民泊サイト世界最大手のAirbnbは7月5日、ロシアの観光産業の発展に向けて連邦政府観光局(Rostourism)とパートナーシップを締結した。
Airbnbは、この新しいパートナーシップを締結することで、ゲストの旅行条件を改善し、宿泊施設の供給を増やし、今後数年にわたりロシアでホスピタリティ業界を発展させるための文化プロジェクトを実施する最前線に立つと意気込みをみせる。
この新たなパートナーシップについて、Airbnbの欧州・中東・アフリカのマネージングディレクターを務めるOlivier Gremillon氏は「ロシアは、豊かな歴史、文化、自然のおかげで、新たに人気の高い観光地になる可能性のある国です。我々は、この可能性の実現に向けたプロジェクトにおいて、Rostourismと協力することを光栄に思います。」と述べている。
ロシアは今後2年間でFIFA2017コンフェデレーションズカップやFIFA2018ワールドカップといった重要なスポーツイベントを控えており、Airbnbにとっても今回の提携から2年間はロシアにおいて民泊の普及を進めるうえで重要な時期となる。日本人にとって観光地としてはなじみの薄いロシアだが、Airbnbと連邦政府観光局の取り組みがロシアの観光産業に好影響を及ぼすか、今後の展開に期待したい。
【参照サイト】Airbnb partners with Rostourism to develop tourism in Russia
(Livhub ニュース編集部)
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