オンライン旅行予約最大手のエクスペディア傘下の民泊仲介サイト、HomeAway(ホームアウェイ)は4月30日、民泊ホスト向け手数料の改訂および各種機能のアップデートを公表した。
ホスト向け手数料については、これまでの検索結果における露出量に応じた5段階の価格設定を廃止し、オンライン予約が可能な物件の掲載料は年間一律349米ドルまで引き下げる(オンライン予約不可の物件は年間499米ドル)。また、予約に応じて手数料を支払うペイ・パー・ブッキング・オプションは引き続き継続され、手数料率は現在の10%から8%に引き下げられる。民泊ホストはいずれか好きな支払い体系を選択可能だ。
また、5段階の価格モデルの廃止に伴い、HomeAwayの検索結果は同社の独自のアルゴリズムを搭載した既存のベスト・マッチシステムに基づくものへと改善される。予約を増やしたいホストは、引き続きオンライン予約を可能な状態にしつつ、24時間以内の予約リクエスト対応やこまめなカレンダー更新、ゲストからの口コミ獲得などに取り組むことで、ゲストに対する物件の露出を高められるとのことだ。
これらの機能改善に加え、HomeAwayはホストに対してより多くのゲストを送客するべく、新たな民泊運用支援ツールを提供する。ホストが自身の物件のパフォーマンスを過去に渡ってこれまで以上に詳細に分析し、近隣エリアの類似物件との比較もできる新たなデータ分析ツールを用意する。さらに、新たにゲストを評価する機能を提供し、ゲストが他のホストから受けたレビューを可視化することでそのレビューに基づき予約リクエストを受けるかどうかの判断ができるようにする。
今回の機能改善の詳細については下記にまとめられているので、興味がある方はぜひ参考にして頂きたい。
【参考ページ】Building for the future
【参照リリース】HomeAway updates pricing model and focuses on search results
(Livhub ニュース編集部)


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