民泊仲介サイト世界最大手のAirbnbは3月10日、「釜石の魅力を紹介するローカルガイドブック」を公表した。
岩手県釜石市とAirbnbは2016年10月に、民泊の推進をはじめ、釜石市のさらなる観光振興を図るとする内容で国内初の覚書を締結し、12月には和歌山・三重の民泊ホストを招いて、農家民泊に関心がある釜石市民とのミートアップを開催した。現在は市民の中にAirbnbホストとしての活動準備を進めている方もいるという。
釜石市は2019年にラグビーワールドカップを開催する。これに向け、大規模イベント時の旅行者の来訪に対応する準備が進められている。
「釜石の魅力を紹介するローカルガイドブック」は、覚書に基づく観光促進支援活動の一貫として、釜石市を訪れるゲスト向けに作成された。
ガイドブックの主なコンテンツは、「釜石の豊かな自然スポット」、「心温まる現地の方との交流スポット」、「鉄とお祭りの歴史」、「懐かしさを感じるグルメスポット」、「おすすめ土産品」、「外国人訪問者からのメッセージ」となっている。
作成には「釜石高校」の高校生や釜石の活性化に取り組む「三陸ひとつなぎ自然学校」、官民一体の復興まちづくりを推進する「釜援隊」、釜石てっぱんマップ作成者の平松伸一郎氏が協力し、ローカルな魅力的に溢れた情報が盛り込まれている。ガイドブックは釜石市でのイベント利用や観光案内所等の施設で配布される。
Airbnbは引き続き釜石市の観光産業を促進していく見通しだ。
【参照リリース】釜石の魅力を紹介するローカルガイドブックをAirbnbが公開
【関連ページ】岩手県の民泊・旅館業簡易宿所に関する条例・法律・規制
(Livhubニュース編集部 平井 真理)
平井 真理
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