ふと日常を忙しなく過ごす中、考えることがある。
欲しい物がすぐ手に入り、それを買えるくらいのお金も稼いでいて、仕事もまずまず順調。大切な我が子もいて、古くからの友人とたまに飲んだり、年に1回は旅行へ出かけたり。
でも、何だか満たされない。
幸せなんだけど、心がフルで充足感を得ているかというと、そうではない。
本当に大切なものって、なんだろう?
移住してヒュッゲの森をオープン
「人生100年時代」という言葉がでてきたとき、その言葉を書店やメディアで目にしたとき、あなたはどう感じただろうか。
ライフシフト・ジャパンが2022年に10代~70代の男女5,000人を対象に行なった調査によると、「人生100年時代」に対してワクワクすると回答した人は38.8%。一方で、どんよりすると回答した人は61.2%にも及んだ(※1)。
そうした現況を見つつ、「これまでの当たり前に囚われず、自分にとって本当に大切なものに気付いて、よりワクワクする方向にキャリアシフトやライフシフトしていきたい人たちを応援したい」と考えたのがブランド作りを支援するイロドリブランディング及び代表の村本さん。
「新たな視点を得るために必要な対話を体験できる場所」になればという願いを込めて、2023年8月、山梨県北杜市に宿泊機能付きコワーキング&交流スペース「ヒュッゲの森 Hostel & Workspace」をオープンした。
村本さん自身も、ヒュッゲの森をつくろうときめたとき家族で北杜市に移住
施設名の“HYGEE”(ヒュッゲ)は、デンマーク語。デンマーク人がとても大切にしている、時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉だ。
ヒュッゲの森では、「対話」を大切にしている。家族との対話、友人との対話、動物との対話、森との対話、そして自分との対話。
ここには “自然に包まれた環境の中で、ほっとくつろげる” そんな空間が広がっている。
仕事と暮らしのどちらも大切にした空間
ヒュッゲの森では、仕事と暮らしのどちらも大切にしながら未来を切り拓く可能性を広げ、深める場になればという想いを込めて、「ワーク棟」と呼ばれる仕事をメインに扱う空間と、「ライフ棟」と呼ばれる宿泊室を含むプライベート空間に分かれている。ワ―ケーションを体験しながら、自分自身や同僚、仲間との深い「対話」が生まれ、新しい視点を得られる場所となっている。
宿泊できる部屋は、1人部屋、2人部屋(2タイプ)、ドミトリータイプ4人部屋の4タイプ。その時々の過ごしたいムードに合わせて部屋を選ぶことができる。宿泊者やコワーキング利用者、誰でも自由に利用できる共有リビングには、オープンキッチンとオープンテラスがあり、簡単な調理や食事をするだけでなく、ここではイベントを開催することも可能だ。キッチンに調理器具や調味料の用意もあり、地元の美味しい食材を買ってきて好きな料理を楽しめる。
ひとりでの宿泊、チームなど複数人での一棟貸し、コワーキング利用、定期的に開催されるイベントへの参加など、ワーケーションに囚われないフレキシブルな活用が可能。合宿、会議、写真・動画撮影スタジオ利用、映画鑑賞会など用途に合わせて、施設に相談することも可能だ。
つながり、対話し、気づいていく
ヒュッゲの森 Hostel & Workspaceで、ワ―ケーションやイベント参加などを体験しながら、出会う色々な人と対話をする。
森に包まれ、木々の音や香りを感じられる環境に身をゆだね、自然とつながり、自分と対話する。
あなたが本当に大切なものはなんだろう?そして、思い描く未来はどんなもの?
※1 PR Times/【調査レポート】「人生100年時代」にワクワクする人は38.8%、どんよりする人は61.2%。 貯蓄や健康対策よりも、自己探究や学びがワクワク感につながる。
【参照サイト】ヒュッゲの森 Hostel & Workspace
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明田川蘭
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