Airbnbは新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け4⽉9⽇、自宅でAirbnbの「体験」を楽しめるオンライン体験プログラムを提供することを発表した。
現在、世界各地で新型コロナウィルスの感染が拡大し、⾃分と周囲の⼈の健康と安全を守るため、世界中の多くの⼈が⾃宅に留まることを余儀なくされている。今後の見通しがつかず不安が募る中、現状を変えるための新たな取り組みとしてAirbnbは、オンラインでの体験プログラムを提供する。これによりゲストは、自宅にいながらバーチャル旅行体験と人と人とのつながりを感じられ、またホストは継続的な収⼊を得ることができる。
現在Airbnbでは、50件のオンライン体験を用意している。主なオンライン体験プログラムとして、「日本の僧侶と⼀緒に瞑想(⽇本、⼤阪)」「チェルノブイリに⽣きる⽝たちとのふれあい(ウクライナ、チェルノブイリ)」「モロッコ⼈家族によるクッキング教室(モロッコ、マラケシュ)」のほか、家族みんなで挑戦できる「マジックの秘密(英国、ロンドン)」、友人や同僚とのつながりや絆を深められるチームアクティビティ「全国大会審査員によるコーヒーマスター教室(メキシコ、シウダッド・デ・メヒコ)」、トライアスロン2⼤会連続⾦メダリストであるアリスター・ブラウンリーが提供する「バーチャルサイクリングツアー(英国、ヨークシャー)」など、世界30ヶ国以上のホストが登場し、ユニークなバーチャル体験を提供する。
そのほか、コミュニティから孤⽴しやすい⾼齢者の⽀援をするため、世界各地の⾼齢者を⽀援団体と連携し、高齢者が⾃宅で健康を守りながら新しいことに無償でチャレンジできる体験を企画する。
Airbnb体験部⾨責任者のキャサリン・パウエルは、「⼈と⼈のつながりこそが、私たちのビジネスの中⼼です。今、ホストが世界中のゲストとつながることができるのは、オンラインです」とコメントしている。
【参照サイト】Airbnbのオンライン体験
【関連ページ】Airbnb(エアビーアンドビー)
【関連ページ】Airbnbのホストになる!Airbnbに登録する方法


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