを目指す。
機能として、「航空券の検索機能や事前クレジットカード決済完備」、「AirTripとのポイントシステム連動」の他、「オンライン領収書」などにも対応する等、柔軟にゲストを受け入れる仕組みが搭載され、2017年1月中旬にサービスが開始される見込みだ
【参照リリース】シェアリングエコノミービジネスへ参入のお知らせ ~和製No.1を目指し、民泊CtoCプラットフォームのサービス開始へ~ ~スペースレンタルサービスの展開の検討開始~
【参照リリース】総合旅行サービスプラットフォームAirTrip(通称エアトリ)のサービス開始
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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