世界民泊最大手のAirbnbは、現在開催中の2016年リオ五輪の会期中、リオデジャネイロ市内において7,600万ドル規模の経済活動が見込まれ、Airbnbホストの収益が2,500万ドルを超えると予想した。
Airbnbは、代替宿泊施設公式プロバイダー(Official Alternative Accommodation Provider for the Rio 2016 Olympics)に選ばれている。リオでは、ジカ熱の流行による不安や治安に対する懸念が払拭できず、大会入場券やホテル予約数、航空販売が伸び悩んでいた。しかし、Airbnbでは66,000人を超えるゲストが宿泊し、その半数がブラジル人、平均宿泊日数は6泊となっている。
また、ブラジル全体においてはリスティングの数が1年で倍増し95,000件に達している。ブラジル・カントリーマネージャーのレオ・トリスターノ氏は、「景気が低迷するなか、Airbnbは手頃な宿泊の選択肢を提供する一方で、ホストの皆さんに副収入をもたらしています。」と語った。
ホテルよりも手ごろな価格で利用できる多くのAirbnbの掲載物件がブラジル現地の人々や諸外国の人々から歓迎された結果といえるだろう。
【参照ページ】リオ五輪会期中、ブラジルのAIRBNBホストの収益額は2,500万ドルを超える予想
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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