アプリではじめるアパート経営「TATERU(タテル)」の開発・運営を行う株式会社インベスターズクラウドは、京都で同社初となる民泊第1号物件の開発に着手したと公表した。
TATERUは日本の観光都市を対象とした民泊物件の開発、販売を行うと同時に、民泊向けの土地マッチングから、建築、運営代行、管理等を行っている。その中で、「IoT×民泊」推進に注力しており、IoT機器「TATERU Kit(タテルキット)」の開発を行う子会社、株式会社iApartmentと連携し、「TATERU Kit」を活用したインバウンド向けのコンシェルジュサービスやインターホンによる顔認証チェックインなどの民泊サービスの開発を進めている。
今回、民泊施設として開発されるのは御供町にある町家風戸建で、一棟貸しする。京都市は、米大手旅行雑誌「Travel+Leisure」誌観光ランキングで京都が2014年及び2015年に2年連続で1位を獲得するなど、世界的にも人気の観光都市である。京都市では、宿泊施設の不足の解消に向け平成24年に京町家の一棟貸しについて、一部条例を改正し特例を設けるなど対策を行っており、同社の開発はこれに準じて行われる。
今回の開発で、歴史ある京都の土地に、最新のIoT機器が設備された民泊施設が登場する可能性もある。12月の完成が待たれる。
【参照リリース】“ IoT × 民泊 “を推進 民泊物件開発プロジェクトスタート「TATERU bnb」第1号民泊物件の開発に着手
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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